基礎英語表現B

年度 2010
科目名 基礎英語表現B
教員名 高橋(則)・前田
授業概要 英語はコミュニケーションを行う手段の一つです。そのための基本的スキルを確かなものにしていくのがこのコースの目的で、日常生活に必要なやさしい英語を理解し、表現できる力を養います。また、文章の内容や自分の解釈が聞き手に伝わるように音読ができるようにします。さらにテキストの内容からその背景にある文化などを理解することを目指します。
授業計画 テキストを中心にして、火曜日のクラスでは、「構文を中心とした文法確認」「リスニング」「作文」「ペアワーク」、金曜日のクラスでは、総合演習を行いながら、同時に文法事項を復習し、語彙や熟語を強化するための単語テストを行い、各種の英語資格取得試験用問題練習をします。
【火曜日】
1.授業ガイダンス
2. Great White Fear Grips Sydney 写真描写問題
3. Great White Fear Grips Sydney 接続詞
4.Environmentally Friendly Bullets 写真描写問題
5.Environmentally Friendly Bullets 名詞、形容詞を含む成句
6.Iced Green Tea 応答問題・二者の会話問題
7.Iced Green Tea 前置詞を含む成句
8.Seattle-Style Coffee Shops 応答問題・二者の会話問題
9.Seattle-Style Coffee Shops 前置詞
10.Drink Wine and Be Happy 応答問題・二者の会話問題
11.Drink Wine and Be Happy 前置詞を含む成句
12.A Taxi Driver’s Story 説明文問題
13~14.A Taxi Driver’s Story 動詞(1)とまとめ
【金曜日】
1.授業ガイダンス
2.Black Barbie or White Barbie? 写真描写問題
3.Black Barbie or White Barbie? 形容詞(3)
4.Pearl Harbor and Japanese-Americans 写真描写問題
5.Pearl Harbor and Japanese-Americans 前置詞を含む成句
6.Harry Potter Flies into Japan 応答問題・二者の会話問題
7.Harry Potter Flies into Japan 動詞を含む成句
8.Ozawa Wins Praise 応答問題・二者の会話問題
9.Ozawa Wins Praise 動詞
10.The Astronaut¥’s Husband 応答問題・二者の会話問題
11.The Astronaut¥’s Husband 動詞を含む成句
12.Getting into the Japanese Market 応答問題・二者の会話問題
13.Getting into the Japanese Market 動詞・動詞を含む成句
14.まとめ
評価方法 出席状況、参加態度、授業時のテストなどを総合して評価します。授業に30分以上遅刻すると欠席扱いし、授業回数の1/3以上の欠席があると考査が受けられず、単位は取得できません。
教科書
参考書
メッセージ ペアワークやグループワークを取り入れ、講義だけではない授業形式ですから、積極的な授業参加を望みます。授業中に辞書を使用するので、電子辞書などを持参してください。
カテゴリー: 2010

スペイン語 II

年度 2010
科目名 スペイン語 II
教員名 寺沢 恵子
授業概要 スペイン語の初級クラスです。週2日開講されます。スペイン語でのコミュニケーションを通して「読む」「書く」「聞く」「話す」をバランスよく学習します。月曜日の文法の授業では、入門クラスに引き続き動詞の現在形と過去形の構文を中心に学んでいきます。木曜日は、コミュニケーションで役に立つ表現を身に付け、ペアワークやグループワークを取り入れた授業を行います。また、ビデオ学習やスペイン語の歌などを通し、スペイン語の世界を深めます。
授業計画 授業ガイダンス・動詞estar,serの復習
規則動詞現在形の復習
不規則動詞現在形の復習
間接目的格代名詞
Le escribo cartas. 彼に手紙を書きます
間接目的格代名詞+直接目的格代名詞
Se los recomiendo. 私は彼にそれらを勧めます
時の表現2
Cuando vuelves a Tokio? 君はいつ東京に戻りますか?
所有形容詞・指示形容詞
Este libro es tuyo. この本は君のです
不規則動詞decir,traer,dar等の使い方
Nos da una bebida gaseosa, por favor. 私たちに炭酸飲料を、お願いします
接続詞que・所有代名詞
Creo que estan muy buenos. 私は(それらが)とても良いと思います
再帰動詞
A que hora te levantas? 君は何時に起きますか?
比較
Tu juegas al tenis mejor que yo. 君は私よりテニスが上手だ
点過去規則動詞
Ayer, estudiaste espanol en la universidad? 昨日大学でスペイン語を勉強しましたか?
時の表現3・感嘆文
Hace dos horas que tome el desayuno. 2時間前に朝食を取りました
点過去不規則動詞
Fuimos a Mexico. 私たちはメキシコに行ってきました
* 学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 定期試験70%、小テスト・宿題20%、出席・授業態度10%(欠席は3回まで)
教科書
参考書
メッセージ スペイン語Iで学んだ基礎にさらに磨きをかけ、表現力をレベルアップさせていきましょう。そのために毎回予習と復習をしっかり行い、授業に積極的に参加しましょう。新しい語彙・動詞の活用の暗記はここでも必須です。文法や会話だけでなく、文化についても知りたいことや分からないことがあれば遠慮なく質問してください。Animo! がんばりましょう!
カテゴリー: 2010

簿記演習 I

年度 2010
科目名 簿記演習 I
教員名 新井 立夫
授業概要 簿記は、数百年にわたる企業制度の発達にともなって、慣習として存在していた帳簿記入方法が、体系化・制度化・法制化され、発達してきた実務上の制度です。各企業の経営活動を独自の方法で記録・計算・整理してきたものが、実務の必要性から徐々に体系化され、制度化され、企業の経営活動の事実を記録するのが簿記なのです。講義では、帳簿の仕組みを数多くの取引例に基づき説明し、記帳練習をします。また、簿記を学ぶことにより、会計科目を学ぶために必要な基礎知識となります。【到達目標】(1)簿記においての取引に関する基本事項が理解できる。(2)簿記に関する基本的な用語が理解できる。(3)貸借対照表及び損益計算書の基本的構造を理解し、作成ができる。(4)基本的な取引においての仕訳ができる。(5)勘定への転記ができる。(6)合計残高試算表が作成できる。(7)仕入帳・売上帳・商品有高帳等の作成ができる。
授業計画 簿記の概要(仕組みと特徴・目的)
財務諸表(1)貸借対照表の構造
財務諸表(2)損益計算書の構造
取引の要素分解
帳簿への記録(1)仕訳
帳簿への記録(2)勘定記入
帳簿への記録(3)練習
伝票会計・帳簿組織
商品売買取引(1)三分法
商品売買取引(2)商品有高帳
商品売買取引(3)返品と値引き
掛け取引
伝票処理と合計残高試算表
復習と練習問題
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の演習活動を含めた出席点を30%、期末の定期試験素点を70%の割合で総合的に評価する。ただし、成績評価の基準は次のとおり。AA(100点~90点)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)、D(59点以下)とし、合格は、AA、A、B、Cとする。
教科書
参考書
メッセージ 簿記の習得には、繰り返しの記帳練習が不可欠です。仕訳や記帳処理ができるようになれば、簿記の面白さが理解できます。簿記演習Iを受講しマスターすれば、日本商工会議所主催簿記検定試験3級の基礎知識となります。さらに、簿記演習IIを受講し、検定試験を受験することをお勧め致します。毎回、講義に加え、指示した問題集を用いて記帳練習を行うので、教科書及び問題集は講義開始までに、必ず購入のこと。また、電卓(10桁以上)を用意すること。講義への遅刻や講義中の不要物(飲食物・ヘッドホンステレオ等)の摂取・使用は厳禁します。化粧(マニキュア含む)をすることや私語で楽しみたい者、睡眠学習といって講義中に寝たい者は、履修を控えてください。
カテゴリー: 2010

