【相談室】相談室だより「休み方のコツ」

いよいよ来週から秋学期が始まりますね。夏休みのあいだ、十分に休めたでしょうか?

実は、ひとによって、適切な休み方には違いがあります。今の状態をよく見極め、自分に合った休み方を見つけて、秋学期をほどよく生き抜いてくださいね。

相談室でも休み方のコツをご相談いただけますので、お気軽にご相談ください。

相談室だよりVol.52

【相談室】9月3日(火)は閉室します

都合により、相談室は9月3日(火)は閉室させて頂きます。

そのため、当日いただいたお問い合わせについては翌日以降に返信いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

エナジードリンクとカフェイン

今年の夏も猛暑が続いています。
暑い日が続くと身体がだるくなり疲れが取れなくなりますね。
そんな時にふと自動販売機のエナジードリンクが目に入りました・・・

ちょっと待ってください!

今回はエナジードリンクに入っているカフェインの取り方について考えてみたいと思います。

 

★カフェインとは(内閣府・食品安全委員会より)

カフェインはコーヒー豆や茶葉、カカオ豆等に含まれる天然の食品成分の1つです。

【カフェインを多く含む主な食品と100ml当たりのカフェイン含有量】

食品名 カフェイン
コーヒー 60mg
紅茶 30mg
せん茶 ウーロン茶 20mg
カフェインを多く添加した清涼飲料水(エナジードリンク)

(製品によって、カフェイン濃度、内容量が異なる)

32~300mg

(製品1本当たりでは36~150mg)

※日本では食品に含まれるカフェインに関しての規定はありません。しかし、厚生労働省等の公的機関が多く引用している、カナダ保健省による「悪影響のない最大摂取量」では「健康な成人は1日に400mg」と規定されています。

 

★ヒトに対する影響(内閣府・食品安全委員会より)

カフェインには適量摂取することにより頭が冴え眠気を覚ます効果があります。
他方、過剰に摂取した場合、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等をもたらすこともあります。
また、米国疾病管理予防センターは、カフェインとアルコールを同時に摂取した場合、カフェインがアルコールによる機能低下を隠してしまうため、結果として過剰摂取となり、アルコールによる健康への悪影響を受けやすくなると指摘しています。

 

★エナジードリンク(依存対象)の副作用(横浜市ホームページ:若年層に関する依存症の知識と予防より)

カフェインが体内からなくなると、溜まっていた疲労が一気に押し寄せます。
また、日常的にエナジードリンクを飲むと、脳がカフェインの効果を強く記憶し、日々の様々な場面でエナジードリンクを飲むよう指示するため、意志とは関係なく反復して飲む癖がつきます(習慣化)
次第に身体が効果に慣れてくるため、同じ効果を得るために、だんだん量や頻度が増します(耐性)
カフェインを日常的に飲んでいると睡眠が不安定になるなどの健康被害が出てくるので、やめようとしたり、量を減らそうとしたりすると、過眠やイライラや集中困難が起きます(離脱症状)
結果やめられない状態が続き症状が悪化します。
また感情も不安定になり人間関係がうまくいかなくなることもあります。

依存症になる人は意志が弱いといった認識は誤りです。
真面目で責任感も強く完璧主義な人や周囲に相談して解決するのがあまり得意でない人は、依存対象を使用しやすいことがあるかもしれません。

 

★エナジードリンクについて気をつけること

・自分のカフェインの摂取量を把握し、適量を摂取する。

・アルコールとの併用は避ける。

・依存性があることを認識し、常飲しない。

 

★関係機関による情報提供

・食品安全委員会ファクトシート「食品中のカフェイン

・厚生労働省 「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

・農林水産省「カフェインの過剰摂取について

・横浜市 若年層に関する依存症の知識と予防

 

疲れた時には栄養のある食べ物を摂り、休養をとりましょう

                                                                                   

 

 

【相談室】相談室は夏休み中も利用できます

長期休業中は、キャンパスが静かで人も少なく、
相談を通してゆっくりと自分に向き合うよい機会です。

対面相談だけでなく、電話やオンラインで自宅からでも相談できます。
ご予約はメールや電話でお気軽にご連絡ください。

 

