2025_B19: 動物病院向けペットの健康管理システム開発プロジェクト


概要

近年、犬猫の飼育数増加とともにペットの高齢化、慢性疾患を抱えるペットが増加しており、定期的な健康管理の重要性が増している反面、獣医師や動物病院の混雑などの影響で適切な治療の提供が難しくなっている。また、飼い主がペットの些細な健康変化を記録していないケースが多く、これは獣医師への情報共有不足により問診の効率や診断精度を低下させるリスクがある。
 本プロジェクトでは、「平塚動物総合医療センター」を想定クライアントとし、上記の課題解決のため、「ペットの健康管理システム」の設計・開発を行う。
 具体的な機能は3つあり、まず1つ目は、健康管理の可視化機能である。飼い主が入力した体重・食事・行動などの日々の記録を自動でグラフ化し、健康状態を視覚的に管理可能にする。また、獣医師への情報共有が可能になるため問診の効率・診断の精度の向上につながる。2つ目は、AI画像認識機能である。ペットの皮膚などの画像をAIが分析し、健康状態を予測、受診の必要性を判定し飼い主にアドバイスを行う機能である。3つ目は診療予約機能で、システム上から来院予約を可能にすることで、電話対応の削減とスムーズな受診可能にする。

プロジェクトの目的

・獣医師を含む動物病院の業務負担軽減、利益向上
・飼い主のペットの健康状態をより明確に把握すること

プロジェクトの到達目標

・画像認識の精度を80%以上になる事を目指す

メンバーと役割

小関涼介 プロジェクトマネージャ
安藤清佑 プログラマー・プレゼン担当
伊藤勇亮 企画内容考案・プログラマー 
三浦杏介 プログラマー・webデザイナー
江口友弥 プログラマー
矢崎堅信 プログラマー

企画書

システム概要図

システム機能一覧

画面遷移図