文献講読

年度 2010
科目名 文献講読
教員名 田畑 則重
授業概要 いま出版の世界は、グーテンベルクが15世紀に活版印刷を普及させて以来の大変革期を迎えている。加えて、日本の出版産業は10年以上にわたってマイナス成長を続けている。出版業がこのまま衰退を続けるのか、それともデジタル化やクロスメディア展開によって蘇生していくのだろうか。将来を論ずるためには歴史を知る必要がある。テキストの『ベストセラーの風景』は、日本の近代から現代に至るベストセラーを素材にし、その誕生物語だけではなく、それらの本を鏡として時代背景を的確に描いている。テキストを手掛かりにしながら、各自がテキストに描かれていない時代背景を考察する、あるいはベストセラーの条件を摘出して、今後の出版を考えることを主眼としたい。授業を受けるだけの姿勢では駄目で、読む・調べる・考える・発表する授業としたい。将来、出版界での仕事を志す人、とにかく本好きな人に受講して欲しい。
授業計画 ベストセラーで読み解く戦後/二極化する出版界のいま
話題の当たり本の周辺1
話題の当たり本の周辺2
文学賞の周辺
文芸出版社老舗の周辺
古典の周辺1
古典の周辺2
愛と涙の周辺
タブーと異端の周辺1
タブーと異端の周辺2
経済ものの周辺
ミステリーの周辺
時の流れの周辺1
時の流れの周辺2
辞書と学習本の周辺
*学期授業回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎週の事前準備と発表、理解の度合いを50%、期末レポートを50%の割合で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 初回の授業時に担当したい章の希望を聞くので、テキストにざっと目を通してきて欲しい。担当が決まったら、その中でも関心あるテーマを深堀りして発表に臨んで欲しい。深く掘り下げることでテキストの流れが途切れても、担当教員がつなぎ、出版を通して近現代史を通観する試みにもしたい。
カテゴリー: 2010

スポ-ツB

年度 2010
科目名 スポ-ツB
教員名 上田 大
授業概要 この授業では、運動・スポーツを通して受講生自身の健康維持・増進を図ることを目的とする。受講者は、1つの運動種目について、歴史・技術・ルール・審判の方法などを総合的に学習することで、受講者自身にとって生涯にわたって関わることのできるスポーツ種目となるよう昇華させることを目指す。本授業では、武道の一つである空手、特に松濤館流の伝統派空手を通じた身体活動を実践的に学習する。
授業計画 1. ガイダンス 授業内容、目標、授業計画及び受講に関する諸注意
2. 礼法と武道の精神、歴史への理解
3. 突き・蹴りの基礎
4. 立ち方の基礎、突き・蹴りへの応用
5. 受けの基礎
6. 移動を伴う基本動作
7. 応用的な突き・蹴り・受け
8. 対人での突き・蹴り・受けの方法
9. 基本組手、移動組手
10. 基本形(平安初段の習得)
11. 基本形(平安二段の習得)
12. 護身の方法
13. 形の演武会
14. 組手の演武会
15. まとめとレポート提出
[※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。]
評価方法 成績評価は、出席、授業の取り組み方・態度、技術の進歩、最終に実施する演武会の評価などを総合して行う。
教科書
参考書
メッセージ 1. 怪我の発生については万全の注意を払いますが、履修者自身も自己を守れるよう、動き易い服装の準備、アクセサリー類ははずし、特に爪は切るようにしてください。普段着での参加は一切認めません。なお、授業時は裸足の状態で行います。
2. 各人のレベルを理解した上での積極的な参加姿勢を特に評価します。
3. 基本的に、他者を攻撃するための空手ではないことを理解してください。
4. 過去の受講生による授業評価の主な結果は次の通りです。
授業満足度:3.7、新しい体験ができた:4.7、運動技術や知識が向上した:4.2
基本的に空手道を初めて体験する受講者が多いことから、新しい体験により今まででは感じ得なかったアプローチで運動技能や知識の向上が獲得出来うる授業となっています。できる限り多くの履修者が満足感を得られる授業づくりを目標とします。
カテゴリー: 2010

