| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 住居学 |
| 教員名 | 川崎 衿子 |
| 授業概要 | 住まいは人間生活にとって最も大切な基盤となる場です。生まれた時から自分の「うち」の記憶をたどってみると、そこには住まいや、住まい方にからんだ多くのことがあったと思います。住まいの中で人は成長していきますから住まいのあり方は、その人の行動、思考、モラルや価値観、人生観にも大きな影響を与えることになります。また高齢者、生活弱者の自立を支えるのも住まいの役割です。さらに大きく世界を見渡すと、私たちの日本の住まいが特異な特徴をもちながらも、著しく変化していることが認められます。この授業では、多方面から住まいを考え、自分にふさわしい住まいのあり方を探り、それを具体的に表現します。 |
| 授業計画 | 日本の住まいの特徴-欧米の住様式、アジアの住様式との比較 日本の住宅の歴史1-原始時代から中世まで 日本の住宅の歴史2-近代の都市の住まいと農村の住まい 日本の住宅の歴史3-戦後の住まいから将来型住まいまで 快適な住まいの条件-自然環境と社会環境 家事労働と住まい-家事労働の変化と家族構成の変化 子どもと住まい-子どもの成長と住空間の考え方 高齢者と住まい-高齢者にふさわしい住空間の考え方 集合住宅、高層住宅の住まい方 間取りのつくり方 公的空間-居間、食堂、台所まわりの計画 私的空間-寝室、個室まわりの計画 「こんな部屋に住みたい」案をつくる |
| 評価方法 | ミニテストと期末試験によって評価する。以上に出席状況、学習意欲、授業態度などの評価を加える。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 自分の家の構造がどうなっているか、不便なところはないかなど、身の回りの生活空間に関心をもって下さい。 |
カウンセリング論
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | カウンセリング論 |
| 教員名 | 石川 洋子 |
| 授業概要 | カウンセリングの理論や方法は、臨床心理学の基本となるものであるが、これを実践的に学ぶ授業である。このカウンセリングの考え方は、しかし臨床心理学の場面ばかりでなく、仕事の上で人と接する場合や、日常生活においても応用できるものである。このカウンセリング・マインドを理解し、実践できるような授業を目指したい。 |
| 授業計画 | カウンセリングとは何か カウンセリングの理論と方法 カウンセリングへの準備と入り方 非言語的コミュニケーションの方法 言語的コミュニケーションの方法 応答の原則 自己理解と自己開示 治療技法の実際 家庭におけるカウンセリング 学校におけるカウンセリング 病院におけるカウンセリング 職場におけるカウンセリング |
| 評価方法 | 出席等の平常点と課題へのレポートで評価 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | カウンセリングを学ぶということは、カウンセラーとしての立場を学ぶと共に、相手、つまり来談者の気持ちも学ぶということでもあります。自分自身が、カウンセラーになったり、来談者になったりするのも、自分を見つめるよい機会かもしれません。 |
生活文化史
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 生活文化史 |
| 教員名 | 川崎 衿子 |
| 授業概要 | 生活文化とは何か、どういう意味をもつものでしょうか。「生活文化」とは、衣食住、育児、家庭のあり方から家族の行動様式、個人の時間の過ごし方までを含む生活の場面に関わる文化とされます。そして文化とは「特定の社会の人々によって習得され、共有され、伝達される生活様式の体系」とされています。 生活文化を学ぶには比較の視点がぜひとも必要となります。大きく捉えると比較には時間を軸としたタテの方法と、共時的な空間軸を中心としたヨコの方法とがあります。前者はわが国における歴史の流れの中で捉えようとするもので、後者は他の文化や外国との比較の中から文化の意味を探ろうとするものであります。ここではその両方の立場をふまえて、身近な生活事象の本質を学んでいくことを目標とします。 |
| 授業計画 | 生活文化のとらえ方 生活史の成立 日本人と生活文化史 日本文化の独自性 「家庭」の誕生と変容 洋風生活の導入と生活文化 和と洋の出会い 西洋人の見た日本人の生活 接客本位住宅から家族本位住宅へ ユカ座とイス座 日本の玄関と浴室の特性 生活の多様化と画一化 |
| 評価方法 | レポート2回程度。授業内でのミニテスト2回程度。これに出席状況、学習態度を加味し総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 生活文化へのアプローチは自分の回り、家族の回り、友達の回りにある諸現象に興味をもつことから始めましょう。 |
子ども文化演習
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 子ども文化演習 |
