【学生支援室】内庭のモミジバフウについて

学園祭も終わり湘南キャンパスでは秋の気配が色濃くなりました。

特に図書館の前に1列に立ち並んでいる樹木の紅葉は目を奪われてしまうほど鮮やかです。ヨーロッパの街並みを再現したような校舎とマッチして、思わず日常を忘れてしまいそうですね。

 

さて、この樹木の名前をご存知でしょうか。

名前はモミジバフウ(紅葉葉楓)です。

モミジとありますので、モミジの仲間かと思ってしまいますが、モミジはムクロジ科カエデ(楓)属で、モミジバフウはフウ(楓)科フウ(楓)属の仲間です。
モミジバフウは、葉の形が5つから7つに切れていて日本のモミジの形に似ているために、この名が付きました。

「楓」は音読みは「フウ」で、訓読みは「カエデ」です。

           分類  代表的樹木
      フウ(楓)科フウ(楓)属 フウ
タイワンフウ
モミジバフウ
      ムクロジ科カエデ(楓)属 イロハモミジ
ヤマモミジ
サトウカエデ

日本へ渡来したのは大正から昭和初期で、アメリカ庭園協会から寄贈されました。
紅葉の美しさは庭木の中でも際立ちます。
紅葉が進むにつれ、緑→オレンジ→赤→紫などと葉色が変化していき、紅葉のグラデーションを楽しむことができます。

また雌雄同株で同じ木にそれぞれの花が咲き、雌花は秋になると非常に特徴のあるトゲトゲしたボール状になった果実となります。
形が面白いので、クリスマスリースなどによく使われているようです。

いつかどこかで、モミジバフウを見かけることがあるでしょう。

その時は湘南キャンパスを思い出してください。

 

参考文献

https://www.kuwanacmc.or.jp/rijichoblog/14368/

【相談室】「相談室便り」最新号を発行しました

相談室便りVol.57

今回のテーマは「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」です。

「つい、自分に厳しくしてしまう」「失敗すると自分を責めてしまう」

…そんなとき、自分に少しだけ自分に優しくしてみることが、こころを回復させる第一歩になることがあります。

セルフ・コンパッションとは、弱さや失敗を責めずに受け止め、あたたかく自分を支え る力のこと。今回の学生相談室便りでは、その考え方を簡単に紹介しています。

ぜひ、ちょっと一息つく時間に読んでみてください。

 

 

アニマルセラピー体験会のお知らせ                    ~セラピードッグとふれあう癒しのひと時~

忙しい毎日、ちょっと疲れた心をやさしく包んでくれる時間を過ごしてみませんか。

相談室では、セラピードッグとのふれあい体験会を開催します。

動物とのふれあいには、ストレスをやわらげ、気分を落ち着かせる効果があるといわれています。

今回は、一般社団法人アニマルセラピーこころサポート協会の協力のもと、3頭のセラピードッグが湘南キャンパスにやってきます!

犬たちと触れ合ったり、セラピストさんとお話したり、ホッとできる時間を過ごしてみませんか?

 日時: 2025年10月31日(金)12:00~13:30

 場所: 中庭 (雨天時は2号館前を予定しています)

 ★予約不要・入退場自由  お気軽にお立ち寄りください

学生の安心・安全に関する資料について(2025年度)

昨今、学生が大麻や薬物の使用等により逮捕される事例が多数発生しているほか、SNS 等を通じていわゆる「闇バイト」に応募し犯罪に加担する事例、マルチ商法等による消費者被害や投資詐欺に巻き込まれる事例、未成年飲酒などの飲酒トラブルの事例、過激派・宗教団体などがその正体を隠し、勉強会、サークルやボランティア活動を装って学生を勧誘している事例等が報告されています。
学生の安心・安全に関して参考となる各種資料(公表資料)のリンク集を下記のとおりまとめましたので、ぜひ参考としてください。
長期休暇明けや学期の開始時期等、生活環境が変わるタイミングで様々なトラブルが発生しやすいと言われています。心配なことがあれば、学生支援室相談室、教育支援課に遠慮なく相談してください。

【薬物乱用防止 相談窓口】
薬物乱用防止窓口一覧(厚生労働省)

【いわゆる「闇バイト」に関する注意喚起】
#BAN 闇バイト 警視庁 (tokyo.lg.jp)

○関わってしまった場合
#9110(警視庁総合相談センター)
○被害にあった場合
03-3597-7830(犯罪被害者ホットライン)

 

【消費者被害防止・消費者教育の推進】
消費者ホットライン188(いやや)学生向けチラシ
若者の消費者トラブル(テーマ別特集)

【投資詐欺・トラブル】
“オイシイ投資話”にご注意!!!!(金融庁)

【飲酒事故等防止】
イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン(イッキ飲み防止連絡協議会)

【メンタルヘルスケア】
文教大学保健センター相談室(湘南校舎)
こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~(厚生労働省)

【人権・ハラスメントに関する相談】
文教大学ハラスメント防止委員会

【学生アルバイト問題・労働法制の指導・啓発】
これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~(厚生労働省)

【インターネット上のトラブル・誹謗中傷への対応】
あなたは大丈夫?SNS での誹謗中傷 加害者にならないための心がけと被害に遭ったときの対処法とは?(政府広報オンライン)

