A19 幼児のための書いて覚えるひらがな練習アプリケーション開発プロジェクト


概要

パズルゲームで楽しくひらがな練習ができるアンドロイドアプリケーション。対象年齢は3歳から5歳としている。パズル形式で書く練習をし、幼児教育に必要な文字を書く力を身に付けさせる。その際に文字認識の機能を活用することで、書き順を含めきちんと書けたかの正誤判定を行う。また、文字が読めない幼児でも楽しめるように音声認識の機能を活用して、実際に声に出した言葉をテキストとして表示させることにより文字と音声を一致させる。

背景

近年、子どもにスマートフォンを使わせている親が増えてきている。主に知育や学習のために使用させている親が多く、学習効果が期待できるアプリケーションを使わせたいと考えている親が約半数以上いる。

また、文部科学省の幼稚園教育指導要領第2章より、「日常生活の中で,文字などで伝える楽しさを味わう」「幼児が日常生活の中で,文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい,文字に対する興味や関心をもつようにすること」と記されている事から、伝える手段として「文字を書く」という事に着目した。

そこで、文字の基本であるひらがなを楽しく学べるアプリケーションを制作することとした。

目的

子どもに書く力を身に付けさせること。

目標

  • 1か月間10人以上にアプリケーションを使用してもらい、全体の人数の6割以上が初回時よりも正答率を上げること。
  • 親を対象に「このアプリケーションを使って効果があったか?」のアンケートを行い、良い評価を6割以上獲得する。

メンバー

プロジェクトマネージャー 丸山 咲穂
データベース       西山由布子
プログラマー       中村 友美
プログラマー       村上かおり
デザイナー        清水亜希子
デザイナー        鈴木 愛理

ゲーム内容

    • パズル画面のマス(5×5)の中からお題に沿った単語を探してもらい、マスをタップすることで出てくるひらがなを書いてもらう。

パズル画面

書く画面

 

    • すべてのお題のひらがなを書き終わると、パズル画面で書いた文字をおさらいできるおさらい画面に自動的に移動する。

パズルが完成したとき

 

    • おさらい画面では、お題の絵をタップして単語の空いている部分のひらがなを書いてもらう。ここでは「○」「△」「×」でひらがなの正誤判定を行う。

おさらい画面

書く画面

正誤判定

※画面は開発中のものです。