| 教員名 | 石川 洋子 |
| 授業概要 | 遊びはさまざまな意義を持つが、子どもにとっては、自己表現であったり、知的好奇心を伸ばしたり、精神や身体の発達をうながしてくれるものであったりする。また大人にとっては、子どもと一緒に遊ぶことで子どもと親しくなれ、その心をより多く理解することにもつながっていく。 本授業は、子ども文化の歴史と役割や子どもの遊びの意義、現代の子どもの遊びの特徴等を演習を通して学ぶことを目的とする。また、簡単な手作りおもちゃの製作、発表をすることで、子どもの心を思い出し、子どもと遊べるようになるきっかけともしたい。さらに、保育現場を見学することで、子ども文化や保育に対する理解を一層深めていきたい。 |
| 授業計画 | 子どもと文化 子どもの遊びの意義と役割 子ども文化の歴史とさまざまな児童文化財 現代の子どもの遊びの特徴と問題 紙を使ったおもちゃの製作(絵本・紙芝居・カード・折り紙・動くおもちゃ等) 発表とディスカッション 布を使ったおもちゃの製作(布の絵本・壁掛け・ぬいぐるみ・ままごと用玩具等) 発表とディスカッション 保育現場の見学 |
| 評価方法 | 子どもの文化や遊びに関する発表内容や製作物、さらにその提示の仕方や創作した話の内容等で総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 子ども心やものを作ることのおもしろさ、楽しさを思い出して下さい。 |
環境ビジネス
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 環境ビジネス |
| 教員名 | 小坂 勝昭 |
| 授業概要 | 今や、環境問題の克服こそ人類共通の課題であることに誰しも異存はないだろう。中国のような社会主義国では環境問題の克服のために政府が指令をだすというような統治形態がとられるが、資本主義国では、企業が環境保持のために努力するという形態にならざるをえないと言っても過言ではない。ISO14001の取得が世界的規模で進行しつつあり、それが企業の経営戦略とならざるをえないのも、企業が単なる利益のみを追求してきた結果、公害、地球温暖化などの人類の存亡にかかわる危機的状況を招いたことに原因がある。この講義では企業の環境戦略を学ぶ。 |
| 授業計画 | 1.リサイクル化社会とゴミ分別‐先進国ドイツの例 2.3Rの実現と可能性‐廃棄と汚染から再利用、再資源化のビジネスへ 3.産廃の限界とリサイクル法の限界 4.PRTR法-化学物質の管理 5.環境産業の発展と現状 6.環境技術革命待望論 |
| 評価方法 | 平常点(出席点)とリポート |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 企業の経営戦略がISO14001のような環境の国際基準を満たす経営を行なわなければならないということを学んで欲しい。資本主義社会では、個々の企業の環境責任がいかに大切かということがこれからの地球環境の保護にとって大変重要であるという認識を持つことができるように学びたい。 |
コンピュータと通信A
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | コンピュータと通信A |
| 教員名 | 八ツ橋 武明 |
| 授業概要 | パソコンの出現、コンピュータと通信の融合があり、コンピュータはコミュニケーションのメディアとして急速に普及しつつある。インターネットや携帯電話にその典型例を見るが、最近はコンピュータと放送の融合も進み始め、CSデジタルやBSデジタル放送が登場してきた。新参の社会的なメディアには、ほとんどコンピュータが介在し、デジタル情報を処理・通信する社会基盤が成長している。このような社会基盤の成長は、今後の我々の生活やメディアシーンに大きな変容を迫るのは必至である。 この様な社会現象や今後の推移をよりよく理解するためには、一定程度はデジタル技術のしくみをイメージできる素養を欠くことは出来ない。この意味で、当授業は、「コンピュータと通信B」の前段階の役割を備えている。 またわれわれがコンピュータ関連のメディアを利用し、また情報表現する際にも、同じ素養を欠くことは出来ない。よりよい利用者としてのコンピュータと通信の知識の修得、これも本授業の位置づけである。 |
| 授業計画 | 講義ガイダンス コンピュータの情報表現 文字・記号の符号化 音声の符号化 画像・映像の符号化 各種ファイルと情報圧縮技術 技術の標準化と競争 コンピュータのしくみ概観 コンピュータの命令 メモリの動きとクロック プログラム言語の役割 OSの役割と推移 コンピュータ間の通信 データ通信とLAN プロトコル 実際の通信網 技術進展の方向 |
| 評価方法 | 期末試験を最も重視するが、授業中の課題も配慮する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | 毎回プリントを配布する。テキストは指定しない。 |
| メッセージ | 広報学科生で「コンピュータと通信B」を受講する人は、この授業の受講を勧めます。 |
