ネットワークモデル分析

年度 2010
科目名 ネットワークモデル分析
教員名 根本 俊男
授業概要 この講義では,問題解決技法やオペレーションズ・リサーチの中で扱う問題分類のひとつである「ネットワークモデル」について学んでいく.世の中にはいくつかの点とそれらを結ぶ線で表現できるものが数多く存在する.例えば,道路網やインターネット.また,物理的に目に見えなくても,会社の組織や,工場から消費者までの商品の流れなども抽象的に点と線で表現できる.これらのように点と線で表現したものをネットワークと呼び,ネットワークで表現できた世の中の様々な問題をネットワークモデルとよぶ.世の中の諸問題のすべてがネットワークで表現できるわけではないが,多くの問題はネットワークモデルとして記述でき,その解析手法は様々な問題の解決の糸口を提供することが多い.そのため,IT分野やプランニングの分野で活躍したいと考えている者にとってはネットワークモデルの分析技術は基盤知識のひとつであり,また,経営情報学科出身者が当然身につけているIT(情報技術)として企業が期待している中核技術のひとつでもある.経営情報学科が経営学科ではないことを考えれば経営情報学科におけるITの重要性は容易に理解できるであろう.本講義で扱う内容を修得するには多くの問題例に取り組む必要がある. そのために,講義時間だけでは足りないので相当量の課題を毎回課す予定である. 受講者は実習・課題に取り組む十分な時間を確保しておいて欲しい.
授業計画 点と線で表現できるもの
グラフ論入門
一筆書きの仕組み
郵便配達の最短経路を探してみよう
コンピュータで点と線を表現する方法
マッチングで楽しむ
たくさんのペアを作ろう
総費用が少ない割当をみつけよう
満足できるゼミ配属方式を考えてみよう
ネットワークに表れる様々な問題を考えてみる
街にガス管を最小コストで配管するには
湘南台から新横浜に最短で行く経路を見つけよう
危険を避けて重要機材を運搬しよう
お弁当をすべてのコンビニに最短時間で配達しよう
ネットワーク上に物をうまく流してみよう
ネットワークとその上に流れる物の量を同時に表現してみよう
最大の通信量を確保しよう
工場から各消費地になるべく安く商品を配送しよう
お中元を3台のトラックでなるべく早く配送しよう
まとめ
評価方法 出席が規定した数を超えた者を評価の対象とする.評価は,講義中に数回実施する小テストにてネットワークモデルの基礎的知識の修得度を測定し,その平均点(100点満点)に沿い決定する.ただし,その小テストの結果以外にもレポートへの取組状況や演習でのプレゼンテーションなどをさらに加味する場合もある.
教科書
参考書
メッセージ この講義の受講に前提となる専門知識は特にありません.ただ,ネットワークモデルが問題解決技法やオペレーションズ・リサーチの中でどのような位置付けになるのかなどをより深く理解するには,第2セメスタでの「オペレーションズ・リサーチ」と第3セメスタでの「スケジューリング」が履修済みであることが望まれます.また,演習の発表ではPowerPointを扱う必要があるので,第1・2セメスタの「プレゼンテーション」も履修済みであることも望まれます.一方,本講義で学んだことは,第5セメスタ「最適化モデル分析」,第5/6セメスタでの「経営情報演習A/B」,第6セメスタ「ロジスティクス」を履修する際に大切な基礎知識のひとつになるでしょう.より専門的な後続科目の準備として大切な講義のひとつですので,しっかり学んでください.講義に関する情報や過去の試験問題などは以下のURLにて閲覧できます. http://www.bunkyo.ac.jp/~nemoto/lecture/
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スペイン語 I

年度 2010
科目名 スペイン語 I
教員名 寺沢 恵子
授業概要 スペイン語の入門クラスです。週2日開講されます。大学生の日常生活に役立つ基礎文法と会話を学びます。月曜日は、テキストを使って会話に必要な文法を説明し、練習問題を通して知識を確実なものにします。木曜日は、各場面のモデル会話と応用会話をペアで練習し、実際のコミュニケーションで使えるようにします。また、ビデオ学習を通してスペインやラテンアメリカ諸国の文化・習慣を紹介します。
授業計画 授業ガイダンス・スペイン語のアルファベット
私の名前は~です
動詞estarの使い方・冠詞・名詞
お元気ですか
動詞serの使い方・国籍
どちらの出身ですか
文の種類・形容詞
カルロスはどんな選手ですか
規則動詞現在形-AR・所有形容詞
何を勉強していますか
規則動詞現在形-IR・前置詞
どこに住んでいますか
規則動詞現在形-ER
スペイン語の新聞を読みます
不規則動詞tener,salir,hacer等の使い方
何歳ですか
時の表現
何時ですか
不規則動詞irの使い方
私は大学へ行きます
動詞+不定詞の表現
私は歴史のクラスへ行かなければなりません
不規則動詞(語根母音変化動詞)querer,poderの使い方
窓を開けてくれませんか
不規則動詞hayの使い方
ラテン音楽の本もあります
gustar型の動詞
私は歌うのが好きです
* 学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 定期試験70%、小テスト・宿題20%、出席・授業態度10%(欠席は3回まで)
教科書
参考書
メッセージ 新しい言語を学ぶ時に大事なことは、継続と積極性です。授業はなるべく休まずに出席し、授業中は発音練習を大きな声でしたり、分からなければ質問するなど積極的な態度が必要となります。また、毎回予習・復習をしっかりすることにより、少しずつ着実に力がついてきます。特に、新しい語彙と動詞の活用については必ず暗記しましょう。「スペイン語で自分を表現できる」楽しい授業を目指します。Animo! がんばりましょう!
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代替医療論

年度 2010
科目名 代替医療論
教員名 志賀 道夫
授業概要 興亡した文明は、それぞれの社会を維持するために医術を築き上げてきた。「伝統医学」として、「民間医療」として現代に伝えられている。一方、現代科学に依拠する西洋医学は、「伝統医学」や「民間医療」の全てを継承する普遍性を獲得していない。人体医学の未完成が、多くの難病・副作用・医源性疾患を招いている。この講義を通じて、最先端医療法も含めた代替医療の価値を再認識できるような紹介を行う。
授業計画 水と健康
水の特殊な物理特性の説明をします。
細胞内での水の働きが、その特性から導かれます。
水のエネルギー状態によって、生理活性が変わり、代謝特性が変わります。
日常での上手な水の使い方、食品に含まれる水や天然水の特性を利用します。
運動と健康
手技療法(指圧、マッサージ、整体、カイロフラクティック、フェルデンクライスなど)は、受身的運動です。
気功、ヨガ、体操、筋トレ、ジョギング、アクアビクスなどは、自発的運動です。
運動は、実践してみなければ理解しにくいので、できれば少し試しましょう。
生活環境と健康
気候、地形、植生などは、歴史的自然環境です。伝統医療の環境です。
動物とのふれあいも歴史的文化環境です。治療的乗馬、園芸療法もそういう中で生まれました。
交通、デジタル化、深夜文化が進んだ現代的都市環境は、特殊な環境を作りました。
ストレスとの付き合い方のノウハウも、自分のため、クライアントのために必要です。
エネルギー療法
バイオフォトン、RNA、免疫システム、生体コミュニケーションシステムなどの新知識が進んでいます。
生命維持の各レベルのシステムごとに、特にエネルギーレベルでパラダイムシフトは大きく変化してます。
ホルミシス、光線療法、電位療法などの普及は、ブームを引き起こします。
古典的な温熱療法、温泉療法も、エネルギー療法の一種です。原理的理解が必要です。
サプリメントと健康
食品の第三次機能性、伝統食、サプリメントの基準、薬事法の適用、流通経路の確認をします。
以上のような項目を講義と資料で紹介してから、各人にテーマレポートをしてもらいます。
出席率が30%、レポート70%程度で採点します。
評価方法 授業時及び期末のレポートで評価する。
教科書
参考書
メッセージ 生命現象の基盤となる水の理論モデルから、水の健康価値を検討します。運動法の分析をします。受身的運動、自発的運動の両方が健康維持には必要でしょう。人間と環境の関わり、気候・地形・動植物との歴史文化的関わりが、伝統医学の体系を生みました。量子物理学の応用テクノロジーの時代に入りました。近代科学をベースとしながらイノベーションの続く「代替医療」の世界を少しだけ哲学的に考えましょう。
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開発経済特論

