A09: 樹木の状態診断補助システム開発プロジェクト


概要

国交省の情報によると、景観向上機能・環境保全機能などの面から街路樹の保全といった道路緑化に力を入れている。そして、その保全活動を点検、診断の面から支援しているのが樹木医である。
樹木医の問題点として診断基準のあいまいさ、調査対象数の膨大であり、時間がかかってしまうといったことが挙げられている。これらの問題点を少しでも改善を行えるように、樹木医の診断をシステム化することで樹木医の樹木状態診断の補助を行う。

目的

画像認識を使った診断、診断結果記述を端末入力によって行い、データベースで管理することで効率化を促し、樹木診断業務の手助けを行う。

目標

画像認識によって活力診断の明確度を10%向上させ、全体の診断では一本あたり約20分かかるため画像認識による外観診断で2~3分短縮し、診断作業、記録管理の効率化を図り、作業時間の15%短縮を目指す。

成果物の概要

・アプリで画像認識などを利用し、現場でカルテを作成することで時間の短縮、診断のあいまいさの改善を行う。

・診断後のカルテをデータベースに保存し、管理者がWeb上から閲覧する

メンバー

〇プロジェクトマネージャー
・今井淳也

〇プログラマー
・木下開理
・川村龍

〇デザイナー
・稲垣信繁

〇デザイナー、プログラマー
・佐藤航平

システム構成図

アプリ画面

データベース閲覧画面

資料一覧