※自治体名は想定としての対象です.実際の依頼に基づくプロジェクトではありません
概要
道路パトロールカーにカメラを搭載し、
走行中の車内から路上や歩道上の放置自転車を自動検出・記録するシステム
背景
- 横浜市は全国で 4番目、
- 首都圏では 最多 の不法駐輪件数を抱える。
- 放置自転車の管理業務にかかる委託費は
年間2億8千万円 に上る。
- 現状の人手による巡回・通報対応では
- 効率が悪く、負担が大きい。
目的
横浜市における放置禁止区域外の放置自転車の発見業務を自動化し、業務効率を向上させる
背景・狙い
- 現状は市民からの通報や目視に頼っており、放置自転車の発見には手間と時間がかかる。
- パトロールカー巡回による自動検知により、土木事務所の負担を軽減する。
- 放置禁止区域外の自転車も迅速に発見できる体制を整える
目標
- 画像認識における自転車の認識精度を 85% 以上とする。
- 放置自転車判定ルールを実装する。
- 条件:同一場所で 7日以上の間隔 を空けて自転車が 2回検出 された場合、放置自転車とみなす
クライアント
横浜市道路局道路政策推進課
機能一覧
- 映像転送機能
- 手動転送
- 録画データを任意選択しサーバへ送信する
- 手動転送
- 表示機能
- GIS表示
- 外部地図サービス(国土地理院やOpenStreetMapを想定)に検出情報を重ね合わせる
- 自転車一覧
- 放置自転車の位置(座標)・時刻・特徴等を表示する
- GIS表示
- 管理機能
- 編集
- 検出した自転車の情報を編集可能とする
- 削除
- 対応済などにより管理不要となったものを任意に削除可能とする
- 編集
開発環境
Python
フレームワーク・ライブラリ
YOLO 画像認識モデル
OpenCV 汎用画像処理ライブラリ
scikit-learn 機械学習ライブラリ
ffmpeg 画像処理ソフトウェア
FastAPI Webサーバー
Leaflet GIS機能
OpenStreetMap GIS機能
画面遷移図


メンバー
守屋・・プロジェクトマネージャー
松原・・プログラマー
高原・・プログラマー
瀧田・・プログラマー
小澤・・プログラマー
壽山・・デザイナー