国際観光学科領域入門

年度 2010
科目名 国際観光学科領域入門
教員名 横川 潤
授業概要 国際学部は各「領域」から成り立っています。国際観光学科は①観光ビジネス領域②ホスピタリティ・マネジメント領域③国際交流領域の三領域があります。国際観光学科に入学した学生に、各領域の特徴を理解してもらい、専門分野を研究し、また将来的な進路を決定する上で役に立つ、入門的なガイダンスを行うことが授業の目的です。
授業計画 ガイダンス
観光ビジネス領域入門
ホスピタリティ・マネジメント領域入門
交流文化領域入門
観光ビジネス領域概説( I )
ホスピタリティ・マネジメント領域概説( I )
交流文化領域概説( I )
観光ビジネス領域概説( II )
ホスピタリティ・マネジメント領域概説( II )
交流文化領域入門概説( II )
観光ビジネス領域概説( III )
ホスピタリティ・マネジメント領域概説( III )
交流文化領域概説( III )
観光ビジネス領域概説( IV )
ホスピタリティ・マネジメント領域概説( IV )
交流文化領域入門概説( IV )
評価方法 各授業の後半15分程度を使って授業の感想を書いてもらいます。その評価の累積(50%)と期末レポート(50%)で成績を決定します。
教科書
参考書
メッセージ この授業では、新しい学問や新しい先生達との出逢いが待っています。国際観光学科での4年間を充実したものにするため、心を開いて、積極的に授業に参加し、主体的に問題と取り組み、建設的に議論できる基本的姿勢を、この授業を通じて身につけてもらいたいと思います。
カテゴリー: 2010

数学科教育法 III

年度 2010
科目名 数学科教育法 III
教員名 牧下 英世
授業概要 小学校算数に関わりをもって中学校数学の内容の理解を深める。同時に授業づくりの 力量を高めるために,学習指導案の作成と模擬授業を実施して研究協議を行う。
授業計画 ガイダンス:中学校数学を学ぶ必然性を強調しながら,授業目標を確認する。そして授業方針と授業形態を説明し,共通な理解を目指す。小学校と高校の間に位置づく中学校数学の内容項目について学習指導要領をもとに概観する。
講義と演習:中学校数学を教える必然性を考える。小学校数学の内容を調べ,中学校で最初に学ぶ「正の数・負の数」「文字式」「比例」などが日常生活の中で使われている場面を探す。
学習指導案の作成(1):「正の数・負の数」(中学校1年次)発表(20分×3=60分)と研究協議(30分)
学習指導案の作成(2):「文字式」(中学校1年次)発表(20分×3=60分)と研究協議(30分)
学習指導案の作成(3):「比例」(中学校1年次)発表(20分×3=60分)と研究協議(30分)
学習指導案の作成(4):「点対称と線対称」(中学校1年次)発表(20分×3=60分)と研究協議(30分)
模擬授業(1):「方程式」(中学校1年次)授業(30分×2=60分)と研究協議(30分)
模擬授業(2):「一次関数」 (中学校2年次)授業(30分×2=60分)と研究協議(30分)
模擬授業(3):「空間図形」(中学校1年次)授業(30分×2=60分)と研究協議(30分)
講義と演習:中学校数学の図形指導について考察する。―実験・観察から論証への筋道,推論形式,講義(60分)と討議(30分)
模擬授業(4):「三角形の性質」(中学校2年次)授業(30分×2=60分)と研究協議(30分)
講義と演習:中学校数学の「確率」指導について考察する。―「蓋然性があって繰り返しのある現象」について,講義(60分)と討議(30分)
講義と演習:学習指導要領に示された中学校数学の内容について考察する。講義(60分)と討議(30分)
講義と演習:中学校関数指導の歴史の振り返る。 講義(60分)と討議(30分)
定期試験
評価方法 課題図書の読後考察と感想 15% ,担当テーマの発表 25%,課題レポート 25% ,定期考査 35%
教科書
参考書
メッセージ 「好きこそものの上手なれ」という諺がある。教職,数学科を目指す者は,数学が好きであることが必要だと思う。特に,ものごとを数学的に考えることを好きでないと数学の教師は務まらない。好きである以上に,「数学ができること」が要求される。これからの数学教育では,生徒に対して事象を数学的活動を通していかに指導していくのかが重要なポイントになっていく。そのためには,数学問題演習,授業研究,教材研究だけでなく,現場の生きた授業を参考にしながら,自らの数学教育観を確立することが重要になる。そのためにも,本講座では講義だけでなく現役教師の算数・数学教育研究会や講演に積極的に出かけていくことを予定している。主体的かつ積極的に参加して欲しい。
カテゴリー: 2010

