年度 | 2010 |
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科目名 | スポーツ健康実習B (火3) |
教員名 | 薗部 正人 |
授業概要 | 授業の到達目標1.知識・理解の観点:サッカーに関する実践方法やルール、スキルを説明し、実践する。2.思考・判断の観点:サッカーの動作の特徴を理解し、プレー中の空間認識能力や集団的位置認識能力を身をもって判断する。3.関心・意欲の観点:サッカーに関心を持ち、技術・戦術・実践の修得に意欲的に取り組むことによりパフォーマンスの向上、チームの勝利に寄与する。4.態度の観点:挨拶、教員に対する常識ある言葉使いや態度、他の学生との協調(コミュニケーション)を主眼とし、積極的な授業参加を求める。5.技術・表現の観点:サッカーに関して有効に身体が使用できること。ゲーム中、自らの技術を発揮し、チームを勝利に導くこと。授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。 |
授業計画 | この授業は、サッカーのゲームを中心に行う。ゲームのルール説明、基礎練習は、授業時間前半を使って行います。長時間、ゲームができるよう準備・片付け・チーム決め等は、積極的に協力すること。 オリエンテーション(担当教員紹介、授業に出席する際の注意、体ならし等、 初回授業より実技を行います。運動に適した服装・トレーニングシューズ等を用意すること。) 基礎体力トレーニングとボール慣れ(ボールインパクト&トラップ、リフティング等) 個人技能の習得(キック、パス、ドリブル、シュート、フェイント等) 集団技能の習得(ディフェンス、オフェンスのシステム、ハーフコートゲーム、鳥かごゲーム、空間の認識) ルールおよび審判法の習得 (ミニゲームの中で説明) サッカーのルールおよび審判法についてのレポート提出 実践ゲーム (チーム分け時には、指示に従い、素早くゲームができるよう協力してください) まとめ (本授業で体験した事柄について)および出席状況確認 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 1.知識・理解の観点(20%):ゲーム進行方法およびルールの理解度をレポートにて評価 2.思考・判断の観点(0%):評価に加えず。3.関心・意欲の観点(50%):授業への参加度、ゲーム中の審判法の理解度と実践度。4.態度の観点(20%):授業への参加態度、教員に対する態度、他の学生への配慮度。 5.技術・表現の観点(10%):実技試験、授業内でのゲーム(勝敗等)。なお、欠席・遅刻は以下のように「関心・意欲」「態度」から減点する。欠席:-5、-10、-20、不可、遅刻:-3、-6、-12、-24、不可 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 学生による授業評価の主な結果(最近3年間、5段階評価)は、次の通りである。授業満足度:4.5、授業の楽しさ:4.6、受講生との交流:4.3、授業の意義:4.5、となった。サッカーという人気の高いスポーツ種目を取り入れているため満足度が高くなっていると考えられる。この授業は、受講する学生自身が高い参加意欲を持って望めば、更なる運動量の確保とより高い満足度が得られる。 |
「2010」カテゴリーアーカイブ
アルゴリズムとデータ構造(S)
年度 | 2010 |
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科目名 | アルゴリズムとデータ構造(S) |
教員名 | 関 哲朗 |
授業概要 | ソフトウエアには良いソフトウエアと悪いソフトウエアがあります.現在では,コンピュータ・ハードウエアの性能が向上し,高速なCPU,大容量の記憶装置が出現し,良いソフトウエアの条件は以前とはずいぶん変わってきました.一方で,プログラムを美しく書くためのアルゴリズムの必要性は,以前から全く変わっていません.本講義では,コンピュータの基本的な演算の考え方から,プログラミングの基礎となる計算手順やデータの扱いについて学習を進めていきます.この授業は学習の一部にHIPLUSによるe-lerningを使用します.各回のe-lerninngによる関連学習は,それぞれの対面学習開始以前に完了していなければなりません.e-lerningによる学習分は対面授業(通常の教室における講義)を休講にすることで振り替えます.振替休講については,授業中及びHIPLUSのお知らせ機能(メール同時発信)で予め周知します.対面授業とe-lerningを合わせた総学習(授業)時間は15回×90分で,対面授業のみの場合と同じです. |
授業計画 | ガイダンス(対面のみ) この講義の計画と概要をお話しします. ※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れたり,変更になることがあ ります. 構造化定理と構造化プログラミング(対面のみ) この講義はプログラミングの授業ではありません.一方で,アルゴリズムを何らかの方法で実現し,その動作を確認することは大切なことです.本講義では,「順次」,「反復」,「分岐」といった,基本的な仕組みによってアルゴリズムをシンプルに表現することの基本として構造化の概念を学び,その実現手段としてExcel VBAの必要最小限の機能を学びます. 構造化とアルゴリズム記述の練習 その1(対面のみ) Excel VBAを用いて基本的なアルゴリズムを記述する練習をします. 練習のために「数当てゲーム」を作ってみましょう. 構造化とアルゴリズム記述の練習 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分) 構造化を意識しながら,数当てゲームのアルゴリズムを完成させましょう. n進数の考え方 その1(関連学習e-lerning30分+対面90分) 10進数以外のn進数の考え方と,相互の変換の仕方を学びます.