企業会計(S)

年度 2010
科目名 企業会計(S)
教員名 志村 正
授業概要 会計の分野を大きくは簿記会計、財務会計、管理会計、経営分析に区分し、それぞれの中でITパスポートや基本情報技術者などで出題頻度の高い重要なテーマに絞って解説することを試みる。広く浅く取り上げられていくので、体系立てて説明されない。「簿記演習」、「財務会計情報」、「原価情報」、「管理会計情報」などで不足を補っていただきたい。
授業計画 会計の全体像と仕組み
簿記会計[1]貸借対照表・損益計算書のフォームと意味
簿記会計[2]簿記のしくみ(1)
簿記会計[3]簿記のしくみ(2)
簿記会計[4]商品の払出計算と売上原価計算
簿記会計[5]減価償却について
財務会計―財務諸表の分類
経営分析[1]財務の安全性分析
経営分析[2]収益性分析
原価計算[1]原価計算の仕組み
原価計算[2]原価計算の方法/ソフトウェア会計
管理会計[1]損益分岐点分析
管理会計[2]リースとレンタル
管理会計[3]設備投資の経済性計算
評価方法 ペーパー・テスト(択一問題,20題を予定)によって評価する
教科書
参考書
メッセージ 簡単な表計算を扱うこともある。
カテゴリー: 2010

情報システム特論

年度 2010
科目名 情報システム特論
教員名 関 哲朗
授業概要 本講義では,いわゆる情報システム開発の課題について検討していきたい.そもそも,情報システム開発は何故難しいといわれるのか,その問題,課題は何なのか,如何に解決すべきであるのかと言ったことは,実は高度情報化社会にとって深刻なテーマとなっている.更に,何故情報システムの不具合が社会問題なのかについて理解することは,情報システム開発の社会的ミッションを知る上でも重要なことである.講義では,情報システム開発の技法と,情報システム開発の事故の事例を学習しながら,先に示した課題について探求していきたい.
授業計画 ガイダンス
この講義の計画と概要をお話しします.
※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れたり,変更になることがあ ります.
コンピュータ開発の歴史と利用目的の変遷
一般的なコンピュータ開発の歴史を振り返り,その利用目的の変遷を学びます.メインフレームの時代からCSSへの移り変わり,インターネットの出現によるセキュリティに対する考え方の変化,いわゆるPCの普及などと言ったハードウエアの開発と利用形態の変化が情報システム開発に及ぼすインパクトについて議論します.
第2回の続き
情報システム開発の困難さの存在
情報システム開発は何故難しいのかを考えていきます.古くは,ソフトウエア危機をキーワードに議論されてきたことですが,その内容は現在では解決されているのか,変化しているのか,今日問題とされることは何なのかについて議論していきます.
第4回の続き
情報システム開発におけるプロジェクトマネジメントの必要性
情報システム開発の場ではプロジェクトマネジメントの必要性が強調されています.ここでは,プロジェクトマネジメントの内容について詳しく触れるつもりはありませんが,何故その必要性が叫ばれるようになったのか,情報システム開発の分業化,開発組織の階層化との関連は何か,開発の成功定義,開発成功の保証技術などについて議論していきます.
第6回の続き
情報システム開発規模の見積り技術と契約
情報システム開発の規模見積りについては様々な方法が提案されています.多くの方法が顧客要求に従った見積り方法で,これをもとに開発コストや開発計画など,顧客との約束=契約が請負契約として文書化されることになります.この手続きが多くの情報システム開発の失敗のトリガとなっていることはよく知られたことです.ここでは,何故これが失敗のトリガとなるのか,何故最近の情報システム開発において顧客との契約未達成が特に問題視されるのかについて議論していきます.
第8回の続き
事例演習1
情報システム開発における事故を例題に,その原因の探求と教訓の獲得を行います.
事例演習2
情報システム開発における事故を例題に,その原因の探求と教訓の獲得を行います.
事例演習3
情報システム開発における事故を例題に,その原因の探求と教訓の獲得を行います.
総合演習1
総合演習2
この講義のまとめ
評価方法 出席や演習の状況と期末試験の成績を総合的に評価します.
教科書
参考書
メッセージ 情報サービス産業,IT産業に職業を得ようとする人には当然のように期待される知識を学んでいきます.積極的に参加すれば,この分野で活躍するためのいくつかの重要な知識を得ることができます.基本的に課題を出し,ディスカッションを通して理解を深めていきたいと思います.
カテゴリー: 2010

