| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 人間・科学・環境A |
| 教員名 | 小泉 賢吉郎 |
| 授業概要 | 本講は科学・技術の、現代社会における意義を探ることを目的としている。科学・技術はおそろしい勢いでわれわれの生活のなかに入り込んできているが、いったい、こうした状況をどう理解すべきなのか。科学・技術と社会がもついろいろな接点について見ることによって、今後いかに科学・技術とつきあって行くべきかについて考え、われわれの取るべき選択肢について議論したい。文科系の学生は、われわれは科学・技術と無関係であってもよいと考えがちであるが、こういう態度は、現代社会にあってはもはや許されるものではない。本講は、科学・技術は無関係であると考えている文科系の学生を対象とたものである。 |
| 授業計画 | なぜ文系の学生が科学・技術について学ぶ必要があるのか。 バイオテクノロジーが現代社会に与える意味。 すべてがDNAの構造解析から始まった。 遺伝子組み換え、クローン技術等。 なぜ環境問題がわれわれの問題なのか。 成長の限界(宇宙船「地球号」)。 科学・技術と戦争(原爆の誕生)。 科学・技術万能の時代。 科学・技術への疑義提出の時代 アポロ計画の成功 ベトナム戦争 エネルギー危機 科学・技術批判と新しい科学・技術論。 いったいわれわれは科学・技術とどう付き合うべきか――誰が科学・技術を管理すべきか。 |
| 評価方法 | 成績は、期末に実施する試験の結果で判断する。出席点は積極的に評価の対象とする。評価に迷った場合も、参考にしたい。また毎回、配布する出欠票のなかの質問欄を利用して、この授業に積極的に取り組む姿勢を見せた者も評価の対象とする。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 科学・技術について関心を示すことが、現代社会にあっていかに大事なことであるかを理解してほしい。 |
ゼミナールⅠ・ゼミナールⅡ
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | ゼミナールⅠ・ゼミナールⅡ |
| 教員名 | 志村 正 |
| 授業概要 | 現代の企業経営は総花的な経営から、将来の成長性が見込まれる、高い収益性をもたらす分野へと資源を集中的に投入するように経営の重点を移している。つまり、企業の強み、コア・コンピタンスを活かした分野に特化し、その他を外部に委託するアウトソーシング戦略を進めている。そのような状況にあって、収益性の高い製品・サービスを見極めたり、どのようにすれば業績向上につなげることができるか、どこに仕事の無駄があり、どこに利益改善のヒントがあるかを教えてくれるのが、管理会計情報である。このように、管理会計は会計情報を企業の経営にどのように活用できるかを考えていく会計分野である。 そこで取り上げられるテーマは、損益分岐点分析、予算、原価企画、バランスト・スコアカード、EVA(経済付加価値)、ABC/ABM(活動基準原価計算/原価管理)などである。 |
| 授業計画 | ガイダンス 管理会計の意義と本質(1) 管理会計の意義と本質(2) 損益分岐点分析 プロダクトミックス問題 EVAとROE 業績報告書 カンパニー制、ミニ・プロフィット・センターと業績評価 バランスト・スコアカード 標準原価と予算 原価の推定 活動基準原価計算(ABC) 活動基準原価管理(ABM) 企業予算管理 参加的予算、ゼロベース予算 活動基準予算管理(ABB) 標準原価差異分析 原価企画 業務的意思決定問題 キャッシュフロー、貨幣の時間価値、資本コスト 設備投資の評価 |
| 評価方法 | 出席状況、授業への取り組みへの熱意や発表の仕方、2回のレポートによって評価する。 |
| 教科書 | その都度紹介する。 |
| 参考書 | 使用する予定であるが、書名は未定である。 |
| メッセージ | ・簿記検定や初級シスアド試験にチャレンジして資格を取ろう。・合宿で会計の学習を目的としたビジネスゲームを実施する。・工場見学によってゼミの内容をより現実に即して考える能力を身につける。 |
スポーツ健康実習A(特)
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | スポーツ健康実習A(特) |
| 教員名 | 小林 勝法 |
| 授業概要 | 病気や障害で運動が制限されていても、その制限の中で体を動かす楽しみを味わい、健康を維持増進することがでる。個々の状況に応じて体を動かすことで、健康に生活する方法を習得し、スポーツとの関係について検討する。 |
