A15: 関連付け方略に基づく教育支援を目的とした英単語暗記ローグライクRPG開発プロジェクト


プロジェクト概要

 学習塾において、教育支援を目的としたローグライクRPGを開発するプロジェクトです。2021年4月から新学習指導要領により中学校で扱う英単語の量が大幅に増加しました。国際化が進む現代では英語学習の大切さは日に日に増しています。しかし、英語に対して苦手意識を持っている中学生は国語や数学に対し苦手意識を持っている中学生よりも多いことが「令和3年度全国学力・学習状況調査・生徒質問紙」によりわかっています。私達は膨大な数の単語を暗記しなければならないことが英語に対して苦手意識を持ってしまうことの一因であると考えました。そこで、仮想クライアントとして株式会社リタリコ様を設定し、課題の解決を図ります。


目的

 勉強が苦手な生徒の学習意欲・成績の向上、苦手意識の払拭を目指し、クライアント側、つまり教員側のフィードバック業務の補助を目的とします。


目標

 ・「英語を勉強するのは楽しい」「これからもこの教材で勉強したい」「操作は

  難しかったか」の3つの項目を1~5の評価項目でアンケートを取り高評価を

  目指す

 ・学習記録を適切に記録する

 ・学習記録が本システムを導入前と後で上向きの変化が確認できる


成果物の概要

 ・ローグライクRPGの形式

 ・問題回答をバトル形式で行う

 ・問題はジャンル分けされており敵イラストとの対応付けされている

 ・学習履歴の記録、閲覧が可能

 ・記録された学習履歴を元にクライアント側が指導を行う


新規性

 ・ローグライクRPG型の英語学習教材である点

 ・関連付け方略に基づく独自イラスト

 ・学習履歴確認機能の充実


企画書

広報用動画(約30秒)

音声が流れます


ステークホルダー

 クライアント:株式会社リタリコ

 エンドユーザ:学習塾に在籍している中学生


システム構成図


画面遷移図

 


開発環境

 開発環境を記述

・Unity

・NCMB

・HTML

・CSS

・JavaScript


メンバー

プロジェクトマネージャー:府川 智大

プログラマー:八木 聖太, 大工原 和紀, 田中 俊志

デザイナー:宇野 晴希, 田部井 隆丞