年度 | 2010 |
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科目名 | 基礎生理学 |
教員名 | 井上 節子 |
授業概要 | 動物は、体を構成している様々な細胞や器官系を働かせ、また、それらを精巧に連携、調節、統合させながら、複雑な生命活動を営んでいます。本講義では細胞、組織、器官の成り立ち、それらの働きについて基礎知識を学び、生命現象を理解する。 また生理機能の理解には、生体での代謝反応を正しく理解することが求められる。このため講義の前半に代謝反応の基礎である化学結合、反応を中心に、化学の基本的考えについて説明を行う。代謝反応に使われる物質はどのように結合し反応しているか化学式を用いて理解できるようにする。 |
授業計画 | 化学の基本的な考え方を中心に 物質とエネルギー、原子と分子 化学結合ー原子はどのようにして結合するか 化学反応式ー反応のための処方 化学結合、化学反応のまとめと試験 有機化学ー炭化水素 有機化学ー有機化合物の分類 人体の形態と機能 消化器官の形態、口腔(歯、舌、唾液、味覚) 消化管(胃、小腸、大腸)の運動、分泌、調節 消化と吸収、すい臓と肝臓、食欲 消化のまとめと試験 循環器(心臓、血管、リンパ管)の形態 血液の働き、体液の循環 体液と血液のまとめと試験 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点(30%)、試験は前半試験(20%)、後半試験(20%)、本試験(30%)の合計3回行い評価を行う。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 化学が苦手、また高校で化学を履修していない人が多いと思います。この講義の前半で代謝反応の基礎となる化学結合、反応について練習問題を行います。積極的に問題に取り組んでください。後半では消化を中心に生体の構造と機能を理解することによって、人間のからだのすばらしさ、体を健康に保持することの大切さを理解してもらいます。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
情報表現・バーチャル映像 I
年度 | 2010 |
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科目名 | 情報表現・バーチャル映像 I |
教員名 | 村井 睦 |
授業概要 | コンピュータ関連技術は日進月歩で進歩しており、ここ10年で完全に映像編集はノンリニアにシフトしました。映像合成技術もまた同様です。フィルムで撮影されていたモノクロ映画の時代には「ブルーバック」を使い、人と背景を「オプティカルプリンター」で合成する技術が用いられていました。今日ではカラー映像を容易に合成できる。この授業ではスタジオを最大限利用し、バーチャルスタジオにてブルーバックを用いて人物と背景画像をリアルタイム合成する。スタジオ内ではカメラ・照明・マイクなどを操作し、サブ調整室では音声調整、録画機器などを使用して、グループ毎に映像作品を制作します。 |
授業計画 | オリエンテーション・・(授業の概要、スタジオの説明など) 企画の構築・・・・・・(スタジオを利用した映像制作) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 制作日・・・・・・・・(スタジオ撮影 or リハーサル) 編集日・・・・・・・・(ノンリニア編集) 最終講評会・・・・・・(最終プレゼンテーション) |
評価方法 | 課題制作と出席等の平常点を総合的に判断する。具体的には課題(コンテ・ディレクター映像作品):40%、授業への貢献度:30%、出席:30%を基準とする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | スタジオでは履修生全員が同時に撮影作業をおこなう事が困難なためにグループ制作となりまます。また、授業時間の大部分をスタジオでの撮影に費やしますので、欠席・遅刻をすると各々のスタジオでの役割を果たせなくなり授業が進行しません。積極的に授業に望む学生を希望します。 |
金融論
年度 | 2010 |
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科目名 | 金融論 |
教員名 | 足立 茂 |
授業概要 | 金融とは何か、どんな特徴を持っているか、資金の過不足と貯蓄・投資の間にはどういう関係があるか、金利はどのように決まるのか、どんな種類の金融機関がありいかなる役割を果たしているのか、金融仲介機能とは何か、金融危機はなぜ起こるのか、中央銀行が行う金融政策は経済にいかなる影響を及ぼすのか、銀行の不良債権問題の本質は何か、など金融の基本を押さえつつ、カレントな問題も随時採り上げる。また新聞記事等を用いて最近の話題についても解説する。 |
