春季休業に入り,予想外の出費に混乱していませんか。
そんな皆さんに家計簿をおススメします!
なぜ今家計簿なのか
★金融リテラシーを身に付けるため
金融リテラシーとはお金に関する知識や判断力のことです。
金融経済教育推進会議は「金融リテラシー・マップ」で、最低限身に付けるべき事項をライフステージごとに示しています。「大学生」では、「社会人として自立するための能力を確立する」ために、例として「仕送りなどの収入と学費、生活費などの支出を把握することやクレジットカード利用の理解」などが挙げられています。
★物価高への対応
実際の消費者物価上昇率と消費者が感じる上昇率(体感)を比較すると、体感の方が数パーセント上回っているそうです。理由は食料品等の消費者が頻繁に購入する品門が値上がりし、その上昇率が過去10年に例を見ない高水準に達したことが挙げられます。物価高は今後も続いていく見通しだそうです。先行き不透明な経済状況の中、ますます家計管理は重要になってきています。
家計簿の付け方のコツ
★収入と支出がわかりさえすればいい
★家計簿はつけて内容を振り返ることが大切
★週間化し長続きさせることが重要
家計簿の書き方・初心者におすすめの3選
★手書き
・ノートに月の収入と固定支出とそれ以外の支出を書き月末にまとめる
・ノートにレシートを貼っていき、週ごと月ごとに支出をまとめる
・市販の家計簿を買う(挫折しないようにシンプルなものを選ぶ)
★家計簿アプリ(スマホでの使用でレシートもカメラ機 能で撮影すれば自動で読み取ってくれる)
大学生のみんなが使っている家計簿アプリ5選! (マイナビ学生の窓口)
★エクセル家計簿(プライベートでパソコンを沢山使う人ならおすすめ)
金融リテラシー・マップの「若年社会人」では、「生活面・経済面で自立する」ために、例として「貯蓄行動を定着させることや、収入のうちの手取り額と生活費などの支出を把握する」などが挙げられています。
若年社会人への準備として、自由な時間が増える長期休業中に、家計簿に挑戦してはいかがですか。
参考文献
・「金融リテラシー」って何? 最低限身に付けておきたいお金の知識と判断力(政府広報オンライン)
・物価高と消費者マインド (独立行政法人 国民生活センター)
・家計簿のつけ方と書き方のコツ!初心者でも簡単で長続きする方法は?(マ イナビ学生の窓口)