概要
食材の廃棄を減らすために消費期限、賞味期限を管理するWebアプリケーションである。音声認識によって食材を登録し食材の管理を行う。また、登録され期限が近くなった食材からおすすめのレシピを提供し、冷蔵庫の食材を有効活用する助けとなる。結果として、ユーザが消費期限の迫った食材を積極的に消費することで食品ロスの原因となる家庭から発生する食品廃棄量の削減を目指す。
背景
消費者庁をはじめ関係5省庁が連携して事業者と家庭、双方における食品ロスの削減を目指し、国民運動「NO-FOODLOSS」プロジェクトを展開している。国の取組のひとつとして食品ロスを減らすための工夫を紹介している。
日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の3割にあたる約2,800万トン。このうち、売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は約632万トンとされている。これは、日本人1人当たりに換算すると、”お茶碗約1杯分(約136g)の食べ物”が毎日捨てられている計算となる。平成27年の調査では食品廃棄量は2,842万トン、食品ロスは646万トンと推計されている。
目的
食品ロスの原因となる家庭から発生する食品廃棄量の削減。
家庭からの食品ロスには過剰除去、食べ残し、直接廃棄の3種類があるが今回は直接廃棄に重点を置く。
食品の下準備方法を提示し過剰除去による廃棄の削減も考慮する。
目標
・冷蔵庫の食材を管理するWebアプリケーション開発
・音声対話による料理レシピの紹介
・登録されている食材を積極的に利用するレシピを提示する
メンバ
・宮内明乃
・大津静香
・埴田紫穂
・八木友理子
・山口麻衣
・柚原涼香