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文教キャリeye 平成24年度企業訪問第三回

株式会社丸井グループ

株式会社丸井グループ
企業訪問風景

  「この会社が好きです。」十年後、同じセリフを私は言えるでしょうか。
  もともと出版、広告業界に興味のあった私は、社会人となる上での最低限のマナーや知識を学びたい、就職活動への糸口になると考え、文教キャリeyeに参加しました。取材を通して司会進行を担当しましたが、上手に質問を組み立てることだけを考えてしまい、質問が出来ない人への配慮が足りていませんでした。自分の未熟さを実感すると共に成長できる可能性を見出せました。
  「仕事をしていて、辛かったことはありますか？」という質問を投げかけた際、そこでは苦労話が聞けると予測していたのですが、それとは異なり、「辛いことを乗り越えた先にある充実感、そして苦労して届けた商品にこそ喜びはある」とおっしゃったお二人からは、仕事への愛や情熱が感じ取れました。これは取材をしていて度々感じることができました。出来ないのではなく出来るように努力する。会社の中で必ず自分の力を発揮できる場所がある。このように社員が前向きな意識を持って取り組んでいらっしゃるからこそ、お客様の旬のニーズに答えることができるのではないでしょうか。現在CMでも頻繁に放送されているマルイの「ラクチン」シリーズは、機能性やデザインに注目しながら、お客様の実際の声をスピーディーに商品化しています。社員が接客運営しているという人材の強みを活かし、社員全員が丸井を愛し、良くしよう、自身も成長しようという企業努力が、独自のブランドを競合が真似できないレベルにまで押しあげているのでしょう。
  自然と会社への愛が漏れてしまう。そんな社会人としての環境に素直に憧れを感じ、今までの就職に対する考えを一新させられました。
  就職活動をしていく中で、私は事あるごとに文教キャリeyeの経験を思い出すでしょう。挫けそうになった際、前を見て歩いていくために、大変意義深いものになりました。お二人から教えて頂いたことを自身に活かし、意欲に満ちた社会人としてスタートできるよう励んでいきます。

情報学部 広報学科  青木 南実

企業訪問風景１
企業訪問風景２