A03 フィットネスクラブに向けた靴デバイスによる運動促進及び業務補助システム開発プロジェクト


概要

フィットネスクラブをクライアントとした、オンラインで会員に運動を促進・指導者に情報を提供するための靴型デバイス及び、スマートフォンアプリのシステム開発を行うプロジェクトである。

背景

現在、コロナウイルスにより、「3密」となってしまうフィットネスクラブは、売り上げを落としている。それに伴いインストラクターの仕事も減ってしまっている。また、「Withコロナ」より、新たな変革が求められている。
それに対して、「オンラインフィットネス」という形式が、密を避けられるために出回り始めている。しかし現状の形では、自宅内でしか指導ができず、自宅内では行える運動も、静かに行えるものに限られている。だからこそ遠慮なく体を動かせる、室外で指導を行えるシステムが必要である。以上より、当プロジェクトを立ち上げる。

システム概要

作成するシステムは靴で道案内、データを収集するシステムである。
アプリから取得した地図情報からルート検索、表示を行いArduinoへ送信し振動させルート案内をする。またデータベースを使用し靴やアプリから収集した情報を利用者や指導者が見れるようにする。
このシステムにより可能となることは直接指導せずに利用者の運動状況を把握できオンラインフィットネスに参入できる。

目的

フィットネスクラブのインストラクターがオンラインにて、室外での運動指導等の業務を支援するシステム及びデバイスの開発。

目標

利用者の運動状態を靴から収集しリアルタイムでインストラクターに情報を伝え、直接指導を行える。また、それらを補助する成果物の作成を目標とする。
具体的には下記の機能を有する成果物とする。

リアルタイムで、インストラクターの指導を受けられる機能 ・インストラクターによるコース(主に距離)の提案
・自動でコース設定
・靴で利用者の走っているデータを収集(ペースなど)
・そのデータをもとにインストラクターが指導
・スマホを見ずにランニングなどに集中するため靴でナビゲーション
・収集したデータをもとに、利用者の成績(結果)を表示

指導時間外の日常動作に受けられる機能
・ 簡単な外出時の運動量(時間、距離など)を測定
 (例:コンビニに行く、ゴミ捨てに行く)
・ 上記データを収集し、インストラクターに伝え、指導時に最適な運動を指示することができる
・ 靴によるナビ機能
・ 成績(結果)からポイントが加算され、そのポイントに応じて称号が付与、などのモチベーション維持機能

企画書


ステークホルダー

プロジェクトメンバー
クライアント:フィットネスクラブ
エンドユーザー:フィットネスクラブ会員

システム構成図


画面遷移図


リレーション図


業務フロー


開発環境・開発言語

Arduino IDE
Android Studio (JAVA・JSON・XML)
Firebase
Clip studio
Adobe illustrator
Adobe Photoshop
Adobe Premiere pro
Adobe After effect
Adobe XD

メンバー

田村和也:PM・ソフトウェアプログラマ(ナビゲーション)
新家弘輝:UIデザイナー・データベース構築
稲垣誠:ハードウェアプログラマ・ソフトウェアプログラマ(総合)
寺島樹:ソフトウェアプログラマ(チャット)・データベース構築
松井祐希:ソフトウェアプログラマ(ナビゲーション、通話)
宮本華帆:ソフトウェアプログラマ(ナビゲーション)・webページデザイン