年度 | 2010 |
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科目名 | スポ-ツB |
教員名 | 上田 大 |
授業概要 | この授業では、運動・スポーツを通して受講生自身の健康維持・増進を図ることを目的とする。受講者は、1つの運動種目について、歴史・技術・ルール・審判の方法などを総合的に学習することで、受講者自身にとって生涯にわたって関わることのできるスポーツ種目となるよう昇華させることを目指す。本授業では、武道の一つである空手、特に松濤館流の伝統派空手を通じた身体活動を実践的に学習する。 |
授業計画 | 1. ガイダンス 授業内容、目標、授業計画及び受講に関する諸注意 2. 礼法と武道の精神、歴史への理解 3. 突き・蹴りの基礎 4. 立ち方の基礎、突き・蹴りへの応用 5. 受けの基礎 6. 移動を伴う基本動作 7. 応用的な突き・蹴り・受け 8. 対人での突き・蹴り・受けの方法 9. 基本組手、移動組手 10. 基本形(平安初段の習得) 11. 基本形(平安二段の習得) 12. 護身の方法 13. 形の演武会 14. 組手の演武会 15. まとめとレポート提出 [※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。] |
評価方法 | 成績評価は、出席、授業の取り組み方・態度、技術の進歩、最終に実施する演武会の評価などを総合して行う。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 1. 怪我の発生については万全の注意を払いますが、履修者自身も自己を守れるよう、動き易い服装の準備、アクセサリー類ははずし、特に爪は切るようにしてください。普段着での参加は一切認めません。なお、授業時は裸足の状態で行います。 2. 各人のレベルを理解した上での積極的な参加姿勢を特に評価します。 3. 基本的に、他者を攻撃するための空手ではないことを理解してください。 4. 過去の受講生による授業評価の主な結果は次の通りです。 授業満足度:3.7、新しい体験ができた:4.7、運動技術や知識が向上した:4.2 基本的に空手道を初めて体験する受講者が多いことから、新しい体験により今まででは感じ得なかったアプローチで運動技能や知識の向上が獲得出来うる授業となっています。できる限り多くの履修者が満足感を得られる授業づくりを目標とします。 |