あわせて,2進数がコンピュータで採用されている意味を考えましょう. n進数の考え方 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分) n進数を10進数に変換するアルゴリズムを完成させましょう. 数式の表現方法とスタック その1(関連学習e-lerning30分+対面90分) 電卓やコンピュータで用いられる数式の表現方法である逆ポーランド記法を学びます.また,あわせてスタックの考え方について概説します. 数式の表現方法とスタック その2(関連学習e-lerning30分+対面90分) 逆ポーランド記法で記述された式を計算するアルゴリズムを完成させましょう. 並べ替えの方法(ソート) その1(関連学習e-lerning30分+対面90分) バブルソートなどの基本的な並べ替えの方法を学びます. 並べ替えの方法(ソート) その2(関連学習e-lerning30分+対面90分) 簡単な並べ替えのアルゴリズムを完成させましょう. 再帰の考え方 その1(関連学習e-lerning30分+対面90分) 関数を導入し再帰の考え方を学びます. 再帰の考え方 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分) 再帰構造を用いた簡単なアルゴリズムを完成させましょう. |
評価方法 | 出席点については以下のように計算し,総得点33ポイントの2/3以上を取得することが評価(AA,A, B,C,D)の要件です.これを満たさない者の成績は評価される資格のないFとなります. 1)毎回の授業で授業開始時の簡単なテストと終了時の課題提出を行い,合格の場合はそれぞれ1ポイント,2)e-lerningについては,各単元の確認テストに合格(70%以上の正当)することで1ポイントを与えます.評価の要件を満たした者については,出席ポイント,各回対面授業でのテストやe-lerningの単元テスト,演習の回答状況を考慮して成績を付与します.状況に応じて,最終課題を課し,成績の評価に含めることがあります. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本講義の内容はとてもオーソドックスなものです.ソフトウエアを勉強したと言う人であれば,誰でもが取り組んだことのある内容ではないかと思います.プログラミングやデータベースなど,計算やデータ操作に関連のある科目を履修していたほうが,具体的なイメージがわきやすいのではないかと思いますが,事前知識が無くても大丈夫ではないかと思います. |
プロジェクトマネジメント
年度 | 2010 |
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科目名 | プロジェクトマネジメント |
教員名 | 那須 一貴 |
授業概要 | プロジェクトとは、特定の重要課題を解決するために、期限を決めて様々な専門性を持つ人々が集まって行なわれる特殊な活動である。したがってプロジェクトでは、企業のマネジメントとは全く異なるマネジメント手法が必要になる。多くの企業で、複合的な経営課題に対処するためにプロジェクト形式による課題への取組みが行われている。したがって、プロジェクト・マネジメントの知識は社会人としての基本的な知識の1つとも言えよう。本講義では、プロジェクト・マネジメントと企業のマネジメントの違いを理解するとともに、プロジェクト・マネジャーとしての基礎的能力を育成することを目的とする。 |
授業計画 | 「プロジェクトとは何か」を理解した後、プロジェクト管理の具体的な手法、プロジェクトの評価手法とともにプロジェクト・マネジャーの仕事と求められる基礎的能力を学習する。さらに、国際的なプロジェクトにおけるマネジメントについても具体的な事例に基づき説明する。 プロジェクトとは何か 既存組織とプロジェクト組織の違い プロジェクト・マネジメント手法 テーマの設定、メンバーの選定、計画立案、プロジェクト評価、予算管理 計画管理、プロジェクトの具体例 プロジェクト・マネジャーの仕事 リーダーシップ、コミュニケーション、課題の発見と解決 外国でのプロジェクト事例 具体的事例に基づくケーススタディ |
評価方法 | 出席状況 30% 期末のレポート70%で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | プロジェクト・マネジメントは、特別なことではありません。例えば、ゼミ合宿、学園祭への参加なども「プロジェクト」の一種です。本講義で学んだ知識を日常の生活の中で活用することにより、学習したことが身につき、実社会で活用することができる「ノウハウ」になります。講義では具体的な事例を示します。「使える知識」を学習しましょう。 |
異文化理解
年度 | 2010 |
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科目名 | 異文化理解 |
教員名 | 塩沢 泰子 |
授業概要 | 英語で異文化間コミュニケーションに関する理論を学ぶと同時に、実践的なケーススタディにもとづいたエクササイズを行います。 理論的には、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションに関する分野の学習が中心になります。ただし、講義を受動的に受けるだけではなく、関連するテーマに基づいた学生のディスカッションにより、主体的な実感をともなった理論の理解をめざします。 実践的なケーススタディとしては、米国およびオーストラリアにおける多文化社会のあり方とそこでのコミュニケーションの特徴を学習します。それぞれの社会におけるマジョリティとマイノリティの間でのコミュニケーションをめぐる問題を、民族集団や社会経済的階層や世代・ジェンダーさらには地域間の差異に関連させて理解することをめざします。米国およびオーストラリアにおける生活者に対するインタビュー調査を含むリサーチをすることによって、異文化コミュニケーションの実践を行いながら、設定されたテーマの理解を深めます。 |
