月別アーカイブ: 2022年11月

A11: 保育士のための業務管理効率化システム開発プロジェクト

概要

現在、保育業界は深刻な人手不足に直面し、保育現場での職員の主な悩みは「責任の重さ・事故への不安」「給与」「勤務時間」が挙げられている。また、厚生労働省では記録・書類業務の見直し・工夫の取り組みが推進されている。

本プロジェクトは、以上の問題や課題を解決するためのシステム開発プロジェクトである。  


目的

・職員の監督、事務、連絡業務の軽減

・職員と保護者の接触機会や時間の減少

・園児の事故防止  


目標

・職員の連絡業務を30%短縮

・連絡帳の記入時間を30%短縮

・接触時間を50%短縮


規格の内容

   

園児の登園降園時間の記録

・園児の名札につけたタグによって、登園降園時間を自動で記録する

施設内での園児の観察

・園児が部屋を勝手に出ようとする、または事故が起こりやすい場所にいるなど危険な場合は職員の持つ端末で警告する

保護者と職員の連絡の補助

・施設内での出来事を自動で入力し、保護者へ送信する

・業務連絡を一斉送信する

・個別の連絡ページにて個人のやり取りを行う

     



メンバー(役割)

・C0P31089 三木彩由佳(プロジェクトマネージャー)

・C0P31018 荻野七虹(デザイナー)

・C0P31042 佐々木翔也(プログラマ)

・C0P31063 冨樫蓮(プログラマ)

・C0P31072 春原健太(プログラマ)

・C0P31079 福島蘭奈(プログラマ)


A12: 距離測定を用いたデジタル教科書使用時の健康問題防止アプリケーション開発プロジェクト

概要

近年GIGAスクール構想によって一人一台の端末整備が急速に進み、デジタル教科書の立ち位置は紙の教科書をサポートするものから、主要な学習コンテンツへと変わりつつある。そんな中、ICT機器使用による健康面への影響等を懸念しているという声が多くあります。そのため本企画では距離測定を用いて距離を測ることで主に目への影響を防止するためのシステムを開発した。

目的

デジタル教科書を使用する小学生の健康問題を防止する。

目標

画面との適切な距離を身に着けさせる。

適度な休憩をして目を休めることを習慣化できるようにする。。

生徒が意識的に距離を保てるようにする。

成果物について

本システムでは、小学生が授業中に使用する端末に内蔵されたカメラを用いて顔を認識することで距離測定を行う。主な機能として、カメラによる距離測定機能、現在の距離を表示するオーバーレイ機能、それらを記録として残すフィードバック機能。これらを用い使用者が使用中、あるいは使用後に端末画面との距離を認識することができる。

メンバー:役割

好村空:PM

江良寿:デザイナー

深澤爽:デザイナー

井上岳流:プログラマー

三富玲旺:プログラマー

中戸川優真:プログラマー

A13: 保護動物の里親及び里親希望者への面談業務軽量化アプリケーション開発プロジェクト

概要

動物愛護センターは「動物を殺処分する施設」ではなく「動物を生かすための施設」を目指している。しかし、動物愛護センターの従業員たちは保護した動物の世話だけでなく里親希望の方々からの問い合わせや面談等、多くの業務に追われている。

動物愛護センターで動物の引き取りを検討している里親希望者に対し、保護施設は講習や里親希望者との面談や相談への対応を行う。その各段階で私たちが提供するアプリケーションを使っていただき、里親希望者が面談前に相談をできるようにする。チャットボットを利用することで面談の相談数を減らし業務の軽量化を図る。

プロジェクトの目的・目標

・神奈川県動物愛護センターによる里親希望者への面談業務をチャットボットを導入することで、軽量化する。

・クライアントに寄せられる相談の72%以上をチャットボットで 解決する。

資料

メンバー

  • 藤澤 陽斗:プロジェクトマネージャー
  • 星  日向:マネージャー補佐、プログラマ
  • 吉野 昴 :デザイナー
  • 花形 瑛人:デザイナー
  • 久保 研 :デザイナー、プログラマ
  • 相川 敬音:プログラマ
  • 高田 翔 :プログラマ

A14: 物体検出による駐輪場管理支援システム開発プロジェクト

概要

管理人が常駐していない駐輪場の管理の支援とデータの可視化を行うシステム開発プロジェクトです。設定されている駐輪時間を超えたものを違法駐輪とし、検知した違法自転車は管理者に分かりやすく表示させます。また、エリアごとに分けられているため、確認したいエリアを選択するとそのエリアの自転車情報を一覧で確認することが可能となります。可視化するデータは駐輪場の混雑度、混雑する時間帯、利用時間の平均時間、放置自転車の推移などを表示します。


