支援室所蔵「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 

聳塔祭も無事終わり、自然豊かな湘南キャンパスでは、

秋の深まりを一層感じられるようになりました。

「読書」の秋でもありますね。

 

今回は学生支援室の蔵書「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本」

HSP専門カウンセラー武田友紀HSP(著) 飛鳥新社を紹介します。

 HSP(Highly Sensitive Person)という言葉をご存知でしょうか。日本語に訳すと「とても繊細な人」で、人口の5人に1人いるといわれています。90年代後半に、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱しました。最近はマスメディアで取り上げられたり、芸能人が自身をHSPだと公表したり、書店でもHSPに関する本を多く目にしたりと、日本でもHSPという言葉自体が浸透してきています。

HSPは病名でも診断名でもありません。心理学の研究で使われている言葉で、その人が生まれ持った気質を指します。この言葉がいま若い世代を中心に注目されている背景には、現代社会が情報にあふれているためにストレスを感じ、過敏になり、生きづらさを感じる人が多くなっていることがあると考えられます。

この本は、「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」を書いた本です。ご自身がHSPでカウンセラーでもある作者が、600名を超える相談の中で見つけ出した「繊細さんが元気に生きる技術」を紹介しています。技術だから練習すれば誰にでもできるし、上達すれば、どんどん元気になっていくのです。

60万部突破のベストセラーでもあります。

ぜひ一度学生支援室で手に取ってみてください。

参考 NHKきょうの健康 ニュース「HSP(とても繊細な人)ってなに?」

 

 

 

エナジードリンクとカフェイン

今年の夏も猛暑が続いています。
暑い日が続くと身体がだるくなり疲れが取れなくなりますね。
そんな時にふと自動販売機のエナジードリンクが目に入りました・・・

ちょっと待ってください!

今回はエナジードリンクに入っているカフェインの取り方について考えてみたいと思います。

 

★カフェインとは(内閣府・食品安全委員会より)

カフェインはコーヒー豆や茶葉、カカオ豆等に含まれる天然の食品成分の1つです。

【カフェインを多く含む主な食品と100ml当たりのカフェイン含有量】

食品名 カフェイン
コーヒー 60mg
紅茶 30mg
せん茶 ウーロン茶 20mg
カフェインを多く添加した清涼飲料水(エナジードリンク)

(製品によって、カフェイン濃度、内容量が異なる)

32~300mg

(製品1本当たりでは36~150mg)

※日本では食品に含まれるカフェインに関しての規定はありません。しかし、厚生労働省等の公的機関が多く引用している、カナダ保健省による「悪影響のない最大摂取量」では「健康な成人は1日に400mg」と規定されています。

 

★ヒトに対する影響(内閣府・食品安全委員会より)

カフェインには適量摂取することにより頭が冴え眠気を覚ます効果があります。
他方、過剰に摂取した場合、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等をもたらすこともあります。
また、米国疾病管理予防センターは、カフェインとアルコールを同時に摂取した場合、カフェインがアルコールによる機能低下を隠してしまうため、結果として過剰摂取となり、アルコールによる健康への悪影響を受けやすくなると指摘しています。

 

★エナジードリンク(依存対象)の副作用(横浜市ホームページ:若年層に関する依存症の知識と予防より)

カフェインが体内からなくなると、溜まっていた疲労が一気に押し寄せます。
また、日常的にエナジードリンクを飲むと、脳がカフェインの効果を強く記憶し、日々の様々な場面でエナジードリンクを飲むよう指示するため、意志とは関係なく反復して飲む癖がつきます(習慣化)
次第に身体が効果に慣れてくるため、同じ効果を得るために、だんだん量や頻度が増します(耐性)
カフェインを日常的に飲んでいると睡眠が不安定になるなどの健康被害が出てくるので、やめようとしたり、量を減らそうとしたりすると、過眠やイライラや集中困難が起きます(離脱症状)
結果やめられない状態が続き症状が悪化します。
また感情も不安定になり人間関係がうまくいかなくなることもあります。

依存症になる人は意志が弱いといった認識は誤りです。
真面目で責任感も強く完璧主義な人や周囲に相談して解決するのがあまり得意でない人は、依存対象を使用しやすいことがあるかもしれません。

 

★エナジードリンクについて気をつけること

・自分のカフェインの摂取量を把握し、適量を摂取する。

・アルコールとの併用は避ける。

・依存性があることを認識し、常飲しない。

 

★関係機関による情報提供

・食品安全委員会ファクトシート「食品中のカフェイン

・厚生労働省 「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

・農林水産省「カフェインの過剰摂取について

・横浜市 若年層に関する依存症の知識と予防

 