※土日、8/12(月祝)~8/16(金)は閉室します。
その他の臨時閉室日はHPでお知らせします。

 

◆閉室期間に困りごとがあったときは、外部の相談窓口をご利用ください

~~相談窓口が探せるホームページのご案内~~

・「あなたはひとりじゃない(内閣官房)」

  https://www.notalone-cas.go.jp/

・「まもろうよ こころ(厚生労働省)」

  https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/

【相談室】ワークショップ「アロマストーンをつくろう♪」

アロマオイルを垂らす「アロマストーン」を作ります。粘土を丸めたり、型を抜くだけで簡単にできます♪

試験前の心身ともに忙しい時だからこそ、少しの時間、作業に集中したり、手を動かすことで気分転換したり、こどもゴコロを思い出したり、相談室・学生支援室スタッフと雑談したり…思い思いの時間を過ごしましょう。

ワークショップは、時間中は出入り自由です。時間がない場合は最短5分~「丸めるだけ!」でもサマになります。

★垂らすアロマオイルをじっくり選びたい!どんなオイルがいいか相談しながら決めたい!という人は、後日相談室にオイル選びに来てくれるのも大歓迎です^^
ストーンは作らないけどアロマオイルの香りをかいでみたい…というのもOK!お気軽に立ち寄ってくださいね♪

ワークショップの詳細は、添付案内のQRコードからご覧いただけます。

アロマストーンを作ろう♪

相談室だよりvol.51「やることがあるのに先延ばし…」に困っている人必見!

来月は、いよいよ試験期間を迎えます。

その後の夏休みに向かってもうひと頑張り!というところですが、大学生の日々は意外に忙しく過ぎていきますよね。

この時期まさに「ものごとをつい先延ばしにしてしまう…(そして自分を責める)」「やりたいことがあるのに、なかなか取り掛かれない」と苦労している人もいるかと思います。

よかったら、ご自身の先延ばしタイプ&対処法を参考にしてみてくださいね!

そして試験前のプレッシャーを乗り越えて、楽しい夏休みを迎えましょう。
相談室だよりvol.51

相談室だよりvol.50について

環境が大きく変わる新年度は、特にストレスがたまりやすい時期です。
緊張や疲れがピークに達し、張りつめていた糸がプツン、と切れるのが
ゴールデンウィーク明けの今の時期。
疲れや不安、心配事を抱えていたら、
ぜひ一度相談室でお話してみてくださいね。
今回の相談室だよりでは、学内の別の相談窓口もあわせて紹介しています。
有意義な大学生活を送るために、学内の窓口を有効活用しましょう!

【女子学生の皆様へ】子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種について

 

ご自身の接種状況を確認し、接種を希望する方は住民票のある市町村へお問い合わせください。

キャッチアップ接種の対象者  次の2つを満たす方

平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれ(誕生日が1997年4月2日~

2008年4月1日)の女性

過去に子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種を合計3回受けていない

*過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)は、母子健康手帳・

予防接種済証等でご確認ください。

 

キャッチアップ接種(接種期間延長措置)の期間

令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間 HPVワクチンを公費で

接種できます。

2024年9月末までに1回目の接種を開始した場合標準的な間隔で3回の接種を

公費で完了することができます)

接種方法について

・具体的な接種方法は、住民票のある市町村からお知らせをご覧ください。

(進学などで引っ越しをされる方は原則引っ越し先の寮・アパートなどが新しい住所に

なります。忘れずに住民票を移してください)

・また、過去に受けた接種回数や時期により、接種方法が異なる場合があります。

できるだけ母子健康手帳を持参して、市町村や医療機関に相談してください。

 

HPVワクチンについての個別相談は、婦人科学校医相談でもお受けしています。

医務室までお問い合わせください。

 

 

HPVワクチンについての経緯

平成25年6月、国は、予防接種法に基づくヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種について、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が特異的にみられたことから、発生頻度等が明らかとなり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとし、積極的勧奨を控えていました。
しかし、令和3年11月26日、厚生労働省は、最新の知見から、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念がないことが確認されたこと、また接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、積極的勧奨を再開すると通知しました。

HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、令和441日から令和7331日までの3年間にわたり、キャッチアップ接種として公費での接種を実施することも決定されました。

 

参考:厚生労働省HP

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html