月別アーカイブ: 2017年11月

A06 ドローンを使用したアカペラの為の舞台演出支援装置開発プロジェクト

概要

プロジェクト概要:

ドローンを使用し、軌跡を自動で描かせることで手動で演出を行う手間を無くす。またアカペラ特有の歌声を認識させることで装飾LEDによる演出も自動化させ、アカペラライブの盛り上げに適した演出作成支援装置を開発する。

プロジェクトの目的:
小規模なライブでは作ることの難しい派手な演出を自動的に可能にする。それにより小さな団体でも簡単に扱うことが出来るようにする。

プロジェクト目標:
アカペラライブを行い、ドローンやプロジェクションマッピングを使用した舞台演出を行う。ドローンの自由度と機動力を生かした演出にプロジェクションマッピングのインパクトのある演出を加え、アカペラライブの盛り上げをサポートする。

プロジェクトメンバ 実施体制:

プロジェクト

マネージャ

大川駿
プログラマ Nguyen VinhPhat
曲澤悠
デザイナ 勝俣恵理
今井芙美
及川隼風

ドローンに取り付ける装飾イメージ⇒

ドローンの動作

タブレットのユーザーインターフェースから軌跡パターンとして好きな動作を自作し、移動させることが可能であり、その場で作ったものを即座に反映させることが出来る。幾つかの軌跡パターンをユーザーに作って頂き、組み合わせることでユーザーが求める演出を簡単に作り上げることが可能だと考えている。

装飾LED演出

LEDテープをドローンに装飾して飛行させ、装飾のデザインにあった色で演出を行う。今回のプロジェクトにおけるLEDライトの演出は「Raspberry Pi」を用いて制御を行なっており、手動での操作や決め打ちの演出だけでなく、ライトの変化をアカペラ特有のコーラスの音圧を取得して、光量を自動的に変化させるなどのインタラクティブな演出も可能になっている。

開発環境

Androidstudio、Java、JavaScript、Node.js、VVVV、Python、DJISDK

使用機器

Raspberry Pi3、Phantom3 STANDARD、LEDテープ、音響機器

 

A17 児童向け伝統工芸品制作の学習コンテンツ開発プロジェクト

概要

後継者不足のため継承が難しくなっている箱根町の伝統工芸品を児童に知ってもらうため、箱根寄木細工の伝統を受け止めそれを継承・発展させるための教育を充実させるものである。
実地体験に行く前の事前学習の際にICTとして活用するもの、また実地体験に行けない場合に調べ学習と並行して活用するもので、児童自身が手を動かすことでより関心を高め伝統文化の良さを理解してもらうきっかけにするコンテンツである。

目的

箱根寄木細工の伝統を受け止め、それを継承・発展させるための教育を充実させる。

目標

箱根寄木細工の伝統に触れさせる機会を作り、その良さである自然から作られた色で作られる様々な模様、その模様に込められた思いを理解できるコンテンツにする。

メンバー

齋藤のん
石原理帆
笹原優太郎
下山亜沙人
高野俊太郎
西尾俊也

開発環境

開発ソフト
・Unity
音楽ソフト
・Cubace
モデリングソフト
・3dsMax
・metasequoia
画像制作
・Adobe Illustrator

A03 子育てに興味関心を持ってもらうための母親と乳児の目線で行う育児シミュレーション開発プロジェクト

 

概要

HTCViveを利用し、赤ちゃんの人形にコントローラーを巻き付けることで現実とVR上の仮想現実との動きをリンクさせる。Unityで両親と赤ちゃんの3人家族が実際に生活していると仮定した部屋を作成し、その中で育児体験や危険予測を行う。育児体験では、親(母親)の視点になり、乳児のご飯(ミルク、授乳)やお風呂など、基本的な育児を項目ごとに分類し体験する。危険予測では、乳児視点になり部屋の中を移動することができ、危険な場所に近づくとポップアップによる警告と危険な理由が表示される。

 

プロジェクトメンバー

・吉川 宏樹  プロジェクトマネージャ

・平野 一磨  デザイナ(リーダ)

・藤崎 圭佑  デザイナ

・柳谷 颯   デザイナ

・中山 直樹  プログラマ(リーダ)

・丸山 純平  プログラマ

 

プロジェクトの背景

出生率が1947年に比べ2014年には半分近くまで減少している。
6歳未満児をもつ夫婦の家事育児時間では、女性に比べ男性の時間が半分な上、日本の男性は全体でも群を抜いて短い。
平成22年から26年の年代別死亡事故発生比率で2030件のうち、25%を0歳児が占めている。
また、0歳児の家庭内事故による死亡事故は70%を超えておりその理由として転倒、転落、溺死、窒息などがあげられる。

 

 

プロジェクトの目的

子供を作るのに抵抗がある人が増え、日本の出生率が下がっている。その人たちを対象に育児への興味関心を持ってもらい、赤ちゃんがいる生活を体験することで子育てのイメージを持ってもらう。

また、乳児の死亡事故などが近年多発しているので何が危険につながるのかを理解し、少しでも生活に危険が潜んでいることを理解してもらう。

 

 

プロジェクトの目標

親の視点と赤ちゃんの視点で育児の基礎をVRと人形を連動させる形で疑似体験してもらう。(実際にVRで行うのは自宅内のみのものとする。)

項目として

・1日育児体験(親目線から育児の1日を体験してもらう)

・育児項目ごとの体験(食事、おむつ替え、風呂、寝かしつけを自分で選択して体験できる)

・赤ちゃん目線の危険予測(赤ちゃん視点から部屋を散策しどんなものが危険なのかを理解してもらう)

→危険予測のリプレイ機能(赤ちゃん目線の危険予測で行った動きを第3者視点から確認する)

 

モデル画像