概要
本プロジェクトでは、パソコン教室向けにPyAutoGUIとCV2を用いた自動採点による採点業務支援システムの開発を行った。そして、仮想クライアントにとって、採点結果を管理がしやすいように、同システム内に管理する機能を追加した。
まず、模範解答データの登録を行い、事前準備を完了させる。その後、採点ページから生徒の回答データをアップロードし、採点を開始させる。この際、生徒の回答データが複数であったとしても、採点を行うことができる。採点後は、各生徒の個人ページから受験履歴として「合否」や「コメント」を閲覧することができる。
背景
現在、仮想クライアントは生徒の情報等が紙媒体と既存システムの併用にて運用されており、実施しているScratchに関する検定の模擬試験の採点は、手動で行われている。しかしこれでは、現場のスタッフの負担が大きく、採点後のフィードバックにかける時間が少なくなっている現状がある。
この問題を解決すべく、以下の目的と目標を設定した。
目的
Ⅰ.ジュニア・プログラミング検定に準拠した採点業務を支援する
目標
Ⅰ.採点で行う画像比較の一致率を98%以上にする
Ⅱ.生徒の回答を同時に10件以上採点できるようにする
メンバーと役割
・土屋悠斗 : プロジェクトマネージャー,プログラマー
・柴田怜 : 模擬問題作成,Webデザイナー
・田面大輝 : DB設計,Webデザイナー
・千々岩水葵 : DB設計,Webデザイナー
・富田真光 : 模擬問題・資料作成,Webデザイナー
・西川竜雅 : プログラマー