A14: 物体検出による駐輪場管理支援システム開発プロジェクト


概要

管理人が常駐していない駐輪場の管理の支援とデータの可視化を行うシステム開発プロジェクトです。設定されている駐輪時間を超えたものを違法駐輪とし、検知した違法自転車は管理者に分かりやすく表示させます。また、エリアごとに分けられているため、確認したいエリアを選択するとそのエリアの自転車情報を一覧で確認することが可能となります。可視化するデータは駐輪場の混雑度、混雑する時間帯、利用時間の平均時間、放置自転車の推移などを表示します。


目的

駐輪場の管理・調査業務を支援する。

目標

放置自転車の確認業務をスムーズに行う、駐輪場の混雑度から飽和度をグラフで可視化。

駐輪場の混雑する時間帯をグラフで可視化、利用時間の平均時間を計測これらの機能を利用できるようにする。


成果物の概要

本システムはYOLOv5を使用したシステムです。駐輪場に設置したカメラで自転車の検地を行い、検出した自転車にIDを振り分けトラッキングしデータベースに保存する。違法と判定する時間の設定は各駐輪場で新規登録の際に設定することができます。また、駐輪場の分析データから時間別の混雑状況、台数分布、平均駐輪時間を表示します。

メインサーバーのダッシュボード
管理者サーバーのダッシュボード

一定期間保存されたデータベースから、定期実行処理で混雑度や利用数の推移などを生成しグラフ化している。


ラベル付け機能

ラベル付けを行うことでエリアでの選択ができるようにする。


インフラ構成図

文教大学駐輪場内の検知の様子
他駐輪場での検知の様子

画面遷移図

メインサーバーの遷移図
管理者サーバーの遷移図

メンバー

桐生優和 PM

鈴木大翔 プログラマー

中川瞳  デザイナー

西海大愛 プログラマー

坂内蓮  プログラマー

福嶋穂倖 デザイナー