映像編集

年度 2010
科目名 映像編集
教員名 村井 睦
授業概要 衛星放送やWebなどの発達から、映像が活躍する場面はTVや映画にとどまらず現在もますます増えつつある。インターネットのインフラ・技術の進歩により、映像は発信する側の一方的メディアから双方向性を持つメディアへと発展した。民生用のハイビジョンカメラやパーソナルコンピュータで動作する編集ソフトウェアなどの普及によって、映像は更に一般化していくだろう。それらを踏まえ、この授業では簡単な編集ソフトを使用した作品制作を通じて、映像編集に必要な知識とビデオカメラ撮影・ノンリニア編集の技術的な基礎を学ぶ。
授業計画 オリエンテーション・・(授業の概要、簡単に機材の説明など)
企画の立案、コンテ・・(課題A「擬人化」)
撮影・・・・・・・・・(説明後に映像撮影)
編集・・・・・・・・・(説明後に編集)
編集・・・・・・・・・(説明後に編集)
編集・・・・・・・・・(制作進行具合のチェック&指導)
プレゼン・・・・・・・(各自1分程度で発表、映像・コンテの提出)
企画の立案、コンテ・・(課題B「形容詞」:グループ制作)
撮影・・・・・・・・・(説明後にグループ毎に映像撮影)
撮影・・・・・・・・・(説明後にグループ毎に映像撮影)
撮影・・・・・・・・・(説明後にグループ毎に映像撮影)
編集・・・・・・・・・(説明後に編集)
編集・・・・・・・・・(制作進行具合のチェック&指導)
最終プレゼン・・・・・(各自1分程度で発表、映像・コンテの提出)
評価方法 課題制作と出席等の平常点を総合的に判断する。具体的には課題(コンテ・映像作品):60%、授業への貢献度:10%、出席:30%を基準とする。
教科書
参考書
メッセージ 映像編集の作業は非常に奥が深い作業です。じっくりと腰を落ち着けて授業に望む学生を希望します。
カテゴリー: 2010

