概要
本プロジェクトは中学校における熱中症予防を目的としたスマートウォッチ利用のシステムを開発しました。学校の現場において、夏季の体育や運動中に発生する熱中症リスクの予防・軽減を実現するため、特にリアルタイムでの環境・身体情報の収集と、それに基づいたリスク判断を行います。
背景
このプロジェクトは、東京都教育委員会をクライアントとし、中学校の体育授業や運動活動中の熱中症発生を軽減することを目指しています。東京都は全国でも大阪に次いで熱中症による緊急搬送件数が多い。また、人口の多さや短期間での気温の急変も、熱中症リスクを高める要因となっています。
東京都教育委員会では、熱中症予防に関するガイドラインを発行し、生徒自身が自己管理を行い、教師が観察や聞き取りを通じて状態を確認することでリスクに対処しています。しかし、こうした方法だけでは限界があり、令和6年度学校現場で多くの生徒が緊急搬送され令和6年4/29~7/7の間に全国の教育現場では1108人(東京都では76名)の緊急搬送が出るという事態が発生しています。教育現場での熱中症事故が依然として多く発生していることから、より効率的で精密な対策が求められています。
目的
・生徒の身体情報・活動情報、環境情報を測定し学校現場での熱中症発生を減らす。
・生徒自身が自分の状況を把握し、生徒自身で熱中症の対策を行えるようにする。
目標
・熱中症リスク判断アルゴリズムを用いて熱中症のリスクを正確に特定する。
メンバー
・笠間翔羽:プロジェクトマネージャー
・吉井 祥:プログラマ
・榊原稜太:プログラマ
・荒川勇翔:プログラマ
・手島晴彦:デザイナー
システム構成図
各書類
開発言語
・サーバー Apache(XAMPP)
・データベース MySQL(XAMPP)
・開発言語 Javascript PHP
・開発環境 Visual Studio Code
・スマートウォッチ Wear OS by Google
・開発言語 Java
・開発環境 android studio
se
成果物
スマートウォッチ
教師向けタブレット画面