授業計画 | 1.金融とは何か、その特徴 2.資金過不足と貯蓄・投資の関係、直接金融と間接金融 3.企業と政府のファイナンス 4.金融機関の種類と役割 (1)金融仲介機能、信用創造機能 (2)銀行の主要業務 (3)証券会社、保険会社、資産運用会社の業務と役割 5.金融自由化 (1)金融自由化の経緯と概要 (2)日本版金融ビッグバン 6.バブル発生・崩壊と金融危機 7.銀行の不良債権問題 8.不良債権問題終了後の銀行のリスク管理 9.金融システム安定化のための政策 (1)自己資本比率規制、預金保険制度 (2)証券会社、保険会社に対する規制と顧客保護 10.金融市場の機能と仕組み 11.貨幣とインフレ 12.金融政策の運営 13.債券市場と金利 14.株式市場と株価 15.国際金融 16.金融派生商品とリスクヘッジ 17.世界的金融危機発生の原因と教訓、今後の国際金融システムのありかた 18.まとめ |
評価方法 | 中間、期末のテストを基本とする。出席や授業中の質問に対する意見・回答状況も加味する。定められた出席回数(2/3)を満たさない者は期末試験を受験できない。遅刻者は特段の理由のある場合を除き、出席としてカウントしない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 金融の問題は経済専攻でない諸君には一見とっつきにくいかも知れないが、実はわれわれの日常生活と密接に関連しているし、諸君が社会人になってからも役立つ知識が多い。関心のある諸君の受講を期待する。受講するに当たっては新聞の経済記事に毎日目を通すこと。 |
コリア語 II
年度 | 2010 |
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科目名 | コリア語 II |
教員名 | 金 榮愛 |
授業概要 | コリア語 I で学習した基本的な表現を復習し、韓国旅行や韓国人と話すときにすぐ使える実用的な会話文を中心に勉強を進めます。学生自身が会話文を作り、実際に活用できるように指導し、日本と韓国の文化的な背景と言葉との相関性を考えながら授業を進めて行きます。本講義では、コリア語 I のテキストやプリントなど資料を中心に会話・作文に力点をおきます。 |
授業計画 | コリア語 I で習った文型の復習 時候のあいさつなど 動詞の現在形、数字を使った会話文 「~しています」、「したいです」、「~好きです」の文型 予定、意志を伝える表現 動詞の過去形を使った会話文 否定文の作り方 可能、不可能を用いた表現 レストランでの会話 形容詞を使った表現 旅行で使う会話文 韓国の文化を体験学習 |
評価方法 | 出席、授業態度、レポート提出、テストから総合評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 語学の習得には積み重ねが必要です。予習・復習に臨み、日頃から使うように心掛けてください。理由があって休んだ場合には、授業内容について他の出席者に聞くなどして補って下さい。 |
情報科教育法 II
年度 | 2010 |
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科目名 | 情報科教育法 II |
教員名 | 釈氏 孝浩 |
授業概要 | 「情報科教育法I」の内容を踏まえ,現実に教壇に立つための指導案作成,模擬授業とその評価を経験し,情報科の「良い授業」とはどのようなものなのかを考える。生徒一人一人の学習活動を尊重し,学習者参加型の授業展開がより強く望まれる情報科の指導上の難しさ,特に問題設定やその解決過程における有効な学習活動の実現について考える。情報科教員に必要となる教育能力を調査や討議,模擬授業とその評価などの諸活動を通して実践的に身につけることを目的とする。 |
授業計画 | 問題設定と問題解決 オープンエンドな問題解決 検定教科書の内容討議 授業タイプの分析 講義型授業の指導案作成 講義型模擬授業と評価(1) 講義型模擬授業と評価(2) 実習型授業の指導案作成 実習型模擬授業と評価(1) 実習型模擬授業と評価(2) 実習型模擬授業と評価(3) 複合型授業の指導案作成 複合型模擬授業と評価(1) 複合型模擬授業と評価(2) 複合型模擬授業と評価(3) |
評価方法 | 授業の出席状況、参加意識、模擬授業の内容等を総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 学習指導要領の情報関連の内容と、その背景にある指導方針に関する研究発表や、模擬授業を中心とした展開となる。授業担当者以外の諸君は、当該模擬授業の受講生として、また、授業の評価者の立場から積極的に参加してほしい。模擬授業の構築に当たっては、単に教科書の内容を理解して説明するだけでなく、教科書の行間を読み、関連知識を十分に身につけることが必要である。 |
