年度 | 2010 |
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科目名 | プロジェクトマネジメント |
教員名 | 那須 一貴 |
授業概要 | プロジェクトとは、特定の重要課題を解決するために、期限を決めて様々な専門性を持つ人々が集まって行なわれる特殊な活動である。したがってプロジェクトでは、企業のマネジメントとは全く異なるマネジメント手法が必要になる。多くの企業で、複合的な経営課題に対処するためにプロジェクト形式による課題への取組みが行われている。したがって、プロジェクト・マネジメントの知識は社会人としての基本的な知識の1つとも言えよう。本講義では、プロジェクト・マネジメントと企業のマネジメントの違いを理解するとともに、プロジェクト・マネジャーとしての基礎的能力を育成することを目的とする。 |
授業計画 | 「プロジェクトとは何か」を理解した後、プロジェクト管理の具体的な手法、プロジェクトの評価手法とともにプロジェクト・マネジャーの仕事と求められる基礎的能力を学習する。さらに、国際的なプロジェクトにおけるマネジメントについても具体的な事例に基づき説明する。 プロジェクトとは何か 既存組織とプロジェクト組織の違い プロジェクト・マネジメント手法 テーマの設定、メンバーの選定、計画立案、プロジェクト評価、予算管理 計画管理、プロジェクトの具体例 プロジェクト・マネジャーの仕事 リーダーシップ、コミュニケーション、課題の発見と解決 外国でのプロジェクト事例 具体的事例に基づくケーススタディ |
評価方法 | 出席状況 30% 期末のレポート70%で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | プロジェクト・マネジメントは、特別なことではありません。例えば、ゼミ合宿、学園祭への参加なども「プロジェクト」の一種です。本講義で学んだ知識を日常の生活の中で活用することにより、学習したことが身につき、実社会で活用することができる「ノウハウ」になります。講義では具体的な事例を示します。「使える知識」を学習しましょう。 |