ライフデザインと住まい
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | ライフデザインと住まい |
| 教員名 | 川崎 衿子 |
| 授業概要 | 今の時代の変化を大きく捉えると、国際化と情報化に伴う生活の24時間化、都市型生活の進展と家事労働の簡便化、少子化・家庭機能の縮小、女性の社会進出、高齢社会の進行、生活時間の変化に伴う自由時間の増加をあげることができます。このような変化は当然住むことの意識を変えていきます。人間生活にとって何が大切なのかを見きわめ、よりよく生きる「ライフデザイン」を求めていくことと、住まいの計画は密接な関係があります。 家族、共働き家庭、子どもの生活環境、高齢者、生涯計画などをキーワードとして、住生活を考え、自分の人生と重ねた住居計画を描いていきます。 |
| 授業計画 | 日本の住宅と住生活を見つめる。 共働き世帯の住生活様式と問題点を考える。 住宅設計における家事労働の視点。 共生のまちづくり理念。 以上を前半は講義、後半は講義をもとに実際面からの検討を加えつつ、各自の考えをまとめる授業を行う。 家具、設備器具、備品等の寸法調査を行う。 「こんな家に住みたい」案を作る。 100分の1の縮尺で計画案をまとめる。 50分の1の縮尺で設計製図を始める。 設計製図を完成させる。 各自、設計理念と実現設計の評価を行いながら成果を発表する。 |
| 評価方法 | 設計製図の作品を主な評価の対象とするが、出席状況、学習態度を加えた総合評価とする。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 演習科目は欠席をすると、その分を取り戻すのには倍以上の努力を必要とします。欠席をしないことが原則です。ぜひ最初からそのことを頭に入れてください。 |
専門ゼミナールⅠ
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 専門ゼミナールⅠ |
| 教員名 | 賈 強 |
| 授業概要 | 私たちは今日、溢れているモノや情報に囲まれている。これらのモノや情報の流れは私たちの日常意識に深く関わり、私たちのアイデンティティを縫い上げている。この状況はいわゆる「消費社会」である。商品の海の中で我々は「豊か」な生活を手に入れたが、環境と資源の限界、「世界の半分」の貧困などの厳しい問題をどう克服するかを考えなければならない。消費社会に関する社会学の本を読みながら、身近な社会現象から消費社会と消費文化を考えたい。 |
| 授業計画 | ゼミの内容と進め方に関する説明
『現代社会の理論』(見田宗介)概説 分担箇所の発表及び討議 『消費社会論』(間々田孝夫)概説 分担箇所の発表及び討議 |
| 評価方法 | 学期末のレポートによって評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |
家庭教育論
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 家庭教育論 |
| 教員名 | 石川 洋子 |
| 授業概要 | 家庭の教育力の低下が指摘されて久しいが、教育を考える時には、社会全体を見つめる視点が欠かせない。少子化や人間関係の希薄化、情報化等さまざまな要因の影響から、人間が育ち、生きていくという現実の感覚が得にくくなっていると言えよう。これらの社会的な背景を視野に入れながら、本講義では、現代の家庭において、何をすべきか、何ができるのかをできるだけ具体的なレベルで考えていきたい。 |
| 授業計画 | 家庭における教育とは 家庭における教育の変遷 乳児期 幼児期 学童期 思春期 家族の視点から見た家庭教育 |
| 評価方法 | 出席等の平常点と課題へのレポートで評価 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 家庭での教育やしつけは重要ですが、子どもの自主性とのバランスも難しいところです。特に思春期の難しさは、みなさんも覚えがあると思います。親は何をすべきなのか、みなさん自身の経験や見聞きしたことをふまえながら、一緒に考えていきたいと思います。 |
マクロ経済学
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | マクロ経済学 |
| 教員名 | 中村 敏夫 |
| 授業概要 | マクロ経済学の領域を取り上げる。国民所得、金融理論、経済政策、国際経済問題などを組み合わせて講義する。 |
| 授業計画 | マクロ的な経済活動
マクロ経済学の考え方 消費と投資 総需要と総供給 貨幣理論と金融政策 インフレーション、デフレーション 貿易 経済発展 財政政策 経済予測 |
| 評価方法 | 期末レポートに平常点を加味する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 経済学は身近な日常的現象を含めた学問である。社会に出て役立つ知識と分析力を身につけたい。 |