公衆衛生学A
年度 | 2010 |
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科目名 | 公衆衛生学A |
教員名 | 岩井 秀明 |
授業概要 | 公衆衛生学は疾病を予防し、国民の健康を増進させることである。そこで序論として予防医学とは何か、そのために日常生活でどのようなことに心掛ける必要があるのかと言う考えから入る。次いで公衆衛生学の中心テーマのひとつである衛生統計の人口統計、疫病統計等について学ぶ。感染症については、感染症を引き起こす病原体がヒトからヒトへ移る方法として感染源や感染経路について理解し、さらに病原体が体内に侵入しても発病を防止するためのワクチン対策についても言及する。その他女性として妊娠初期の感染が奇形児の出産をもたらす風疹やトキソプラズマ症の問題にもふれる。また疫病予防として生活習慣病対策を学ぶ。更に環境保健へと学びを広げる。 |
授業計画 | 1.予防医学について イ.第一次予防、第二次予防、第三次予防 2.衛生統計、疫学、疫学的調査法について イ.前向き調査、後向き調査 ロ.相対危険度、寄与危険度 3.感染症の疫学について イ.感染とは ロ.感染源 ハ.感染経路 ニ.感染性のあるヒト ホ.一類感染症~五類感染症 ヘ.生活習慣病 4.母子保健について 5.生活習慣病について 6.環境保健について ※ 学期授業予定回数と必ず一致するものでは ありません。 |
評価方法 | 学期末定期試験 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 栄養士から管理栄養士を目指す人にとって公衆衛生学A、同Bは重要な科目である。「自分の体は自分で守る」そのために、日常生活においてどのようなことに注意する必要があるのかを理解することより、自分でなくその周囲のヒト(栄養士として入院患者、高齢者、学校集団に対して)の健康に対して配慮すべき知識を獲得してほしいと願う。 |
ネットワーク産業論
年度 | 2010 |
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科目名 | ネットワーク産業論 |
教員名 | 富田 輝博 |
授業概要 | ネットワーク産業は通信設備や電力設備のようなネットワーク設備を利用して、利用者に効率的で円滑なサービスを提供する産業である。近年のイノベーションの発展や規制改革の進展という世界的潮流の中で激変を遂げようとしている業種でもある。講義ではネットワーク産業の代表的業種として、電気通信産業、インターネット産業、電力産業、ガス産業などをケーススタディとして取り上げ、その産業組織の特徴と規制改革の方策を学習する。 |
授業計画 | ネットワーク産業とは何か ネットワーク産業と規制改革 ネットワーク産業とイノベーション 各論1 電気通信産業 各論2 インターネット産業 各論3 電力事業 各論4 ガス事業 ネットワーク産業の今後の課題 |
評価方法 | 小テストおよび期末テスト |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ネットワーク産業論は産業組織論の応用分野であるから、ミクロ経済学、産業組織論を履修済みであることが望ましい。 |
スペイン語 I
年度 | 2010 |
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科目名 | スペイン語 I |
教員名 | 浦 眞佐子 |
授業概要 | スペイン語の入門クラス。毎週一つずつ日常的な場面のやさしい会話文を確実に覚える。会話文の内容を組み合わせると、自分紹介ができたり相手のことについても話したり質問したりできるようになる。 |
授業計画 | 毎授業、それぞれのテーマに合わせて、文法の理解・語彙の導入・練習問題・会話練習・読解や作文練習などを行う。 1.初対面のあいさつ(1)・・・・・・・・・・・はじめまして 2.初対面のあいさつ(2)・・・・・・・・・・・お名前は? 3.友達を紹介、職業や出身地について・・・・私は文教大学の学生です。 4.大学での勉強やバイトについて ・・・・・大学でスペイン語と英語を勉強しています。 5.自分や家族との生活について ・・・・・・一人で大学の近くに住んでいます。 6.家族や兄弟について ・・・・・・・・・・兄が一人います。兄は23歳です。 7.中間試験 8.バス乗り場でバスを待ちながら・・・・・・授業は何時に始まりますか。 9.留学と旅行の話・・・・・・・・・・・・・図書館へ行って、南米の本を読みます。 10.夏休みの計画(1)・・・・・・・・・・・夏休みに旅行がしたいです。 11.夏休みの計画(2)・・・・・・・・・・・バイトをしてお金をためなければなりません。 12.趣味や好み ・・・・・・・・・・・・・・スポーツは好きではありません。 13.まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・自己紹介文を書いてみよう 14.期末試験 |
