概要
想定クライアント:教育委員会
エンドユーザー:学校カウンセラー、生徒・学生
プロジェクトの背景として、学校カウンセラーは多くの学校で非常勤・週1回など勤務時間が短く、継続的な支援や全校的な予防活動まで手が回りにくいことが多い。また、在室時間が限られ、予約枠がすぐ埋まるため「相談したいときに相談できない」というアクセスの悪さが指摘されている。子どもや保護者が「行きづらい」「他の目が気になる」「どこまで秘密が守られるのか不安」といった心理的ハードルを感じやすく、必要な人に十分届いていない面も存在している。
本プロジェクトでは、生徒や学生に一言日記や気分ログ、BIG5性格診断(*)をしてもらい、それをもとにAIがアドバイスすることによって、継続的な支援の実現を図る。AIは人の目を気にすることなく利用でき、かつ24時間365日対応可能なため、上記の問題の解決につながる。
(*)教員註:「BIG5性格診断」という名称は独自のものであり,科学的に実証された性格診断ではありません.本プロジェクトを科学的に正当なもの,あるいは研究成果として引用することが無いよう,ご注意ください.
プロジェクトの目的
学校で増え続ける心理的な課題に対して学校カウンセラーの業務負担を軽減しつつ、生徒や学生へより良い支援を提供する。AIを活用した心理支援サポートシステムを開発し、カウンセラーが抱える仕事をサポートする。
本システムでは、性格診断や日々の気分記録を通して、生徒・学生が自分の状態を理解しやすく、AIによる助言で気持ちを整えながらセルフケアを通して安心して学校カウンセラーへ相談につなげられるよう支援することである。
プロジェクトの到達目標
BIG5性格診断(*)の結果と一言日記に基づいた学生向けのアドバイスをAIが提供する機能の開発
ユーザーの情報をレポート化する機能の作成
ユーザーがセルフケアに取り組めるようなシステムの開発
(*)教員註:「BIG5性格診断」という名称は独自のものであり,科学的に実証された性格診断ではありません.本プロジェクトを科学的に正当なもの,あるいは研究成果として引用することが無いよう,ご注意ください.
メンバーと役割
廣田響:プロジェクトマネージャー
佐藤成耶:プログラマー
鈴木瑠夏:プログラマー
LIEW ZHI SHENG:プログラマー
二宮瑞樹:デザイナー
山村珂乃:デザイナー
システム構成図

画面遷移図