年度 2010
科目名 開発経済特論
教員名 奥田 孝晴
授業概要 開発経済学の基本的課題は以下のようなものです。第三世界諸国は何ゆえに「低開発」なのか、どうしたらそうした状況から脱出できるのか、そのための理論的フレームにはどのようなものがあるのか、経済発展と社会変動の関係、そしてそれらと私たちとの「かかわり」につて。広く発展途上諸国の抱える問題に興味関心のある諸君、特に「この世の中の矛盾」に素朴な義憤をもつ心優しい諸君といろいろなテーマで語り合いたいと思っています。
授業計画 低開発とは何か:第三世界・その実態と背景
低開発諸国の様相:いわゆる人口爆発と人口の都市集中をめぐる問題の検討
発展途上諸国の農村構造分析
発展途上諸国の都市構造分析
ルイスモデルの緩用による都市・農村関係分析と工業化戦略
経済発展に関する理論的レビュー:ハロッド成長関数、内生的成長論、市場に友好的な介入論他(講義進度によって適宜調整する。)
第三世界とわたしたちの「かかわり」について
評価方法 内容は複雑多岐にわたる。講座での意見と「発表」を重視したい。各自にレジュメ作りとプレゼンを要求する。(レポート70%、プレゼン30%)なお、レポート課題部分についての成績評価基準は次のとおり。AA)内容が非常に優れており、題意に良く対応している。A)内容が優れており、題意に良く対応している。B)内容は標準で、題意に沿っている。C)内容は乏しいものの、題意には沿っている。D)内容が乏しく、題意が踏まえられていない。
教科書
参考書
メッセージ 飢えと貧困からの解放という目的に向かって叡智を結集し、その手立てを探るのが開発経済学の課題です。そのために、いろいろな試行錯誤が繰り返され、失敗例、成功例ともいろいろと蓄積されるようになってきました。できれば「低開発諸国」と呼ばれる国々をたずねた時、そこで感じるだろう疑問・矛盾を検証できるようなところまで、認識を深めるのがこの講座の目的です。
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キャリア研究B

年度 2010
科目名 キャリア研究B
教員名 新井 立夫
授業概要 キャリア(Career)とは、「車道」というラテン語に由来し、競馬場や競技場におけるコースやトラック(行路・足跡)を意味する。日本では、「経歴」・「職歴」・「キャリア・ノンキャリア組」という使われ方をしている。本講義では、キャリアを「個々人が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖及びその過程における自己と働くこととの関係付けや価値付けの累積」として定義づける。今日、産業・経済の構造的変化や雇用の多様化・流動化等を背景として、将来への不透明さが増幅し、学生の進路環境は大きく変化している。このような状況の中で、大学生が将来のキャリアビジョンに基づく自己啓発を行うためには、まずさまざまな業界、仕事や職種についての知識を持ち、必要とされる能力は何かを理解することが必要である。その上で、自分の望む仕事を明らかにし、必要とされる能力の育成を大学生活の中で可能にすることが重要である。【到達目標】①ゲストスピーカーによる社会が求める人材像を理解できる。②労働・仕事の意味の調査研究し、理解できる。③自分の望む仕事とその仕事を行うために必要な職業能力を明らかにすることで自己啓発の学習法を学び、実施できる。④自己の望ましいキャリア観を確立できる。
授業計画 オリエンテーション
授業の目的、すすめ方など説明、確認
キャリア(Career)とは何か。受講生のニーズ調査実施。
自己理解・分析
自己啓発の学習法。自分の価値観を知る。
キャリアデザイン理論の概要。
社会が求める人材像 I (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 II (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 III (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 IV (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 V (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 VI(諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 まとめ
第1回 グループ討論と発表、コメント
会が求める人材像 まとめ
第2回 グループ討論と発表、コメント社
人生・学習・労働・仕事の意味の理解
キャリア教育の推進。
学ぶこと・働くこと・生きることの接続とは。
自己啓発アクションプランの作成 I
(自分自身のキャリアデザイン)
自己啓発アクションプランの作成 II
(自分自身のキャリアデザイン)
評価方法 キャリア研究B履修の留意点:授業の時間のみならず、社会が求める人材像の調査研究を行う事前学習を必修事項とする。そのうえで、グループ討論への参画、自己啓発アクションプランを作成する。評価方法:キャリアデザインに携わるという観点で、毎回の出席を基本とし、出席点(学習への取り組む意欲・関心・態度)を30%、授業中の演習活動(グループワーク・発表等を含めた)(創造力・実践力・表現力)20%、課題(レポート等)提出(知識力・理解力・課題解決力)を50%の割合で総合的に評価する。ただし、成績評価の基準は次のとおり。AA(100点~90点)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)、D(59点以下)とし、合格は、AA、A、B、Cとする。
教科書
参考書
メッセージ 終身雇用制度が崩壊しつつある状況下の雇用環境は、契約社員・派遣社員等をはじめ様々な働き方が選択できる時代となった。職場の在り方についても、営利・非営利団体を含め様々な組織体が存在している。取り巻く状況を踏まえ、社会環境を学ぶと共に、生涯における自己のキャリアを考えることで、今後のキャリア形成をより有意義なものとしてもらいたい。また、講義に加え、指示したワークブックを用いて演習を行うので、「自分のキャリアを自分で考えるためのワークブック」は講義開始までに、必ず購入のこと。
カテゴリー: 2010

