概要
本プロジェクトでは、想定クライアントとして基幹型地域包括支援センター(自治体)を設定し、認知症初期集中支援におけるアセスメント情報を一元的に管理し、過去の支援事例を活用して支援方針の検討を行うためのWebベース業務管理システムを開発する。
背景として、地域包括支援センターでは、訪問記録表・DASC-21・DBD-13など複数のアセスメントシートがExcelファイルとして個別に管理されており、情報が分散してしまうことで担当者間の共有の難しさ、更新履歴管理の煩雑さ、支援経過の把握のしにくさといった課題が生じている。また、支援方針の検討においても、過去の類似事例の参照が体系化されておらず、担当者の経験に依存している点が課題とされている。
本プロジェクトでは、これらの課題を踏まえ、学生チームが対象者情報の記録・閲覧、アセスメント結果の入力、過去事例の検索(テキストマイニングによる類似ケース抽出)などの機能を備えたシステムを設計・実装する。これにより、認知症初期集中支援に携わる職員が業務を効率的に進められるよう、業務のデジタル化・標準化を実現する仕組みを開発することを目的とする。
プロジェクトの目的
関係職員がWeb上で対象者の情報や支援履歴を記録・共有できる環境の整備および、
効率的な支援方針の立案を援助するシステムの構築をする。
プロジェクトの到達目標
・類似事例検索の妥当性
評価用ケース10〜20件を類似事例検索したときに、
すべてのケースで類似度80%以上の事例を提示させる。
メンバーと役割
梅澤暖:プロジェクトマネージャー
砂原虎太朗:プロジェクトサブマネージャー
石山広翔:プログラマー
伊藤慧:プログラマー
高梨元路:プログラマー
岩佐圭悟:デザイナー
画面遷移図

動作画面イメージ