企業会計(E)

年度 2010
科目名 企業会計(E)
教員名 志村 正
授業概要 会計の分野を大きくは簿記会計、財務会計、管理会計、経営分析に区分し、それぞれの中でITパスポート、基本情報技術者などで出題頻度の高い重要なテーマに絞って解説することを試みる。広く浅く取り上げられていくので、体系立てて説明されない。「簿記演習」、「財務会計情報」、「原価情報」、「管理会計情報」などで不足を補っていただきたい。
授業計画 会計の全体像と仕組み
簿記会計[1]貸借対照表・損益計算書のフォームと意味
簿記会計[2]簿記のしくみ(1)
簿記会計[3]簿記のしくみ(2)
簿記会計[4]商品の払出計算と売上原価計算
簿記会計[5]減価償却について
財務会計-財務諸表の分類
経営分析[1]財務の安全性分析
経営分析[2]収益性分析
原価計算[1]原価計算の仕組み
原価計算[2]原価計算の方法/ソフトウェア会計
管理会計[1]損益分岐点分析
管理会計[2]リースとレンタル
管理会計[3]設備投資の経済性計算
評価方法 ペーパー・テスト(択一問題,20題を予定)によって評価する
教科書
参考書
メッセージ 簡単な表計算を扱うこともある。
カテゴリー: 2010

異文化の性

年度 2010
科目名 異文化の性
教員名 椎野 信雄
授業概要 異文化の性とは、日本社会ではないポスト近代社会における「性」のあり方のことです。この「性」とはSEXのことではなく、GenderやSexualityのことです。文化や社会と性は密接な関係をもっているという視点をもって、「性」のことを再考してみませんか。具体的には、性現象(家族・結婚・カップル・恋愛・セックスなどの私生活領域)のあり方を「シングル単位社会論」の視点から物されたテキストを読みながら考察していきます。性のことを考える際に自明の大前提となっている「男女二分法」の発想をアンラーンすることが基本目標です。家族単位社会の日本文化の性現象の諸問題を理解し、ポスト近代社会の「性」のあり方を考察できるようになるのが到達目標です。週一回の予習のある授業は以下のように進める。授業の前日に予習読書課題をeラーニングに提出して授業参加する。授業の最初に前回の皆のコメントパーパーから幾つかを紹介し学習ポイントを復習する。課題の中の皆の「分からないこと」を説明したプリントを配布し解説しながら、相互行為的に授業を進める。最後に授業のまとめとしてコメントペーパーを書いてもらい、次回に私のコメントをつけて返却する。
授業計画 講義ガイダンス
20世紀の家族単位社会日本
家族論
結婚論
親子論
恋愛論
シングル単位社会論
セクシュアリティ
近代社会の男女二分法
ジェンダー平等社会の文化
プレゼンテーション(1)
プレゼンテーション(2)
プレゼンテーション(3)
21世紀の日本社会の文化の行方
評価方法 毎週予習課題を提出し、2/3以上の出席率で、プレゼンテーションをした者が受験資格ありとする。出席(14%)、授業コメントペーパー(14%)、プレゼンテーション(10%)、読書課題(33%)、セメスター末の定期試験の「レポート」(4000字)(29%)で評価します。プレゼンテーションや読書課題や「レポート」については授業の中で説明をします。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、講義内容を覚えることではなく、ある物事についての考え方を、自分で関心をもって、自分の頭で理解し直してみることに主眼があります。いわゆる私生活の領域のこと(性現象)について、これまでとは違った視点(ジェンダーの視点)で考えるのを基本目標とします。家族や性現象をアンラーンし、ポスト近代社会の文化・性(異文化の性)を理解するのを到達目標にします。教養科目「ジェンダー論」および「国際理解とジェンダー」を受講していることが望ましい。毎週予習課題を提出する学生を前提に、アンラーン(unlearn)してゆく授業を進めていきます。(『シングル単位の恋愛・家族論』は、絶版になっている可能性が高いので、各自Usedbook等で入手しておくこと。)
カテゴリー: 2010