総合科目B

年度 2010
科目名 総合科目B
教員名 石井 他
授業概要 現象を理解しようとするとき、あるいは、問題を解決しようとするとき、人間はさまざまな思考を行います。社会で起きる問題には、たどり着く答えが一つとは限らないことが通常です。それは、人により受けてきた教育、生まれ育った環境が異なるために、問題解決に向けた思考方法が異なるからともいえます。変化のスピードが速い現代社会では、さまざまな思考方法の存在を理解し柔軟に対応することが、これから社会で経験することになる問題解決の多くの場面で役立といえます。本授業を通じて、下記の力を養成することを目的とします。・現象の理解には、さまざまな捉え方のあることを理解する力を育てる・社会で生じる問題に対し、さまざまな代替案を思考することができる
授業計画 イントロダクション、さまざまな現象を、文章、図、表などで表現する
情報システム学の思考法(1)
情報システム学の思考法(2)
情報システム学の思考法(3)
心理学の思考法(1)
心理学の思考法(2)
心理学の思考法(3)
会計学の思考法(1)
会計学の思考法(2)
会計学の思考法(3)
メディア学の思考法(1)
メディア学の思考法(2)
メディア学の思考法(3)
まとめ: さまざまな思考を身につけ充実した生活を送るには
評価方法 本講義では、「人」、「お金」、「情報」、「メディア」の視点から思考の方法を取り上げます。それらのトピックスごとに理解度を小テストやレポートなどを通して確認し、評価します。
教科書
参考書
メッセージ 本講義を通じて、社会には様々な評価基準があり、しかもそれが変化することを理解し、広い視野を持つこと、社会人となってからも継続的な学習が必要なことを理解してい頂きたいと考えています。
カテゴリー: 2010

情報セキュリティ(S)

年度 2010
科目名 情報セキュリティ(S)
教員名 税所 哲郎
授業概要 情報化社会で取り扱うデジタル化された情報は、その加工・編集を自由に行ないやすく、安全性、認証性、秘匿性、完全性、不正複写防止などの問題が発生します。これらは単に技術的問題にとどまらず、人々の倫理や意識等とも密接に関連し情報化社会に大きな影響を及ぼしています。そこで、この授業では、改竄防止やプライバシ保護等の技術面と人々の意識やモラルの社会面といった情報セキュリティ・マネジメントの現状、および関連する国際標準、法規、ガイドラインの実際について理解することを目的とします。
授業計画 1.イントロダクション
2.情報化社会と情報セキュリティ・マネジメント(1)
3.情報化社会と情報セキュリティ・マネジメント(2)
4.組織と情報セキュリティ・マネジメント(1)
5.組織と情報セキュリティ・マネジメント(2)
6.情報セキュリティポリシーの策定と導入(1)
7.情報セキュリティポリシーの策定と導入(2)
8.情報セキュリティ技術とその適用(1)
9.情報セキュリティ技術とその適用(2)
10.情報セキュリティ・マネジメントと国際標準(1)
11.情報セキュリティ・マネジメントと国際標準(2)
12.情報セキュリティ・マネジメントと関連法規(1)
13.情報セキュリティ・マネジメントと関連法規(2)
14.情報セキュリティ・マネジメントとガイドライン
15.学期末試験
評価方法 学期末試験(90%)、レポート(10%)で評価します。あるいは、授業出席・参画度合(90%)、レポート(10%)で評価します。
教科書
参考書
メッセージ 情報化社会の情報セキュリティということが、実は技術による対策だけではなく、組織の活動にかかわる経営管理のひとつである情報セキュリティ・マネジメントが重要であることを講義を通じて理解できるようになることを目的とします。 授業は教科書にあわせて進められられますが、その内容と進度については、学生のみなさんの理解状況などに応じて変わります。受講生のみなさんは、必ず、事前に教科書を読んだ上で、毎回の授業に出席することが求められます。各章の終わりに、まとめとして、情報セキュリティに関するビデオをみて、授業との関連でレポートを書いてもらいます。ビデオ鑑賞のうえのレポート作成という特殊性(ビデオの前半部分が見れないとレポート全体が書けないこと)がありますので、上映開始後、10分以降の教室への入室者は許可しますが、レポートの受付はできませんので注意してください。したがって、10分までに教室に入室していないとレポートが書けませんし、提出もできませんので注意してください。 また、受講生が少ない場合には、そのメリットを生かしてゼミ形式(テキストの輪読とディスカッションを中心)の授業を採用します。その判断は、第1回目の授業で行いますので、履修希望者は必ず第1回目の授業に出席してください。なお、第1回目の授業に出席できない場合には、第1回目の授業開始までに、上記のメールアドレスに連絡して、学籍番号と氏名、学年を伝えて、授業へ参加する意思表示を行ってください。
カテゴリー: 2010