授業計画 | 1.コミュニケーションとは何か 2.言語コミュニケーションの理論 3.非言語コミュニケーションの理論 4.英語でのコミュニケーションの特徴 5.英語と日本語でのコミュニケーション・スタイルの比較 6.アメリカ人・オーストラリア人の非言語コミュニケーションの特徴 7.日本人の非言語コミュニケーションとの比較 8.米国・オーストラリアにおけるマジョリティ・マイノリティ間のコミュニケーションに関連する諸問題 (1)民族集団 (2)社会経済的階層 (3)世代・ジェンダー (4)地域 9.設定したテーマに関するリサーチ発表(1) 10.設定したテーマに関するリサーチ発表(2) 11.設定したテーマに関するリサーチ発表(3) 12.まとめ:異文化間コミュニケーションを米国・オーストラリアで体験して ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 授業で出された課題の提出物、授業中におこなわれるプレゼンテーション、授業中のディスカッションへの貢献度を総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
グローバル・イシューズ
年度 | 2010 |
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科目名 | グローバル・イシューズ |
教員名 | 中村 恭一 |
授業概要 | グローバル・イシューズ。それは「現在の人類の最大共通関心事であり、力をあわせて解決を図ることが求められている問題」ということができる。したがっていわゆる国際問題とは意味するところは異なる。現在の人類の重大共通関心事とは、インドやケニア等、アジア、アフリカの途上国に見られる平和、紛争、貧困、人口、環境、保健(病気)、教育等である。これらは2015年までの達成を目標としたミレニアム開発目標で取り上げている問題でもある。グローバル・イシューズ(Global Issues)は常に複数である。これらの問題を、新聞特に日英米の主要紙や国連情報つまり生の英語情報を通して考え、英語で議論する。受講生は自分で英語のプレゼンテーションを行い、英語のディスカッションに参加する準備が毎回求められる。 |
授業計画 | 授業概要に述べてあるようなGlobal Issuesに関して、授業で取り上げるテーマを順次提示する。 1.イントロ(第1回) 2.平和(第2・3回) 3.紛争(第4・5回) 4.貧困(第6・7回) 5.環境(第8回) 6.保健(病気)(第9回) 7.教育(第10・11回) 8.総括(第12回) ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 日常的な授業への準備、参加度、復習などを通して総合的に評価する。授業そのものへの参加が重要なだけに、出席は特に重視する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
英語表現B
年度 | 2010 |
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科目名 | 英語表現B |
教員名 | 塩沢 泰子 |
授業概要 | The purpose of this class is to develop English language communication skills using drama techniques and theatre exercises. Through performance, students will be able to develop confidence and self-assurance in learning how to express themselves in English. Through recitation, script reading, and writing their own narrative and dialogue, all four skills (speaking, listening, reading and writing) will be dealt with in this class. The final class of the semester will be a performance (“showcase”) of the students’ own work. |
授業計画 | The final goal of this class is to make and perform an original play produced by the students themselves. The instructor will conduct this class as a facilitator in a style of theatre workshop. The story line will be created based on the students’ discussion and improvisation. The rough outline is as follows: Week 1 ~ Week 3 : Presentation about intercultural issues Week 4 ~ Week 6 : Discussion about the topic of the presentation Week 7 ~ Week 9 : Creating narrative and dialogue (or monologue) through improvisation Week 10 ~ Week 11 : Modifying the script Week 12 ~ Week 14 : Building a character Week 15 : Performance (Warming-up exercise and theatre games will begin each class.) If there’s any possibility, going to see a play / joining a backstage tour will be scheduled, as one of the class activities. |