目的

駐輪場の管理・調査業務を支援する。

目標

放置自転車の確認業務をスムーズに行う、駐輪場の混雑度から飽和度をグラフで可視化。

駐輪場の混雑する時間帯をグラフで可視化、利用時間の平均時間を計測これらの機能を利用できるようにする。


成果物の概要

本システムはYOLOv5を使用したシステムです。駐輪場に設置したカメラで自転車の検地を行い、検出した自転車にIDを振り分けトラッキングしデータベースに保存する。違法と判定する時間の設定は各駐輪場で新規登録の際に設定することができます。また、駐輪場の分析データから時間別の混雑状況、台数分布、平均駐輪時間を表示します。

メインサーバーのダッシュボード
管理者サーバーのダッシュボード

一定期間保存されたデータベースから、定期実行処理で混雑度や利用数の推移などを生成しグラフ化している。


ラベル付け機能

ラベル付けを行うことでエリアでの選択ができるようにする。


インフラ構成図

文教大学駐輪場内の検知の様子
他駐輪場での検知の様子

画面遷移図

メインサーバーの遷移図
管理者サーバーの遷移図

メンバー

桐生優和 PM

鈴木大翔 プログラマー

中川瞳  デザイナー

西海大愛 プログラマー

坂内蓮  プログラマー

福嶋穂倖 デザイナー

A15: 関連付け方略に基づく教育支援を目的とした英単語暗記ローグライクRPG開発プロジェクト

プロジェクト概要

 学習塾において、教育支援を目的としたローグライクRPGを開発するプロジェクトです。2021年4月から新学習指導要領により中学校で扱う英単語の量が大幅に増加しました。国際化が進む現代では英語学習の大切さは日に日に増しています。しかし、英語に対して苦手意識を持っている中学生は国語や数学に対し苦手意識を持っている中学生よりも多いことが「令和3年度全国学力・学習状況調査・生徒質問紙」によりわかっています。私達は膨大な数の単語を暗記しなければならないことが英語に対して苦手意識を持ってしまうことの一因であると考えました。そこで、仮想クライアントとして株式会社リタリコ様を設定し、課題の解決を図ります。


目的

 勉強が苦手な生徒の学習意欲・成績の向上、苦手意識の払拭を目指し、クライアント側、つまり教員側のフィードバック業務の補助を目的とします。


目標

 ・「英語を勉強するのは楽しい」「これからもこの教材で勉強したい」「操作は

  難しかったか」の3つの項目を1~5の評価項目でアンケートを取り高評価を

  目指す

 ・学習記録を適切に記録する

 ・学習記録が本システムを導入前と後で上向きの変化が確認できる


成果物の概要

 ・ローグライクRPGの形式

 ・問題回答をバトル形式で行う

 ・問題はジャンル分けされており敵イラストとの対応付けされている

 ・学習履歴の記録、閲覧が可能

 ・記録された学習履歴を元にクライアント側が指導を行う


新規性

 ・ローグライクRPG型の英語学習教材である点

 ・関連付け方略に基づく独自イラスト

 ・学習履歴確認機能の充実


企画書

広報用動画(約30秒)

音声が流れます


ステークホルダー

 クライアント:株式会社リタリコ

 エンドユーザ:学習塾に在籍している中学生


システム構成図


画面遷移図

 


開発環境

 開発環境を記述

・Unity

・NCMB

・HTML

・CSS

・JavaScript


メンバー

プロジェクトマネージャー:府川 智大

プログラマー:八木 聖太, 大工原 和紀, 田中 俊志

デザイナー:宇野 晴希, 田部井 隆丞

A16: 画像解析を用いた遺失物管理システム開発プロジェクト

概要

中小企業等協同組合法により協同組合は、組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上又は組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供に関する事業を行うことができる。

遺失物の取り扱いには遺失物法が適用され警察署長への提出が義務づけられている。違反した場合には罰則が課せられる。

協同組合員が警察及び遺失者とトラブルになる事は、遺失物管理の統一化を行う事で未然に防ぐことができる。また、従来の遺失物管理では業務工程が多く負担になりかねない為、ICT化により業務の負担軽減が期待できる。

目的

システム導入による遺失物管理業務の負担軽減

目標

遺失物管理の際に作成する書類を自動出力し、何度も同じ情報を入力する手間を1度に抑える。

また、チャットボット導入により各店舗と遺失者との間で発生する遺失物の問い合わせの業務を3項目減らす。

システム構成図

成果物の説明

遺失物の画像解析を行い、物品の種類や色を取得する。警察等への提出書類や遺失者向けに表示するデータベースを自動で作成することができる。

また、ユーザーからの問い合わせを円滑に行うために、ラインのチャットボットを導入している。

メンバー

吉野 拓海  PM プログラマー

坂間 寿輝  デザイナー

美甘 直希  プログラマー

中村 蒼紫  プログラマー