2024_B07: 中小規模洋菓子飲食店へ向けた 販売促進システム開発プロジェクト


概要

現在、洋菓子店は原材料費の高騰や競争激化といった課題に直面しています。砂糖、チョコレート、生クリームなど、主要な原材料の価格上昇は利益率を圧迫し、経営状況の悪化を招いています。特に中小規模の洋菓子店は、大手チェーンとの価格競争や集客力の違いにより、存続が危ぶまれるケースも増えています。
このような状況下で洋菓子店が生き残るためには、限られたリソースで最大限の成果を上げる効率的な販売促進手法が求められています。POPは店内で商品をアピールし、購買意欲を高める重要なツールですが、従来の手書きPOPは作成に時間と労力がかかり、忙しい現場では十分に活用しきれないこともあります。

私たちのプロジェクトでは、洋菓子店の販売促進活動を効率化するためのAIによるPOP作成システムを考案しました。このシステムでは、ユーザーが商品の名称や価格、PRに使うための文章をWeb上で登録すると、AIが自動でデザインしたPOPを作成します。これにより、手書きPOPの作成にかかる手間を省き、迅速かつ簡単に商品をアピールできる仕組みを提供します。

プロジェクトの目的

従業員がPOP作成に費やしていた時間を削減させ、商品開発や接客といった他の業務に注力できるようにする。

プロジェクトの到達目標

1.1つのPOP作成にかかる時間を5分以内まで縮める。
2.作成した店内POPを最大20個同時で管理する。

メンバーと役割

岩元宗将:プロジェクトマネージャー、デザイン
茨木良:プログラム
海野響輝:プログラム
杉山凛太朗:デザイン
千葉優介:プログラム、デザイン
山田梛月:プログラム、デザイン

システム概要