評価方法 | Class participation, Performance, Homework Assignments, Term report, Journal*. *The instructor will explain about the journal at the beginning of semester. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | No need to have special acting skills or experiences! Just bring your curiosity and interests in expressing yourself through performance. Students are expected to participate actively on their own initiative to acquire English language skills! In this class, the students will be the performer, playwrights, and producers! |
社会科・地歴科教育法 II
年度 | 2010 |
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科目名 | 社会科・地歴科教育法 II |
教員名 | 奥田 孝晴 |
授業概要 | 社会科・地歴科教育法Iでの学習成果をもとに、専ら実際の授業をいかに構成し、展開していくのかを研究する。前者を「基礎理論編」とするならば、本講座は「応用実践編」とでも呼ぶべきものとなるだろう。社会科・地歴科の全体構成における各単元の位置づけを確認し、どのように中学生、高校生に教授し、どのような学習成果を達成すべきかを、実際に指導案を作成し、模擬授業を行なう中で点検していくことが主な内容となる。 |
授業計画 | 社会科「地理分野」「歴史分野」・地歴科の全体構成と各単元の概説(1) 社会科「地理分野」「歴史分野」・地歴科の全体構成と各単元の概説(2) 社会科「地理分野」「歴史分野」・地歴科の全体構成と各単元の概説(3) 指導案研究-指導案の意義、目的、内容 幾つかの指導案を事例とした検討作業(1) 幾つかの指導案を事例とした検討作業(2) グループによる指導案作成作業(1) グループによる指導案作成作業(2) グループによる指導案作成作業(3) 個人による指導案作成体験(1) 個人による指導案作成体験(2) 模擬授業による授業作りの体験(1) 模擬授業による授業作りの体験(2) 模擬授業による授業作りの体験(3) まとめと総括 |
評価方法 | 出席、作成指導案、模擬授業などを総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 「社会科・公民科教育法 II 」シラバス中にも書いたことだが、授業を自分のモノとするコツとは「習うより慣れろ」に尽きている。高校教師を十余年務め、数々の教育実習学生の面倒も見てきたが、経験的に見て、大きなドジを犯した実習生のほうが、後々に「いい先生」になる確率が高いのはどういうことだろう。思うに、その原因となったのはしばしば生徒への配慮と愛情の大きさであったり、授業工夫のミスマッチなどであったりして、彼ら彼女らが「生徒のために教育する」という視点をけっして軽視・無視したのではないからだろう。ただ唯一、教育的情熱という高尚な言葉ではあまり上手く表現できないのだが、ある意味での「感性の良さ」は経験を積むだけではなかなかモノにならないものだ。「人間とその生き様が好き」という原初的なパッションがあれば、あとはなんとかついてくる・・・少し乱暴かも知れないが、もともと教育の原点とはそういうものだ。この実践的講座で、大いに「偉大なる失敗」を経験してほしい。 |
対人コミュニケーション論
年度 | 2010 |
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科目名 | 対人コミュニケーション論 |
教員名 | 佐久間 勲 |
授業概要 | 日常生活の中で自分に関する事柄を他者に伝える、つまり自己に関するコミュニケーションを行なう機会がしばしばあります。例えば、自己紹介、面接のときの自己アピール、友人に悩みを打ち明けるなどといったことです。本講義では社会心理学のなかの自己呈示と自己開示に関する研究知見を紹介しながら、自己に関するコミュニケーションがどのように行われるか、さらにそれらがコミュニケーションをする本人およびコミュニケーションをする相手、さらにはコミュニケーションをする本人と相手の関係性にどのような影響を及ぼすかについて考えます。 |
授業計画 | 以下の内容について1回または複数回にわたり講義をおこないます。 ガイダンス 自己呈示の定義と機能 主張的自己呈示 防衛的自己呈示 自己呈示の個人差 間接的自己呈示 自己呈示が自己概念に及ぼす影響 自己開示の定義と機能 自己開示と対人関係 自己開示と健康 まとめ |
