年度 | 2010 |
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科目名 | 異文化理解 |
教員名 | 塩沢 泰子 |
授業概要 | 英語で異文化間コミュニケーションに関する理論を学ぶと同時に、実践的なケーススタディにもとづいたエクササイズを行います。 理論的には、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションに関する分野の学習が中心になります。ただし、講義を受動的に受けるだけではなく、関連するテーマに基づいた学生のディスカッションにより、主体的な実感をともなった理論の理解をめざします。 実践的なケーススタディとしては、米国およびオーストラリアにおける多文化社会のあり方とそこでのコミュニケーションの特徴を学習します。それぞれの社会におけるマジョリティとマイノリティの間でのコミュニケーションをめぐる問題を、民族集団や社会経済的階層や世代・ジェンダーさらには地域間の差異に関連させて理解することをめざします。米国およびオーストラリアにおける生活者に対するインタビュー調査を含むリサーチをすることによって、異文化コミュニケーションの実践を行いながら、設定されたテーマの理解を深めます。 |
授業計画 | 1.コミュニケーションとは何か 2.言語コミュニケーションの理論 3.非言語コミュニケーションの理論 4.英語でのコミュニケーションの特徴 5.英語と日本語でのコミュニケーション・スタイルの比較 6.アメリカ人・オーストラリア人の非言語コミュニケーションの特徴 7.日本人の非言語コミュニケーションとの比較 8.米国・オーストラリアにおけるマジョリティ・マイノリティ間のコミュニケーションに関連する諸問題 (1)民族集団 (2)社会経済的階層 (3)世代・ジェンダー (4)地域 9.設定したテーマに関するリサーチ発表(1) 10.設定したテーマに関するリサーチ発表(2) 11.設定したテーマに関するリサーチ発表(3) 12.まとめ:異文化間コミュニケーションを米国・オーストラリアで体験して ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 授業で出された課題の提出物、授業中におこなわれるプレゼンテーション、授業中のディスカッションへの貢献度を総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |