情報科教育法 II

年度 2010
科目名 情報科教育法 II
教員名 釈氏 孝浩
授業概要 「情報科教育法I」の内容を踏まえ,現実に教壇に立つための指導案作成,模擬授業とその評価を経験し,情報科の「良い授業」とはどのようなものなのかを考える。生徒一人一人の学習活動を尊重し,学習者参加型の授業展開がより強く望まれる情報科の指導上の難しさ,特に問題設定やその解決過程における有効な学習活動の実現について考える。情報科教員に必要となる教育能力を調査や討議,模擬授業とその評価などの諸活動を通して実践的に身につけることを目的とする。
授業計画 問題設定と問題解決
オープンエンドな問題解決
検定教科書の内容討議
授業タイプの分析
講義型授業の指導案作成
講義型模擬授業と評価(1)
講義型模擬授業と評価(2)
実習型授業の指導案作成
実習型模擬授業と評価(1)
実習型模擬授業と評価(2)
実習型模擬授業と評価(3)
複合型授業の指導案作成
複合型模擬授業と評価(1)
複合型模擬授業と評価(2)
複合型模擬授業と評価(3)
評価方法 授業の出席状況、参加意識、模擬授業の内容等を総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 学習指導要領の情報関連の内容と、その背景にある指導方針に関する研究発表や、模擬授業を中心とした展開となる。授業担当者以外の諸君は、当該模擬授業の受講生として、また、授業の評価者の立場から積極的に参加してほしい。模擬授業の構築に当たっては、単に教科書の内容を理解して説明するだけでなく、教科書の行間を読み、関連知識を十分に身につけることが必要である。