評価方法 | 中間・期末試験、毎回行う小テスト、出席率、宿題等総合的に判断する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | スペイン語がどのようなものか、授業中は積極的に声に出してみましょう。話せるようになるためには、自分でも何回も声に出したり、書いたりして覚えなければなりません。少しずつ繰り返しの努力がセメスター終了まで続けば、自分のことを話したり、相手に聞いたりできるようになります。見知らぬ相手とのコミュニケーションでは互いに知り合うことが大切。ツアーでない自分らしい旅行や留学を考えながら、まずは教室でいっしょに話してみませんか? |
システムセキュリティ
年度 | 2010 |
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科目名 | システムセキュリティ |
教員名 | 佐久間 拓也 |
授業概要 | コンピュータネットワークにおけるセキュリティ技術について、安全性や利便性を中心に学習する。組織内のシステムを外部からまもるファイアウォールの構築などを実習を交えて行なう。Webページの改竄、個人情報の漏洩など、現在セキュリティということが、コンピュータネットワークにおいて重要な課題になっている。このようなことが起きないようにするにはどうしたらいいのか、またシステムを守る上で何をどのようにしておけばいいのかを考えていく。しかし、セキュリティを厳しくすると利便性が失われていくことも事実であるので、その関係についても重要な課題である。 |
授業計画 | セキュリティの意味と歴史 セキュリティを脅かす脅威 ユーザとファイルパーミッションについて ユーザとファイルパーミッションについて(実習) 暗号化と認証について 暗号化と認証について(実習) ファイアウォールについて ファイアウォールの設計と構築(実習) プロキシーについて プロキシーサーバの構築(実習) ネットワークサービスのアクセス制限について ネットワークサービスのアクセス制限について(実習) 総合的な技術を利用したファイアウォールの設計と構築(実習) 利便性と安全性の狭間で 総合演習 |
評価方法 | 学期末のテスト及び課題の提出状況によって判断する。学期末のテストはセキュリティに関する知識を問う筆記試験と各種サーバを構築する実技試験を行う。なお出席が前提であり、欠席は減点対象になる。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この科目ではコンピュータやネットワークについて十分な知識があることを前提とする。またシステムを構築する上で、試行錯誤を繰り返し行い、そのときの事象について考えることを惜しまない人のみ受講登録して欲しい。なお、実習は2-3人のグループになって行う。 |
インターネット英語B
年度 | 2010 |
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科目名 | インターネット英語B |
教員名 | 小郷 次郎 |
授業概要 | この科目では、ITを活用した一歩進めた国際ビジネスで使われる英語の習得を目指します。契約の締結、船積み、輸出代金決済等についての情報のやりとりで相手にアプローチすることになります。Eメールで用いられる英文の特徴・基本的構成を引き続き学習します。英文をそのまま頭から読み進む習慣をつけて読解力を上達させましょう。意味のわからない単語はさっと印をつけてそのまま読み進みます。全体の内容を把握することに心がけましょう。売買に必須専門用語についてはむずかしいことはやさしく、やさしいことは深く掘り下げ説明します。学んだ表現を自分のものとして身につけ更に活用してコミュニケーション能力を向上させ現実の国際ビジネスで一歩先んじてください。 |
授業計画 | 1.契約書モデルEメール 2.注文書 3.注文書返送用の添え状 4.モデル書類「信用状」 5.モデルEメール「信用状の変更依頼」 6.モデルEメール「信用状の期限延長依頼」 7.モデルEメール「信用状の期限延長依頼」 8.船積通知 9.モデルEメール「船腹予約依頼」 10.モデルEメール「船積通知」 11.貿易決済 12.モデルレター「船積書類写しの送付」 13.クレームEメール「クレームの提起」 |
評価方法 | 授業の出席は80%以上。テストにより評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | Chance favors the prepared mind. (心がちゃんとなされたところにチャンスは訪れる) いつかめぐり合うチャンスを掴むには、備えて(prepare)して待つことが不可欠である。 |