概要
本プロジェクトでは、想定クライアントとして神奈川中央交通を対象に、バス停留所での乗降時における安全確認支援を画像認識技術によって行う。
報告書によると、乗客の移動やドアの挟み込みなどが原因の車内人身事故が増加していることが明らかになっている。一方で、現在は運転手による目視判断に大きく依存しており、確認漏れが生じる可能性が指摘されている。そこで本プロジェクトでは、カメラ映像を用いて車内の乗客の動きやドア付近の状況を画像認識技術を使用し、安全の状態を判定するシステムを構築する。「乗客が移動中」「ドア付近に大型荷物がある」などといった場合に運転手付近の端末で”STOP”と表示する。それらの動きがなくなり、システムが安全であると判断した場合に”GO”と表示し、バスを発進させる。
このようなシステムにより、乗降時の安全確認支援を行う。
プロジェクトの目的
カメラと画像認識によって乗降時の車内状況を把握し、安全確認支援と、そのデータの収集・表示を行う
プロジェクトの目標
・停留所停止時の車内において、移動している乗客の検知率を90%以上とする
・乗降口付近に存在する乗客の検知率を100%とする
・乗降口付近の大型荷物の検知率を90%以上とする
メンバーと役割
伴田洸太郎:プロジェクトマネージャー
木村心優:プログラマー
野島拓斗:プログラマー
浜崎京二:プログラマー
針谷夏生:デザイナー
渡部蒼太:デザイナー
システム構成図

画面遷移図