テーマパーク事業論

年度 2010
科目名 テーマパーク事業論
教員名 白土 健
授業概要 テーマパーク事業の経営特質を考察する。さらに諸外国の事例との比較の中で、それぞれの沿革、制度、現状を詳細に認識した上で、これからのテーマパークの在り方を示唆したい。具体的にはテーマパーク経営についての概略と観光産業の現状と将来展望を、実在企業の実例を映像等補助教材をふんだんに用い、ノウハウや集客の仕組みをより分かりやすく解説します。
授業計画 本授業の進め方とレジャー産業と定義
テーマパークの社会的な役割
テーマパークの構造と市場規模
テーマパークの歴史
世界のテーマパーク
各社事例(消えたテーマパークとその要因)
各社事例(オリエンタルランド)
各社事例(TDR TDS)
各社事例(サンリオピューロランド)
各社事例(ハウステンボス)
各社事例(ユニバーサル・スタジオジャパン)
各社事例(キッザニア東京)
各社事例(ナムコ・ナンジャ・タウン)
各社事例(志摩スペイン村バルケエスバーニャ)
まとめ
評価方法 出席状況と試験成績とを合わせて総合的に評価する
教科書
参考書
メッセージ 勉強は人から聞いて覚えるだけでは、楽しくありませんし、すぐ忘れてしまいます。役に立つ、本当に身につく勉強をするためには、学んだ上に、質問して(場合によっては興味ある書籍の著者に手紙を書いて)、相手の考えを理解することが大事です。知的好奇心を養い、「自分の考えを持つ」ことが大事です。その為には、自分以外の考えを知り(講義担当者から、他の学生から、ネット上でアンケートを実施する等)、理論武装することです。本講義ではコピペでない自分の論を持つことを命題とします。
カテゴリー: 2010

国際理解とジェンダー

年度 2010
科目名 国際理解とジェンダー
教員名 椎野 信雄
授業概要 近代社会は16世紀にヨーロッパ(西欧)から始まった。しかし現代のヨーロッパは、20世紀の後半から「脱近代社会」に向かって動き始めた。このことを<ジェンダー>の視点を理解しつつ、「映像」を通して、私生活領域の変容として、確認してみることにする。「女らしさ」「男らしさ」、「女」や「男」の「生き方」「働き方」「結婚観」「恋愛」「セックス」「家族のあり方」の変容を理解ぜずには「国際理解」は成り立たない。脱近代社会としての欧米諸国のジェンダー社会状況を理解することで、ジェンダー不平等の日本社会の現状を認識することを通して、日本社会から国際理解をするとは、どういうことかを考察できるように授業をする。
授業計画 1.講義ガイダンス
2.ジェンダーとは何か(<ジェンダー>の視点を理解する)
3.日本語と西洋語の関係を理解する(英語の翻訳語としての日本語)
4.なぜ欧米社会か?(「世界システム」・「近代社会」を理解する)
5.アメリカ合州国の<フェミニズム運動> (新しい「女性」たち)
6.イギリスと<ライフアンドライフバランス> (仕事と生活の両立)
7.フランスと<パックス> (結婚と連帯市民契約)
8.オランダと<ワークシェアリング> (男女の生き方革命)
9.デンマークと<同性カップル> (異性結婚と同性結婚)
10.スウェーデンと<パートナーシップ登録法> (婚外子世界一の国)
11.フィンランドと<ジェンダー平等教育> (教育水準世界一の国の教育観)
12.ドイツと<ファミリーフレンドリー政策>
13.イタリアと<トランスジェンダー問題>
14.カナダと<ジェンダー平等政策>
15.ジェンダー不平等社会日本と国際理解(GEM42位の現状)
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 2/3以上の出席率を前提に、毎回のコメントペーパーの提出と、セメスター末の定期試験の「レポート」で評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、知識を記憶することではなく、ある物事についての見方を、自分で関心をもって、自分の頭でアンラーンすることで、理解し直してみることに主眼があります。私の言う「アンラーン」の教育方法を知ってみませんか。他の授業とは異なるこの授業の内容と形式を理解し、読書予習課題のあるこの特異な参加型授業の受講を決めて下さい。いわゆる私生活領域について、これまでとは違った視点(ジェンダーの視点)で考えてみたい学生に、<アンラーン>について講義します。受講希望者は第1回目の講義ガイダンスに必ず出席すること。「ジェンダー論」の授業科目を受講していることが望ましい。
カテゴリー: 2010

