2025_A13: 画像認識技術を使用した不法投棄監視システム開発プロジェクト


概要

川崎市が認めているバーベキュー場にカメラを設置、さらにバーベキュー場周辺でよく不法投棄されている場所にもカメラを設置してバーベキュー利用者が不法投棄しているか監視。不法投棄の可能性があると認識された場合にユーザー(川崎市環境局職員)へと通知する。

さらに、不法投棄に限らず、ものを放置している現場を目撃した場合にはリアルタイムで「忘れ物を検知しました」という文のアラートを鳴らす。

目的

川崎市環境局が行っている監視カメラを用いた不法投棄の監視をすべて自動化し、不法投棄を早期発見、報告をする。

目標

90%以上の確率で不法投棄をリアルタイムで検知する。

想定するクライアント

川崎市環境局

背景

川崎市多摩区・登戸の多摩川河川敷ではバーベキュー利用者が残した大量のゴミが山積みになって放置されている。2010年代以降に対岸の東京都側で河川敷バーベキューが禁止された影響で、規制が緩い川崎側に利用者が集まり、1日に数トン規模のレジャーゴミが発生することがある。

他にも、人工島・東扇島では深夜に業者が廃棄物を不法投棄する。

画面遷移図

業務フロー図

開発環境

  • Yolov8
  • Ultralytics
  • OpenCV
  • PyTorch
  • Python
  • HTML
  • CSS
  • MySQL

メンバー

  • 茨木 良(プロジェクトマネージャー)
  • 千葉 優介(プログラマー)
  • 山田 梛月(デザイナー)
  • 石井 翼(プログラマー)
  • 岩元 宗将(プログラマー)
  • 三浦 一真(デザイナー)