情報システムと産業

年度 2010
科目名 情報システムと産業
教員名 関 哲朗
授業概要 情報システムが産業で利用されるようになったのは,ほんの50年前のことです.これに「広く」とか「本格的に」という言葉をつけるとせいぜい30年程度の歴史しかありません.一方で,現代社会,産業における情報システムの役割は非常に高度なものであり,また,非常に責任の重いものとなっています.この短い期間にITや情報サービスに関わる産業は多くの努力と範囲の拡大を経て,今日の状態を作り上げています.この授業では,情報システムやソフトウエアのビジネス・産業への応用場面という意味での「情報システムと産業」,そして応用場面を支える活動としての産業という意味での「情報システムと産業」,すなわち「使う」「作る」という表裏の関係にある「産業」と情報システムとの関連を講義してくことで,今日の情報システム産業の課題を追求していきます.この授業は,HIPLUSによるe-lerningを使用します.必要に応じて,対面授業を行う場合があります.対面授業を行う場合は,教育支援課を通して予め連絡します.質問がある場合にはいつでも受け付けます.本シラバスに記載のメールアドレスまで質問を送るか,担当教員の研究室を訪問してください.HIPLUSにも質問できる機能がありますが,ここに質問しても担当教員には転送されてきません.本シラバス掲載のアドレスを使用するようにして下さい.
授業計画 ガイダンス
この授業の学習の目的,目標及び単位取得の要件について説明をします.
以下の学習順序,内容は,学習上の配慮から変更になる場合があります.
HIPLUSにより提供されるe-lerning教材に従って,学習を進めて下さい.
現代のビジネスで利用される情報システムとソフトウエア
―具体的な事例を通して情報システムと産業の関連を探る―
ハードウエア開発史にみるコンピュータのビジネス利用(1)
―「シュメール人のそろばん」から「バベジの階差機関」まで―
ハードウエア開発史にみるコンピュータのビジネス利用(2)
―「ENIAC」の開発に始まるコンピュータの高度化―
ソフトウエア開発が難しい理由と情報システム開発が難しい理由
―ソフトウエア危機からユビキタス社会・高度情報社会の到来に至る困難の変遷―
ソフトウエア工学の役割
―早く,安く,上手く作ることの追求―
情報システム設計・製造技術の高度化
―動かないコンピュータから動かさないと社会問題になるコンピュータへ―
新興勢力の出現とオフショア開発
―コスト問題と設計品質・製造品質との攻防―
先進工業国の情報サービス産業
―日・米・欧の情報サービス産業の概観―
中国・インドに始まるオフショア開発
―低コストと開発異文化との戦い―
アジア新興勢力によるオフショア開発
―タイ・ベトナム・フィリピン・ミャンマーの出現―
進行するオフショア開発と日本企業の課題
―世界との分業を阻む日本式仕事術―
現代日本の情報システム開発方式と調達方式
―プロジェクトマネジメント,工事進行基準,分離・分割方式―
情報システム開発がビジネス・産業の「屋台骨」であり続けるために
―この講義のまとめと情報システム開発の未来―
期末テスト
e-lerningを使って,オンライン・テストを実施します.
評価方法 各回は「前半」「後半」及び「確認テスト」の3部で構成されています.期末テストを除くと,14回の講義が提供されますので,最低でも2/3の講義を受講し,それぞれの回の「確認テスト」に合格する必要があります.「確認テスト」の合格ラインはそれぞれ,70%以上の正答を要するものとします.合格ラインを超えた回数が14回の2/3に満たない場合には学習が十分行われなかったものとして,成績の評価は「F」になります.また,「期末テスト」を受験しなかった場合の評価は,学習状況により「EまたはF」,受験した場合には,学習状況と期末試験の結果により「AA,A, B,C,D」のいずれかの評価を付与します.必要に応じて対面授業を実施した場合には,対面授業への出席状況も評価に反映します.なお、2009年度に情報学部で実施した海外(ベトナム)研修に参加した学生は、本講義の一部または全部の受講を免除するか、別の課題を課すことで成績を付与する場合がありますので、担当教員に申し出て下さい。
教科書
参考書
メッセージ 情報システムは現代社会に欠かせないものとなりました.この講義を通して,どのように情報システムが社会の基盤(インフラ)となり,そして,どのようにして作られてきたのかを学んで下さい.情報システムは,これまから社会の重要な基盤であり続けることでしょう.そして,社会基盤としての重要な使命を果たすためには,どのような世界連携が必要なのか,どのような発展のための自助努力が必要なのかを一緒に考えていきましょう.
カテゴリー: 2010

基礎統計

年度 2010
科目名 基礎統計
教員名 竹田 仁
授業概要 多くのデータの中から自分に必要なデータにアクセスすることは大切である。データを自分に合うように加工するとともに,加工して得られた結果を分析し,そこから予想することが重要である。本講では,統計についての予備知識を前提とせずに理解できるように,統計の基礎的基本的手法を解説する。また、本講は大学で使用する統計学への橋渡しが狙いであり、3・4年へつながる展望をあたえる。
授業計画 1.事象と確率
2.確率変数と確率分布
3.離散型の確率分布
4.連続型の確率分布
5.2変量の確率分布
6. 確率分布
7. 点推定
8. 区間推定
9. 仮説検定
評価方法 定期試験の成績等を考慮して、総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 途中で授業を休むと、授業についてこられなくなる可能性がある。受講を決定したら休まないように努力する。
カテゴリー: 2010