スポーツA (月2/月4)

年度 2010
科目名 スポーツA (月2/月4)
教員名 山内 賢二
授業概要 授業概要
近年、大学生の体力や協調性・対人関係等の能力低下が話題となっている。体育とは、身体を通しての教育であり、キャンパスライフの中で、身体活動を実践する場、体力の向上を具現化する場、健康に関する知識や教養を修得する場、コミュニケーションの機会を得る場等、人の心身・社会性の育成に寄与する。この授業では、「身体活動の大切さを自覚すること」、「楽しく・安全にスポーツやゲームを行うために必要な知識・教養を得ること」、「協調と積極性の態度を養うこと」を目指している。特に、身体活動は、「やらされる」ものではなく「自発的に行う」ことが望ましく、また、身体活動を安全に行うには、運動課題となるスポーツ種目のルールをしっかり覚えることが大切であるので、履修生の授業への積極的な参加を期待する。授業におけるスポーツ種目は、室内で出来るスポーツ種目(バスケットボール、バレーボール、バドミントン、フライングディスク:フリスビー、フットサル、ミニテニス、ユニホック、卓球等)より、授業の初日に、教員と履修生で相談して決定し、オムニバス的に行う。なお、「授業は3学部合同で行い、男女共修で実施する。」
授業の到達目標
1.知識・理解の観点:スポーツの競技規則を学ぶ。身体活動の楽しさを学ぶ。
2.思考・判断の観点:ミスを恐れないで、ミスを改善する能力。 ゲーム中の戦術・戦略への豊かな発想。
3.関心・意欲の観点:やりたい(好きな)スポーツ種目を発言できる。 積極的なゲームへの参加。4.態度の観点 :遅刻をしない。整理整頓。5.技能・表現の観点:審判ができる。得点獲得への挑戦。
授業計画 以下の種目を予定する。
バスケットボール
バレーボール
フライングディスク
バドミントン
卓球
その他、履修者の自発的に選択した種目
評価方法 1.知識・理解の観点(20%):宿題、授業内レポート。2.思考・判断の観点(10%):授業内でのゲーム参加時間・回数。3.関心・意欲の観点(20%):授業内でのゲーム参加時間・回数。4.態度の観点 (20%):授業への参加度。5.技能・表現の観点(30%):授業内でのゲームの勝敗。審判への参加度。なお、欠席回数により-5、-10、-20、不可、遅刻回数により-3、-6、-12、-24、不可とし、「関心・意欲」「態度」から減点する。
教科書
参考書
メッセージ この授業では、室内で楽しめるスポーツやゲームを複数行う。いろいろな種目にチャレンジし、ゲームを通してともに学び、ともに教えあう精神は、社会での共存するための基本的な態度を育てる。 服装や身なりを整えた運動意欲が湧き出る態度での授業参加、体育館内は土足禁止であり、室内シューズを用意することを求める。授業中は、適度な水分の補給をするとともに、各自タオルを準備して熱中症対策を各自で行うことを強調する。「初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合すること。その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修のてびき』記載)を参照すること。」
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英語とメディア