EIC III(B)

年度 2010
科目名 EIC III(B)
教員名 ニコラス・デルグレゴ
授業概要 The classes will emphasize oral communication and students will often work in pairs or groups in order to maximize the students’ speaking time as well as have many chances for individual presentations.Skills to be taught:Writing, speech making, sales or product presentations,Vocabulary and grammar needed to write good solid English presentations,Argument or debate,Persuasive presentation/speech making
授業計画 Lesson1:The students will be broken into groups for discussion and special projects. Students’ will introduce themselves. Students will be introduced to the course material and grading method. Students will be assigned homework write letter of complaint to utility company.
Lesson2:Students will review each others complaint and discuss ways to improve each other’s English with the guidance of the teacher.
Lesson3:Students will read their letters of complaint in the class and the other students will ask questions and take notes of the presentations for listening comprehension
Lesson4:Students will begin a cooperative project to develop a business or research project with another group (like an environment research project or, a recycling project)
Lesson5:Students will show their research and group assignments to the teacher for approval and continue to do their research.
Lesson6:each student will have their finished paper with them as each the group makes a multi person presentation with each student taking one section of the presentation (historical background, financial, cultural problems and so on) There will be questions and answer with the rest of the class. Both the written and the oral presentation will be evaluated.
Lesson7:Continuation of the presentations and or vocabulary quiz to check on the students understanding
Lesson8:The final project will be selected by each group and divided equally between the members with the guidance from the instructor
Lesson9:The outline and/or written presentation will be checked by the rest of the group as well as the teacher and the individual students will practice the delivery of their presentations
Lesson10:The presentations will begin with Q&A by the rest of the class. Written copies of the presentations will be grade as well as the oral presentation
Lesson11:The presentations will finish
Lesson12:Final presentation will be made by each student about a topic he or she has chosen.
Lesson13:Continuation of final individual presentations.
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 The students will be graded on attendance (10%), their class work and attitude they show toward their class work (30%) as well as the evaluation of their presentations and formal dialogue skits performed in class (40%) and classes quizzes and final oral evaluation(20%).
教科書
参考書
メッセージ Feel you need to improve your English vocabulary? Think you should be reading more in English? Then this is the class for you.
カテゴリー: 2010

管理会計情報

年度 2010
科目名 管理会計情報
教員名 志村 正
授業概要 会計学には、大別すると財務会計と管理会計がある。財務会計は外部に企業の経理状況を公表することに関心があるが、管理会計は企業の内部で会計データをどのように管理のために活用するかに関心がある。企業の利益を向上させるために、また原価を引き下げるために活用できる会計情報をどのようにして作成し、それをどのように用いるかを考える。そのための会計データの取り方、整理の仕方、集計の仕方はもちろん、会計スタッフはこれらの情報がどのような経営環境において用いられるのかを知らねばならないから、簿記、原価計算の知識だけではなく、基礎的な経営管理の知識も必要である。前半は管理会計の基礎的概念と技法などについて講義し、後半は管理会計技法に焦点を当てる。
授業計画 管理会計とは
財務会計と財務会計
管理会計の体系
利益管理会計(1)利益管理のプロセス
利益管理会計(2)損益分岐点分析
利益管理会計(3)セールズミックス
利益管理会計(4)利益目標の設定
原価管理会計(1)原価管理のプロセス,原価目標値
原価管理会計(2)管理可能費,キャパシティ・コスト
原価管理会計(3)原価分解方法
業績管理会計(1)責任会計
業績管理会計(2)原価センターの業績評価
業績管理会計(3)投資センターの業績評価
中間試験
企業予算(1)予算の意義とプロセスなど
企業予算(2)予算編成の方法、参加型予算など
予算編成の事例(1)売上高予算など
予算編成の事例(2)製造予算など
標準原価管理(1)歴史と標準原価管理のプロセス
標準原価管理(2)原価標準の設定
標準原価管理(3)差異分析-直接材料費差異,直接労務費差異
標準原価管理(4)差異分析-製造間接費差異
標準原価管理(5)差異の原因調査,原価企画
意思決定会計(1)意思決定のための原価概念
意思決定会計(2)ケース分析
設備投資意思決定会計(1)キャッシュフロー,貨幣の時間価値
設備投資意思決定会計(2)経済性計算
講義の復習
評価方法 2回のペーパーテスト(70程度。持ち込み可)に、出席点とレポート点(2回程度)を加味して評価する。出席が2/3未満の場合には、試験を受けることができないので注意すること。
教科書
参考書
メッセージ 本講義の受講を希望するものは、2年次の「原価情報 I,II 」を修得していて、さらに企業の経営管理にも興味がある者が望ましい。
カテゴリー: 2010

