A09 博物館向けMRアプリケーション開発プロジェクト


概要

福井県立恐竜博物館をクライアントとして複合現実感アプリケーションを開発するプロジェクトです。複合現実感を使用して来場者の知的好奇心を掻き立たせることが目的です。また、スマートフォンアプリケーションとして作成するため誰でも気軽に複合現実感を体験できます。そして、MRは普段現実世界ではないことから、違った視点から物事をとらえることができ、言語で表現しにくいような事象でも表現が可能であるため効率的に学習を行うことができる。
本プロジェクトではだんグラを使用します。s

企画背景

近年スマートフォンの普及が高まっています。そのような世の中でスマートフォンアプリケーションがとても身近になりつつあります。このような理由から、学習意欲を向上させるためにとてもいいツールであると考え、本プロジェクトのコンテンツを考えました。

ステークホルダー一覧

 クライアント:福井県立恐竜博物館

 エンドユーザー:福井県立恐竜博物館来場者

メンバー:

  • PM・UIデザイン・プログラマ:荒武宏季
  • UIデザイン・プログラマ:星春輝
  • プログラマ:若松光輝
  • 3Dデザイナー:三木颯人
  • 3Dデザイナー:堀江輝
  • 3Dデザイナー:川本悠稀

開発環境

  • Unity 2020.1.0f1
  • Mixed Reality Tool Kit v2
  • AR foundation
  • Azure Spatial Anchors
  • blender
  • C#

だんグラについて

上記の写真はだんグラの構造写真です。

実装恐竜について

  • ティラノサウルス
  • トリケラトプス
  • パキケファロサウルス
  • アンキロサウルス
  • イグアノドン
  • アクロカントサウルス
  • ユタラプトル
  • パラサウロロフス
  • アケロウサウルス
  • サウロルニトレステス

上記の10種類が実装恐竜です。実装する恐竜はメジャーな恐竜が多い白亜紀後期の恐竜で構成しました。

プロジェクトの新規性

本プロジェクトの新規性は、共同学習にあります。共同学習は、Azure Spatial Anchors で実現します。博物館内で本MRアプリケーションを通して皆で同じ場所にある同じ3Dオブジェクトを見ることによって、周りの人たちと共感をすることができると考えました。また、博物館学芸員による解説を、アニメーションのシナリオに乗せて行ってもらい、質問などがあればその場で答えるという事が出来ます。

アプリの動作画像