| 授業計画 | 1.自分の体を知る 2.体を動かす 3.ゲームを楽しむ 4.健康法を習得する 5.健康で豊かなライフスタイルを構築する 以上の他に、以下の課題を課す。 一気飲みの恐怖、喫煙による健康被害、食生活診断、エイズについて考える |
| 評価方法 | 無遅刻・無欠席で、一定の水準に達した者を80点(A)とし、以下の様に配点する。 1.技術(実技テストなど) 20% 2.知識(宿題、授業記録、期末レポートなど) 40% 3.態度(平常点のほか期末レポートなど) 40%なお、欠席・遅刻の減点は、欠席:-5、-10、-20、不可。 遅刻:-3、-6、-12、-24、不可。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 受講にあたっては履修登録の前に教務課に相談すること。 初回の授業には体育履修カードに写真を貼付して持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合すること。 その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修のてびき』記載)を参照すること。 |
イスラーム入門
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | イスラーム入門 |
| 教員名 | 中村 緋紗子 |
| 授業概要 | 2001年9月11日に起こった米国の同時多発テロ以来、日本においてもイスラームと西欧文明の衝突の問題をめぐって、急速にイスラームに対する関心が高まってきている。本講義は、現代世界におけるイスラーム教徒(ムスリム)の動向を理解するために必要なイスラームの基本的な思想や社会的規範、生活様式を学ぶことを目的とする。(後期の「イスラーム法と社会」受講生には必須。) |
| 授業計画 | 日本とイスラーム イスラームとは?:イスラームの基本的な考え方 「預言者」という概念、神の啓示、『クルアーン』 ムハンマドの人間像:預言者の言行録『ハディース』 ビデオ鑑賞:ムハンマドの生涯 『クルアーン』と『ハディース』から演繹される聖法 聖法(イスラーム法)1:法源と解釈 聖法(イスラーム法)2:特定の問題に関して『クルアーン』と『ハディース』にある叙述・法学書の用例・解釈・現実への適用 結婚と離婚 離婚法 現代におけるイスラム法の適用 日常生活の中のイスラーム復興 現代国際社会におけるイスラームの現状 イスラーム諸国(イスラーム国家とムスリム社会) 西欧とイスラム1:ヨーロッパ 西欧とイスラム2:アメリカ 中東 アジアとイスラーム1:西アジア アジアとイスラーム2:南アジア アジアとイスラーム3:東南アジア アジアとイスラーム4:中央アジア アジアとイスラーム5:東アジア |
| 評価方法 | 学期末テスト(50%), レポート(30%)、出席点(20%) |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 受講にあたり予備知識は必要ないが、授業を通じてイスラーム文化に触れ、既成観念にとらわれず、独断に陥らず、異文化を冷静に理解する論理的な思考方法を養ってほしい。また、本講義は秋学期に開講される「イスラーム法と社会」の基礎となるので、秋学期に同講義の受講を希望する学生は、必ずこの「入門」を履修しておくこと。 |
文化人類学
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 文化人類学 |
| 教員名 | 中村 緋紗子 |
| 授業概要 | 現代はグローバリゼーションによって、世界のあらゆる地域の人々が好むと好まざるとにかかわらず、何らかの形で直接的・間接的な関係を持たざるを得ない状況になってきている。こうした現代に生きる我々にとって、異文化理解・異文化交流のための知識とスキルは不可欠である。文化人類学者はこれまで、世界の各地でフィエールドワークに基づいて、人類文化の普遍性と多様性を追求し、その解明に従事してきた。本授業では、文化人類学の基本的なものの見方・考え方を学び、異文化理解の手法を身につけていくことを目的とする。 |
| 授業計画 | オリエンテーション 文化人類学とはどういう学問か? 異文化理解 (1) ~カルチャーショック 異文化理解 (2) ~文化の多様性と普遍性 異文化理解 (3) ~偏見と先入観 フィールドワーク (1) ~観察と対話、百聞は一見にしかず フィールドワーク (2) ~解釈と理解、見ればわかるか? 家族の文化人類学 ~家族は人類普遍か? 宗教の文化人類学 (1) ~日本人は無宗教か? 宗教の文化人類学 (2) ~イスラームをどう理解するか? 開発の文化人類学 ~開発援助は大きなお世話か? 環境の文化人類学 ~人間は環境とどうつきあってきたのか? まとめ ~グローバル化時代の文化人類学 |