健康心理学

年度 2010
科目名 健康心理学
教員名 北山 純
授業概要 こころの健康には、性格や生い立ちといった個別の要因だけでなく、家族・学校・職場などの当人を取り巻く社会環境が与える影響や、健康が損なわれた状態にある人に対する治療・援助など、多様な側面が関連し合っている。健康心理学は、健康に対して心理学の立場から貢献しようとする、学際的な学問領域である。本講義では、心理的な健康の保持・増進・予防・治療など、メンタルヘルスに関して広く学んでゆく。
授業計画 健康心理学とは
健康心理学とは何か
健康な生活(1)
生活習慣、身体運動、休養
健康な生活(2)
喫煙行動、睡眠と睡眠障害
食生活と健康
摂食行動とこころの動きについて
摂食障害(過食・拒食)の心理
女性の健康
女性の身体的健康に関する問題
母性、結婚、出産、育児などの心理
重篤な病気とその心理
がん、糖尿病、疼痛
ライフサイクルにおける健康(1)
学童期・思春期(小学生~高校生)の健康と心理
ライフサイクルにおける健康(2)
青年期(大学生)の健康と心理
ライフサイクルにおける健康(3)
成人期(社会人)の健康と心理
ライフサイクルにおける健康(4)
老年期(高齢者)の健康と心理
ストレス
日常生活におけるストレスとその対処
社会的適応(1)
欲求、満足感、防衛機制
社会的適応(2)
ソーシャルスキルと心理的健康、SST
健康と病(1)
病気とその心理
健康と病(2)
「こころを病む」ことについて考える
評価方法 成績については、学期末試験(70%)、講義時のリアクションペーパー(30%)により総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2010

自然科学史

年度 2010
科目名 自然科学史
教員名 土井 康弘
授業概要 本講義は、人類が誕生してから17世紀頃まで、西欧および日本でどのような科学技術の研究がなされたかを概括する。その際、前者については物理化学を中心に講義する。また後者については、江戸時代中期に至るまでに日本人が獲得した科学についての知、さらには日本の生活に密着した陰陽五行説などの思想概念についても触れる。
授業計画 1.ガイダンス
I 西欧科学史
2.原始の科学と文明の誕生
3.~4.古代ギリシャの自然哲学
5.アレクサンドリアの科学
6.錬金術の発生
7.古代ローマの科学
8.中世科学史
9.イスラムの科学
10.中世末からルネッサンス期の科学
11.科学革命の時代
12.ガリレイの落下法則の研究
13.~14.ベーコン、デカルトの自然科学論
15.中間試験
II日本科学史
16.原始科学文化
17.古代中国科学技術
18.中国科学技術の日本への伝来
19.~20.律令国家と科学技術
21.古代国家の凋落と科学文化の空白
22.封建社会の形成と科学文化の胎動
23.封建社会の確立と科学文化
24.南蛮学の伝来とその影響
25.近世科学開花の実相
26.近世中期産業の発達と技術学の形成
27.近世中期の思想文化と実学
28.経験科学の発達
29.近世中期実学の展開
30.試験
評価方法 成績は、出席に相当する課題(3割)と試験(7割)で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 自然環境に関する問題の山積する時代に生きる我々が、これらを解決する糸口を見つけるには、まずは人類がどのように自然にはたらきかけてきたかについて知っておく必要があろう。はたしてこれから人類は自然とどのように調和して生きていくべきか。この講義を通して、その指針を見出せれば幸いです。
カテゴリー: 2010