A14 自転車運転時のマナー向上を図るアプリケーション開発プロジェクト


概要

・安全講習受講の義務の対象とされる危険行為から「制動装置不備の自転車の運転」と「酒酔い運転」を除いた12通りの危険行為を行うことによって、起こりうる交通事故のシチュエーションを再現し、それを視覚的に経験するソフトをUnityで開発する。既存のシステムとの相違点として特殊な専用の機材を用いないで、性能が低めの環境であるPCでも動くようなシステムを実現させる。利用者がキーボード操作で自転車を操縦し、事故の起こらないように危険な場面を予測しながら、無事に目的地にたどり着けるようなアプリケーションを完成させる。そして、利用者の自転車を乗車する上でのマナーの向上を図る。


目的

・本プロジェクトの目的は教育機関にある一般的なPCでも作動する事のできる自転車用の危険予測ソフトを開発し、安全講習受講の義務の対象とされる危険行為のリスクを認識させ、自転車乗車時のマナーの向上を図る。


既存の自転車シミュレータの問題点

・専用の機材を用いるので、システムの導入においてコストがかかる。

・学校で行われる講習においてシミュレータを利用する際は、座学で交通指導を受けてから実際にシミュレータを数人が体験するといったものである。そのため一部の生徒のみしかシミュレータを体験することができない。


既存のシステムとの相違点

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・導入コスト:ソフトをインストールするのみ

・同時体験:PCの数だけ可能

・実際の操作感:キーボード操作のみになる


本システムの教育効果

・座学の後に本システムを利用することによって、座学において学んだ内容がどれだけ身についているかを確認することができる。

・本システムにおいて事故を起こした際には、その事故シチュエーションにおいての交通ルールを改めて認識することができる。

・現在導入されているシミュレータと違い、限られた時間においても多数の人が利用できる。


プロジェクトメンバー
プロジェクトマネージャー 荒井真司
プログラマー 河原健太
大塚哲史
デザイナー 大渕遥平
岡田慧
加藤翔太

紹介動画