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文教キャリeyeとは、業界・企業研究と実際に企業への「訪問とインタビュー」の過程を通じて、社会人基礎力を体験的に学習するプログラムです。
今年度の第3回目は、関東・関西・東海に24店舗を展開、小売業界をリードする株式会社丸井グループにご協力を頂きました。
人事部と広報室のお二人より、これまでたくさんの人事異動を経験したというエピソードは、学生のみなさんにとっては衝撃だったようですね。
「希望の部署に配属されなかったから、つまらない。こんなことをやりたくて入社したのではない。」
近年、このような理由から、早々に会社を辞めてしまう人も増えています。
入社時に配属された部署は、社会人のスタート地点に立ったにしか過ぎません。
本格的なキャリア形成は、ここから始まるのです。
まずは求められる仕事に一生懸命取り組むこと。そうすると、任される仕事の幅も自然と広がる。
任される仕事の幅が広がれば、必要人材として信頼される。
必要人材として信頼されることは、自分の周囲に応援してくれる先輩や上司も増える。
応援してくれる先輩や上司が増えれば、自分のやりたいことを提案しやすい環境ができる。
どんな仕事でも自分のやりたいことができるようになるためには、「必要人材として信頼される好循環」を自ら生み出す努力をすること。
武内様も渡辺様も丸井グループの社員として目標を見失わず、配属先ごとに職場の仲間はもちろん、お客様から信頼を得るために、地道な努力を積み重ねてきたに違いありません。
大変だった、辛かった、でもその中でやり抜いたという経験をたくさん持っているほど、現場力が磨かれます。
どんな部署や職種でも、自分の考え方や取り組み方次第で活躍できるチャンスは必ずあります。
新しい環境は、あらたな適性や才能にも気づかせてくれます。
また職業観はもちろん、今後の生き方に大きな影響を与えてくれる人達との出会いもあります。
「知らない、分からない」から「やりたくない」ではなく、
「知らない、分からない」という中に飛び込んでこそ、成長がある。
本プロジェクトを通じて、学生ひとりひとりがチャレンジ精神溢れる就活になることを期待します。
コーディネーター 藤原さゆり