年度 2010
科目名 英語とメディア
教員名 塩沢 泰子
授業概要 英字新聞、雑誌やインターネット上の時事的な記事や音声・映像ファイルを読解、聴解の上、英語で討議する。慣用的な表現にも留意し、発信力をつける様々な口頭活動ならびに文書での議論を行う。その課程でメディア英語の構成、文法、語彙の特徴なども帰納的に導き出す。また、報道内容の理解を深め、批判的思考力を涵養するため、社会、文化、経済等の時事問題についてグループリサーチを行い、プレゼンテーションやディベート、オンラインディスカッション、交渉劇などを行う。また、ディベート劇を創作、発表することにより表現力を高める。さらに仕上げとして、実際の読者・聴衆を想定した英語による報道映像ならびに英字新聞を作成する。
授業計画 1~3.Japan Times, Student Times, Daily Yomiuriなどの新聞記事の読解、聴解、分析
4~5.BBC, CNN, Reuterなどのオンライン映像ニュースの聴解、分析
5~6.事実と意見の区別
7~8.同じトピックについての異なる立場、視点を持った記事の比較
9~11.時事問題の背景についての調査、研究、発表
12~15.小リサーチに基づいた簡易ディベートと電子掲示板でのディスカッション
16~18.事実と創作を交えたディベート劇の制作と発表
19~20.日常生活における問題、話題について、クラス内外の視聴者に「情報を与える」もしくは「主張を伝える」短い報道映像・新聞を制作するための取材
21~24.報道映像の制作
25~27.英字新聞の制作
28~29.報道映像ならびに英字新聞の相互鑑賞、評価
30.まとめ
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 発表活動(簡易ディベート、ディベート劇、英字新聞、報道映像)50%、定期テスト30%、平常点(授業参加度、コメント等)20%
教科書
参考書
メッセージ 報道に使われている英文について学ぶだけでなく、自ら英語で簡単な新聞や報道番組を制作してみる授業なので、自主性、積極性、好奇心が求められます。またグループでの活動も多いので、グループコミュニケーション能力も養いましょう。発信するためには十分なインプットも必要です。日頃から様々な英文に触れるようにしましょう。
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専門ゼミナールⅡ

年度 2010
科目名 専門ゼミナールⅡ
教員名 工藤 政博
授業概要 本ゼミナールは「エアライン・航空業界研究」をテーマとします。研究テーマは、今後のJAL再建と日本の航空業界の行方、LCCの台頭とビジネスモデル、空港整備特別会計と空港問題、アジア・ゲートウェイ構想と羽田空港国際化、航空会社のマーケティング戦略、事業運営、グローバル・アライアンス、規制緩和と航空行政、CSRや環境問題など多岐にわたりますが、その中からテーマを選び、PPTによる研究発表をしてもらい、全員で討論します。そのほか、航空業界に関する最新の英文記事(NYCタイムズなど)の読みあわせや各人が航空関連ニュースを取り上げる「エアライン新聞」も考えています。
授業計画 エアライン・航空業界研究(グループ別に研究・発表・討論)
各ゼミ生の研究テーマの絞込み
英文航空ニュース記事読み合せ(資料配布)
エアライン新聞作成発表(グループ別)
春休み期間中、フィールドワーク(成田空港、羽田空港、機体工場見学など)
評価方法 ゼミへの出席状況、研究発表の内容(理解度と研究レベル)およびプリゼン能力、討論への積極参加度、レポートの内容などを総合的に評価します。特に社会人に必要とされる能力・・・自分で課題を見つけ調査する能力、物事を考える能力、人前で話す能力(プリゼンテーション能力)、英語力に重点を置き、到達度を見ます。
教科書
参考書
メッセージ ゼミ全体の運営上、2年時にエアライン・ビジネス、エアライン・サービスを受講し、航空に関する基礎知識を習得しておくことが望ましい。また常日頃から新聞やテレビ報道に関心を持ち、直近の経済情勢や航空、観光に係わる知識吸収に心がけること。航空業界を目指すには英語力が必要ですので、3年次にTOEIC600点をクリアーしておいて下さい。人数が多いためゼミ室は使用せずに通常の教室を使用する予定。
カテゴリー: 2010