大学生の防災対策

地震や津波、台風や大雨などによる災害はいつ起こるかわかりません。大きな災害が起きた場合には、食料や生活スペースの確保、情報収集や連絡手段を把握しておく必要があります。
ここでは、一人暮らしの大学生が備えておくべき防災対策として、重要なものをいくつか紹介します。

 

【防災用品】

・食料品

長期保存や携帯が可能な非常食を少なくとも3日分用意しておきましょう。レトルト食品や缶詰、ビスケットなどがおすすめです。その他、栄養補助食品や野菜ジュース、飲料水は1日あたり2リットルを目安に用意しておくとよいでしょう。

・衛生・生活用品

ウエットティッシュや絆創膏、常備薬やアルコール消毒液、マスクや歯磨きシート、非常用トイレ、女性は生理用品、必要に応じて使い捨てコンタクトレンズや眼鏡も用意しておくと便利です。

・貴重品

現金やマイナンバーカード、身分証明書などはまとめて保管し、すぐ持ち出せるようにしておきましょう。銀行やATMなどがストップし、キャッシュレス決済が対応できない可能性がありますので、小銭も含めた現金があると安心です。

・その他

懐中電灯、電池、手動充電式ラジオ、モバイルバッテリー、防寒具、カイロ、軍手など

【避難所やハザードマップの確認】

まず把握しておきたいのは家から一番近い避難所です。多くの場合、学校や公民館など自治体が指定する公共施設です。各自治体のホームページから確認できますので、避難ルートとあわせて把握しておきましょう。
また、避難場所・避難ルートとともに確認しておきたいのがハザードマップです。
災害が起こった際の避難想定区域や避難場所などが記されていて、災害時にどのあたりがより危険な地域なのかがわかります。

【連絡手段と安否確認方法】

災害が起これば電気やネットが使えなくなることもあります。携帯電話が使えなくても連絡ができる方法を確認し、家族や大切な人などの連絡先は紙に控えておきましょう。

・災害伝言ダイヤル(171)

NTT東日本により提供される声の伝言板です。固定電話をはじめ、携帯電話とPHS、公衆電話、災害時に避難所に設置される特設公衆電話で利用できます。1回あたり30秒の伝言が登録でき、登録できる最大の伝言数はひとつの電話番号あたり20件までです。

・災害伝言板(web171)

災害用伝言板は、インターネットを利用して被災地の方の安否確認を行う伝言板です。電話がつながりにくい場合でも、回線の集中を避けて安否情報の登録と確認ができます。インターネットが利用できる携帯電話やタブレット、パソコンなどで利用でき、1伝言あたり100文字のメッセージが登録可能です。

・公衆電話

公衆電話は災害時に通信規制の対象とならないため、携帯電話や自宅の固定電話が使えないときに役立ちます。停電の影響を受けることもありません。

・災害用アプリ

災害用の専用アプリならグループチャットで状況を確認できたり、位置情報を共有できたりなど、さまざまな方法で安否確認が行えます。アプリはキャリアのメールサーバーを使用しないため、通信が制限されている状況下でも利用が可能です。

・SNS

LINE、X、Facebook、Instagramなどに投稿しつながりのある人に安否を知らせることができます。ただし、通信環境の悪化や不確かな情報も含まれる可能性があるため、他の連絡手段も併用することがすすめられています。

9月1日は防災の日です。
この機会に災害の対策について考え、自主的に準備をしておきましょう。

 

 

参考文献:東京備蓄ナビ、安否確認Navi

【相談室】夏期閉室期間と外部相談窓口のお知らせ

◆相談室は、下記の期間は閉室となります。

 ※8/11(月・祝)~8/15(金)

◆閉室期間に「緊急で誰かに相談したい!」ということがあった時は

外部の相談窓口をご利用ください。

 厚生労働省「まもろうよこころ」

 https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/

◆閉室期間以外は、夏休みも相談を受け付けています。

前期にあった出来事について、またこれまで誰にも話せていない悩みなどあれば、

夏休みはゆっくり相談できるチャンスです!

 

 

 

 

支援室所蔵「改定版 学びのティップス 大学で鍛える思考法」

春学期も3か月が過ぎようとしています。
新入生の皆さんは大学生活が軌道に乗り始めたころでしょうか。
例年は梅雨入りと同時に心も低気圧になりがちですが、今年は梅雨が駆け足で通り過ぎそうですね。

さて、今年も学生支援室に新しい書籍が配置されました。

今回は、「改定版 学びのティップス 大学で鍛える思考法」(著・神戸大学教授 近田正博)を紹介します。

この本は新入生向けに、大学で学ぶことの意味や自発的に学習できるようになるための思考法や方法論についてのアイデアを提供するものです。「ティップス」とはちょっとしたコツとかノウハウという意味です。

本編は、以下の構成になっています。

Chapter1   その1~5   あなたが大学で学ぶことの「意味」

Chapter2   tips1~16    大学の授業・学習に適応する方法

Chapter3   tips17~37   自ら学ぶ習慣を身につける方法

例えば、Tips16「夏休みを有効活用しよう」では、「アルバイトにはのめりこまないように注意した方がよい」との意見がありました。アルバイト情報があふれる昨今では、目から鱗が落ちる思いがします。

大学時代に自発的に学ぶ習慣を身につけて、あなたの大学生活をより充実したものにしましょう!

学生支援室では、沢山の書籍があります。

冷房が効いた学生支援室へ、バス待ちの時間にぜひお立ち寄りください。