キャリア研究B

年度 2010
科目名 キャリア研究B
教員名 新井 立夫
授業概要 キャリア(Career)とは、「車道」というラテン語に由来し、競馬場や競技場におけるコースやトラック(行路・足跡)を意味する。日本では、「経歴」・「職歴」・「キャリア・ノンキャリア組」という使われ方をしている。本講義では、キャリアを「個々人が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖及びその過程における自己と働くこととの関係付けや価値付けの累積」として定義づける。今日、産業・経済の構造的変化や雇用の多様化・流動化等を背景として、将来への不透明さが増幅し、学生の進路環境は大きく変化している。このような状況の中で、大学生が将来のキャリアビジョンに基づく自己啓発を行うためには、まずさまざまな業界、仕事や職種についての知識を持ち、必要とされる能力は何かを理解することが必要である。その上で、自分の望む仕事を明らかにし、必要とされる能力の育成を大学生活の中で可能にすることが重要である。【到達目標】①ゲストスピーカーによる社会が求める人材像を理解できる。②労働・仕事の意味の調査研究し、理解できる。③自分の望む仕事とその仕事を行うために必要な職業能力を明らかにすることで自己啓発の学習法を学び、実施できる。④自己の望ましいキャリア観を確立できる。
授業計画 オリエンテーション
授業の目的、すすめ方など説明、確認
キャリア(Career)とは何か。受講生のニーズ調査実施。
自己理解・分析
自己啓発の学習法。自分の価値観を知る。
キャリアデザイン理論の概要。
社会が求める人材像 I (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 II (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 III (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 IV (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 V (諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 VI(諸般の事情により変更することもある)
主要業界のゲストスピーカー
(経営者、企業実務家、人事担当者)による講話。
「業界の現状と課題」「望まれる人材像」などに関する講話を通して、社会が求める人材像を知る。
社会が求める人材像 まとめ
第1回 グループ討論と発表、コメント
会が求める人材像 まとめ
第2回 グループ討論と発表、コメント社
人生・学習・労働・仕事の意味の理解
キャリア教育の推進。
学ぶこと・働くこと・生きることの接続とは。
自己啓発アクションプランの作成 I
(自分自身のキャリアデザイン)
自己啓発アクションプランの作成 II
(自分自身のキャリアデザイン)
評価方法 キャリア研究B履修の留意点:授業の時間のみならず、社会が求める人材像の調査研究を行う事前学習を必修事項とする。そのうえで、グループ討論への参画、自己啓発アクションプランを作成する。評価方法:キャリアデザインに携わるという観点で、毎回の出席を基本とし、出席点(学習への取り組む意欲・関心・態度)を30%、授業中の演習活動(グループワーク・発表等を含めた)(創造力・実践力・表現力)20%、課題(レポート等)提出(知識力・理解力・課題解決力)を50%の割合で総合的に評価する。ただし、成績評価の基準は次のとおり。AA(100点~90点)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)、D(59点以下)とし、合格は、AA、A、B、Cとする。
教科書
参考書
メッセージ 終身雇用制度が崩壊しつつある状況下の雇用環境は、契約社員・派遣社員等をはじめ様々な働き方が選択できる時代となった。職場の在り方についても、営利・非営利団体を含め様々な組織体が存在している。取り巻く状況を踏まえ、社会環境を学ぶと共に、生涯における自己のキャリアを考えることで、今後のキャリア形成をより有意義なものとしてもらいたい。また、講義に加え、指示したワークブックを用いて演習を行うので、「自分のキャリアを自分で考えるためのワークブック」は講義開始までに、必ず購入のこと。