概要
本プロジェクトは、介護現場の効率化と労働環境の改善を目指し、データ収集機器とWebアプリを活用した情報管理・共有システムを開発するもの。従来、情報の記録や共有に課題があり、特に担当介護士が変わる際に情報の正確な伝達が困難だった。システムでは、赤外線センサーやToFセンサーを用いて介護者の行動を自動的に記録し、作業負担を軽減。収集したデータはWebアプリで家族や他の介護士と効率的に共有できる。
背景
介護は共有する情報が多く、職員の記入する情報の精度に差があり、担当職員が定期的に変わるため、職員側で情報共有することが難しいことから共有作業が効率化しにくい。 また、家族と介護士、または介護士と介護士との情報共有の情報に差異があり、トラブルになった事例もある。高齢者が徘徊することによる介護者の負担が問題視されているため。
目的
データの自動収集と記録を導入することで、介護士の業務の効率化を図り、労働環境の改善をするとともに、収集・分析したデータを活用することで、サービス利用者ごとの行動パターンや健康状態を的確に把握し、個別対応が可能になる。これにより、介護の質を向上させ、介護スタッフの負担軽減と労働環境の向上が期待される。
目標
センサー導入前後の記録作業に費やす時間など週あたりの作業時間を20%削減する
情報共有作業を20%削減する
介護士が記録作業を煩わしいと感じている割合をセンサー導入前後で10%削減する
メンバー・役割
鎌田寛希:プロジェクトマネージャー・プログラマ
内藤祐希:プログラマ
髙瀬将来:プログラマ
小倉勇気:プログラマ
野田聖麗彩:デザイン
吉田夏帆:デザイン
企画内容
db設計
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