評価方法 | 学期末に行う客観式の筆記試験+平常点(小レポートまたは小テスト)を加算して成績評価をします。原則として、加算した得点が9割以上をAA、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をCとします。平常点のつけ方については履修者数を勘案して決めます。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講希望者は1回目の講義に必ず出席して下さい。1回目の講義に出席しない学生は原則として受講を認めません。特別な事情があって1回目の講義に欠席した学生は必ず2回目の講義の前までに担当教員にメールで連絡して下さい。●受講希望の学生(広報学科)は社会心理学概論I、社会心理学概論II単位を取得していることが望まれます。これらの科目の単位を取得していない場合、受講前に相応の予習が必要です。注意してください。●講義の連絡や課題の提出などにe-learningを使用します。 |
現代社会と法律
年度 | 2010 |
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科目名 | 現代社会と法律 |
教員名 | 中田 達也 |
授業概要 | 本授業では、すぐれて現代的な問題を取り上げ、法律が制定される背景、経緯、その後の展望までを提示する。そのうえで、受講生は私の問題提起に対して、どのように考えるかを問う形式を採る。2009年度の授業では、主に新聞やニュースで取り上げられる最新の問題を取り上げ、受講生とともに考えた。こうした問題には、唯一の解がある訳ではない。そこで、各受講生の考え自体よりもその考えに至る道筋を明確にするよう注意を喚起した。考えるべき問題は、教科書の中にのみあるわけではないので、この授業に関しては、敢えて教科書を使わず毎回レジュメを準備し、それに従って講義する。本年度は、前期が「国際法」、後期が「現代社会と法律」となるので、双方を受講する学生には、(例えば国際法と国内法の関係など)一貫した論理が習得できるような講義にしてゆく。 |
授業計画 | 実際にどのような授業をしてきたのかは、プログ「ひさしde勝負」のプログ内検索に湘南の皆さんと入れてみると、その詳細が出る。どういう目標にむかって勉強をしていくかは、授業中に何度も語りかけるので安心されたい。 それをみた上での質問は、私にメールを戴ければ、丁寧にお返事します。 |
評価方法 | 受講する人数にもよるが、授業終了後の質疑応答、講師室での質疑応答、そしてメールによるやり取りなど、皆さんの積極度に応じて、私も皆さんの実力向上に努める。評価は、あくまでも1,500字の内容如何によるが、出席点を加点事由として加味する。昨年は、160名の学生いたが、これに必死に対応して、相互にベストな結果を残せたと思う。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本講義は、日本の現状を考えるのに最も好個な教材となると考える。ある問題が日本と国際社会とでどのように取り組みに相違があるのか、それを知るだけでも、視野が拡げられる。すべての事柄は、他の問題と相対化して初めてその位置づけや意義が明確になる。同時に、第三者からの客観化・相対化がその問題に対する捉え方の一つの契機となる。その捉え方と現状とを比較し、そこに自分の見解を与えることで、自分の意見もまた客観化されてくる。2009年度の受講生の多くは、こうした方法論に感動してくれた。2010年度も更なる学生の飛躍を期して努力する。 |
英語表現A
年度 | 2010 |
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科目名 | 英語表現A |
教員名 | 小林 ひろみ |
授業概要 | 日本語による書き方の発想とは異なる英語のライティングを中心に行う授業である。言語の4技能「聞く、話す、読む、書く」の中で「書く」は母語であっても最後に発達し、一番難しいとされている。しかし、インターネットや電子メールの時代にあっては、英語で書く技術は、実用英語訓練の最後のそして最大の課題であるといえよう。このコースでは生徒指導の際に必要となる、ライティングの基礎である英文法を踏まえた正しいセンテンスの書き方、パラグラフの書き方、およびそれを土台にしたレポート(リサーチ・ペーパー)の書き方を学習する。 |
授業計画 | 第1回 手紙文形式による自己紹介 第2回 正しいセンテンスの書き方、辞書とコンピュータ機能の正しい使い方 第3回 パラグラフの基本 第4回 物事が起きた順序に書く 第5回 説明の書き方 第6回 理由と結果を示す 第7回 論理構成の組み立て方 第8回 要訳の書き方 第9回 電子メールの書き方 第10回 レポートのトピック選定 第11回 レポートのアウトラインの書き方 第12回 レポートの形式 第13回 レポートの完成 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 <学習上の注意> 1.辞書を携帯してください。 2.原則として授業内に課題を仕上げて提出します。翌週返却しますので、必要な訂正をして再提出します。評価は再提出された課題で行います。 3.欠席をした場合、ウェブで課題をチェックして翌週提出すれば80%評価とします。なお、忌引きなどの特定の理由がある場合は100%評価です。 4.課題提出の遅れは入院などの特定の理由がない限り1週間までとし、それ以降は認めません。 5.ネット情報をコピーしただけのレポートは評価対象となりません。 |
評価方法 | パラグラフ・ライティングを三分の二、レポートの比重を全体の三分の一として総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 英作文は和文英訳ではありません。自分の思っていることや感じていることを英語でどのように表現するかを考えながら書いていく、それが英作文です。なお、将来教員となる可能性を求める皆さんには、課題をきちんとこなす心構えを期待します。 |