| 評価方法 | 学期末のテスト(50%)、レポート(30%)、 出席 (20%) によって評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 受講にあたり予備知識は必要ないが、授業を通じて異文化に触れ、自ら感じ、どう理解するか、考えてもらいたい。 |
社会学特殊講義A(木2)
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 社会学特殊講義A(木2) |
| 教員名 | 堀内 康史 |
| 授業概要 | 集団や組織という視点から社会・人間関係を見てみると、いつもとはまた違う社会がそこにあります。基本的には、個人の意思を超えたところにある社会的規範や法則を見出すことになります。自分もまた集団・組織の一員であり、また今後は別の集団・組織の一員になることを考えるならば、ここで提示される議論は興味深いものになると思います。この授業では、実際の事件やニュースなどのほかに、ビデオなどの映像資料を用いたり、小説を題材にし、事例を紹介していく予定です。 |
| 授業計画 | 集団と組織 - イントロダクション 大衆・公衆・群集 -非組織集団と組織集団 集団の特性 - 集団規模、リーダーシップ、意思決定 集団の種類 - 内集団と外集団、準拠集団 集合行為論1 - 集合財とフリーライダー問題 集合行為論2 - 囚人のジレンマ 集合行為論3 - 囚人のジレンマ2 官僚制1 - 官僚制の諸特徴と歴史 官僚制2 - 現代社会の事例 コンティンジェンシー理論 - 官僚制を越えて ネットワーク1 - ネットワーク分析の基本 ネットワーク2 - 弱い紐帯と強い紐帯 管理社会 -近代的組織における監禁装置 |
| 評価方法 | 評価は、学期末の筆記試験、授業中の態度(積極性)などにより総合的に判断する。出席は、筆記試験の受験資格として必要だが、評価(評点)に直接反映はしない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |
地域研究演習Ⅱ(東南アジア研究)
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 地域研究演習Ⅱ(東南アジア研究) |
| 教員名 | 中村 緋紗子 |
| 授業概要 | 東南アジアは、日本にとって歴史的にも、現在的にも、そして将来的にも緊密な国際関係にある地域である。本演習では、こうした東南アジア地域の政治・経済・文化・社会について多面的に理解を深め、さらに日本との関係について考えることを目的とする。受講生は各自の関心に従ってトピックを選び,資料の収集、口頭報告(発表)、レポートの作成をおこなう。 |
| 授業計画 | 教育支援課にお問い合わせ下さい。 |
| 評価方法 | レポート(50%)、発表とクラスでの討論参加(30%)、出席点(20%)によって総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |
社会学特殊講義A(木3)
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 社会学特殊講義A(木3) |
| 教員名 | 堀内 康史 |
| 授業概要 | 社会調査の土台である統計学の基礎の理論を、じっくり学習します。計算はほとんどコンピュータにさせますので、数字の操作が得意とは言い切れない人にも対応出来るでしょう。以下の内容で基礎から授業を進めます。 |
| 授業計画 | 授業ガイダンス:社会調査における統計的問題の概略等 基本統計量とその試算 確率論の基礎1:確率の概念、事例と確率の分布 確率論の基礎2:確率変数と正規分布、母集団と標本統計量等 標本抽出法1:母集団と標本抽出要件、各種抽出法と標本誤差 標本抽出法2:標本抽出の実施 検定・推定理論1:帰無仮説・対立仮説と検定の概念 検定・推定理論2:第一種の過誤と第二種の過誤、両側検定と片側検定 検定・推定理論3:各種の分布関数と検定・推定 クロス集計の検定:χ2乗検定 変数のコントロール:相関関係と因果関係、エラボレーションとその実施 相関係数:ピアソンの積率相関係数と検定、その他各種相関係数と検定 偏相関係数:擬似相関関係と変数の統制 回帰分析の基礎1:単回帰分析と重回帰分析 回帰分析の基礎2:回帰分析の検定 |
