英語とメディア

年度 2010
科目名 英語とメディア
教員名 塩沢 泰子
授業概要 英字新聞、雑誌やインターネット上の時事的な記事や音声・映像ファイルを読解、聴解の上、英語で討議する。慣用的な表現にも留意し、発信力をつける様々な口頭活動ならびに文書での議論を行う。その課程でメディア英語の構成、文法、語彙の特徴なども帰納的に導き出す。また、報道内容の理解を深め、批判的思考力を涵養するため、社会、文化、経済等の時事問題についてグループリサーチを行い、プレゼンテーションやディベート、オンラインディスカッション、交渉劇などを行う。また、ディベート劇を創作、発表することにより表現力を高める。さらに仕上げとして、実際の読者・聴衆を想定した英語による報道映像ならびに英字新聞を作成する。
授業計画 1~3.Japan Times, Student Times, Daily Yomiuriなどの新聞記事の読解、聴解、分析
4~5.BBC, CNN, Reuterなどのオンライン映像ニュースの聴解、分析
5~6.事実と意見の区別
7~8.同じトピックについての異なる立場、視点を持った記事の比較
9~11.時事問題の背景についての調査、研究、発表
12~15.小リサーチに基づいた簡易ディベートと電子掲示板でのディスカッション
16~18.事実と創作を交えたディベート劇の制作と発表
19~20.日常生活における問題、話題について、クラス内外の視聴者に「情報を与える」もしくは「主張を伝える」短い報道映像・新聞を制作するための取材
21~24.報道映像の制作
25~27.英字新聞の制作
28~29.報道映像ならびに英字新聞の相互鑑賞、評価
30.まとめ
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 発表活動(簡易ディベート、ディベート劇、英字新聞、報道映像)50%、定期テスト30%、平常点(授業参加度、コメント等)20%
教科書
参考書
メッセージ 報道に使われている英文について学ぶだけでなく、自ら英語で簡単な新聞や報道番組を制作してみる授業なので、自主性、積極性、好奇心が求められます。またグループでの活動も多いので、グループコミュニケーション能力も養いましょう。発信するためには十分なインプットも必要です。日頃から様々な英文に触れるようにしましょう。