システムセキュリティ

年度 2010
科目名 システムセキュリティ
教員名 佐久間 拓也
授業概要 コンピュータネットワークにおけるセキュリティ技術について、安全性や利便性を中心に学習する。組織内のシステムを外部からまもるファイアウォールの構築などを実習を交えて行なう。Webページの改竄、個人情報の漏洩など、現在セキュリティということが、コンピュータネットワークにおいて重要な課題になっている。このようなことが起きないようにするにはどうしたらいいのか、またシステムを守る上で何をどのようにしておけばいいのかを考えていく。しかし、セキュリティを厳しくすると利便性が失われていくことも事実であるので、その関係についても重要な課題である。
授業計画 セキュリティの意味と歴史
セキュリティを脅かす脅威
ユーザとファイルパーミッションについて
ユーザとファイルパーミッションについて(実習)
暗号化と認証について
暗号化と認証について(実習)
ファイアウォールについて
ファイアウォールの設計と構築(実習)
プロキシーについて
プロキシーサーバの構築(実習)
ネットワークサービスのアクセス制限について
ネットワークサービスのアクセス制限について(実習)
総合的な技術を利用したファイアウォールの設計と構築(実習)
利便性と安全性の狭間で
総合演習
評価方法 学期末のテスト及び課題の提出状況によって判断する。学期末のテストはセキュリティに関する知識を問う筆記試験と各種サーバを構築する実技試験を行う。なお出席が前提であり、欠席は減点対象になる。
教科書
参考書
メッセージ この科目ではコンピュータやネットワークについて十分な知識があることを前提とする。またシステムを構築する上で、試行錯誤を繰り返し行い、そのときの事象について考えることを惜しまない人のみ受講登録して欲しい。なお、実習は2-3人のグループになって行う。