2024_A08: GISを用いた公園樹木維持管理支援システム


概要

公園の樹木は病気や害虫の早期発見、公園全体の美観維持、自然災害や突発的な事象による樹木被害の防止のため、一定期間毎に点検や診断が行われる。しかし、大規模な公園では樹木の数が多く樹木の位置や状態を把握するのは困難であると考える。

点検や診断にもいくつか種類があり、それら点検で使用される樹木台帳や診断表・点検シート等の樹木に関するデータは全て紙媒体で保存している自治体が多数である。情報の更新や集約的管理、検索に問題があると考え、位置情報、樹種、大きさ、樹木診断カルテ、管理履歴などを一括して管理するデータベースを構築し、また、点検者の持つカメラから樹木の位置を割り出し、樹木位置と樹木台帳等をリンクさせることで効率的に業務が行えるように支援するシステムを開発した。

想定クライアント

神奈川県相模原市環境経済局環境共生部公園課

目的

樹木管理の効率化と可視化を実現し、樹木の健康状態や異常を迅速に把握できるシステムを構築する

目標

公園内の全樹木に関する情報(種類、点検シート、管理履歴など)をデジタル化したDBの作成
DBに保存された情報を一元管理することのできるシステムの作成

メンバーと役割

越中こころ プロジェクトマネージャ

上田昴河 プログラマ

杉山智規 プログラマ

内藤蒼紫 プログラマ

大谷友香 デザイナ

大場愛佳音 デザイナ

システム概要図

マネジメント書類