| 評価方法 | 評価は、学期中および学期末の筆記試験、授業中の態度(積極性)などにより総合的に判断する。出席は、筆記試験の受験資格として必要だが、評価(評点)に直接反映はしない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 各回の授業内容を見ていると難解に思えるかもしれませんが、できるだけ平易な説明を心がけます。 |
社会学原論Ⅱ
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 社会学原論Ⅱ |
| 教員名 | 堀内 康史 |
| 授業概要 | この社会学原理Ⅱは、現代の社会現象を分析することに重点がおかれます。「女らしさ、男らしさ」「人を好きになる条件」「学校教育の意義」「なぜあなたは日本人なのか?」といったことが議論、分析されます。多くのトピックの根底を流れているものは、誰が抑圧され、差別されているのか、誰が優位な立場にいて、誰が劣位な位置にいるのか、といったことです。もちろん、すべてがそのような視点のものではありません。また、誰々が悪いからそれを直せ、という単なる倫理的な話でもありません。そのメカニズムがどのようなものであるかを、「客観的」に分析していきます。この授業では社会学の一つの特徴である、批判的視点を重視しながら議論が展開されます。 |
| 授業計画 | 講義ガイダンス ジェンダー(1)女らしさ、男らしさ ジェンダー(2)社会制度の中の女性 家族(歴史的変遷、家族の中の個人の役割) 社会階層(日本は平等な社会か?) 教育(現代社会における教育の意味) 文化(1)現代社会における文化 文化(2)文化の中の政治性 都市と地域社会(地域比較、地域の歴史的変遷) ナショナリズム(なぜあなたは日本人なのか?) 逸脱(犯罪とは何か?犯罪の類型、ラベリング理論) 官僚制(大企業の不祥事はなぜ起こる?) アイデンティティ(自分らしさを求める社会) 社会学の課題 |
| 評価方法 | 学期末の筆記試験が主要な評価基準となります。これ以外に、授業への積極的な参加(授業中の発言、リアクションペーパーでの意見)により、得点が可能です。出席は毎回取り、学期末筆記試験を受けるための条件となります。ただし、出席回数が得点に換算されることはありません。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 社会学原理Ⅰと連続して受講することが望ましい。 |
社会学原論Ⅰ
| 年度 | 2006 |
|---|---|
| 科目名 | 社会学原論Ⅰ |
| 教員名 | 堀内 康史 |
| 授業概要 | 社会学は、常識から一歩身を引いて社会を見る学問、といえます。良い意味で、皆さんの常識を破壊していければと思います。初めに、社会学の歴史を概観し、それから方法と理論を紹介していきますが、適宜身近な事例を用いて、抽象的な議論に終わらないようにします。この社会学原理Ⅰでは、比較的大きな枠組みの理論、さまざまな議論の基礎となる理論などを中心に紹介していきます。例えば、「なぜ貧困はなくならないのか」という問を立てて考えてみたり、「大人は『子ども』を前にして性に関係したことを口にしてはいけない」という現代的なモラルについて考えながら、社会を分析します。 社会学が単に教養におわらず、皆さんのこれからの人生のなかで、何らかのかたちで役に立つものを提供したいと考えています。 |
| 授業計画 | 講義ガイダンス 社会学の歴史(1)デュルケム 社会学の歴史(2)ウェーバー 社会学の歴史(3)マルクス 機能主義(なぜ社会は崩壊しないのか?) 構造主義(あなたの意識はあなたのものではない?) 闘争理論(あなたは何に支配されているのか?) 交換理論(タダより高いものはない?) 象徴的相互作用論(あなたは毎日演技をしつづけている) エスノメソドロジー(無意識の差別現象) 構築主義(社会問題の社会学) 社会学の方法(1)質的調査、量的調査の方法 社会学の方法(2)質的調査、量的調査の限界 現在の社会学理論 |
| 評価方法 | 学期末の筆記試験が主要な評価基準となります。これ以外に、授業への積極的な参加(授業中の発言、リアクションペーパーでの意見)により、得点が可能です。出席は毎回取り、学期末筆記試験を受けるための条件となります。ただし、出席回数が得点に換算されることはありません。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 条件ではありませんが、社会学原理Ⅱも連続して受講することが望ましいです。 |