疲れた時には栄養のある食べ物を摂り、休養をとりましょう

                                                                                   

 

 

支援室所蔵 「雑談力が上がる話し方」

早いもので、新年度も3か月が過ぎようとしています。

最近は不安定な気候状況もあり、体調を崩したという声をよく耳にします。本格的な夏が到来する前に体調管理に気を付けたいものですね。

 

ところで、今年度も学生支援室に新しい本が届きました。今回はその中の1冊「雑談力が上がる話し方~30秒でうちとける会話のルール~」を紹介します。著者はテレビでおなじみの明治大学教授・斎藤孝さんです。

 

あなたの周りに雑談の上手な人はいますか?そんな人が1人いると場の空気が和み誰もが話しやすくなりますよね。

でも、初対面や知らない人とは気まずくなる、沈黙がこわい・・・そんな大学生の方が実際には多いのではないでしょうか。

この本は、斎藤孝さんが実際に授業で教えている、雑談力を身につける方法を紹介しています。

 

内容~雑談とは、会話を利用して場の空気を生み出す技術のこと。会話というよりも人間同士のお付き合いに近いもの。しかもオチも結論も要らない! 雑談力を身につけることは、強く生き抜く力を身につけることそのもの。~

このような雑談力を、あなたも身につけてみませんか?この本は50万部突破のベストセラーです。ぜひ1度手にとってください。

他にも新しい本が多数あります。

    

2024年度 対面・オンライン 時間管理力育成ワークショップ

 ご入学、進級おめでとうございます。学生のみなさんの姿からは新年度に対する意気込みも感じさせられています。しかし、新年度の生活に慣れてくるとのリズムが乱れがちになります。こんな時に必要なのが、「時間管理力」です。そこで学生支援室では、「時間管理力育成ワークショップ」を企画しました。
時間管理のためのノウハウは知っていても・・・・一人ではなかなか続きません。継続するにはサポートが必要です。簡単なノウハウを伝えるととともに維持するためのサポートがワークショップの目的です。一緒に参加する人と、学生支援室のスタッフと励まし支えながら、時間管理力を高めていきましょう!是非、ご参加ください。過去の参加者も大歓迎です。

 2024424日(水)昼休み12:3012:55
            ※延長可能な方は13:30まで
 会場:学生支援室(要:パソコン持参)またはGoogle meet
            事しながらでも大丈夫です。
 

  第2回 58日(水)取り組みの振り返り・あとまわし癖対策について
  第3回 522日(水)取り組みの振り返り・目標設定シート   を予定。

   事前予約制:メールで [アドレス:sgakuseisien@stf.bunkyo.ac.jp]
     締切:422()
    学部学科   ②学籍番号  ③お名前  ④参加方法(『対面』or『オンライン』)
     お伝えください。

◆参加者には、返信メールで 会議コード(URL)等をお知らせします。
学生支援室で、対面での参加者も、当日はパソコンをお持ちください。

2024年度4月  ワークショップの案内

ご入学・ご進級おめでとうございます

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。

そして在学生の皆様、ご進級おめでとうございます。

湘南キャンパスの桜は満開まで秒読みを開始しました。

満開になった時にこの風景を是非写真に収めてください。

学生支援室は今年度も皆様の充実した学生生活を応援するために

身近な相談窓口として御来室をお待ちしております。

4月4日撮影

たびレジ

春休みに旅行の計画をされている方は多いことでしょう。

旅に出ると、日常とは違う自然や文化や人々と出会えます。

旅は、新たな自分を発見し自分を見つめ直す契機となるのではないでしょうか。

 

ところで旅にトラブルはつきものです。

旅行中に事件・事故・災害に巻き込まれた際、国内の情報はニュースやネットで入手できますが、海外での現地の情報入手は簡単ではありません。

そこで「たびレジ」を紹介します。

「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる、海外安全情報無料配信サービスです。

登録いただくと、情報の入手の他、現地で事件・事故に巻き込まれても登録された連絡先をに基にスムーズな支援が受けられます。

海外旅行に行く際にはぜひ登録を行ってください。

 

外務省 たびレジ 学生の皆様へ

支援室所蔵「空気」を読んでも従わない 息苦しさからラクになる

 あけましておめでとうございます。

冬季休業はいかがでしたか?年末年始を挟み日常と離れた時間を過ごすことで、リフレッシュができたことと思います。新年を新しい気持ちで出発できるといいですね。

今回は「空気」を読んでも従わない 息苦しさからラクになる を紹介します。

 この本の作者は鴻上尚史(劇作家・演出家)です。鴻上さんはNHK BS1の「COOL JAPAN」の司会を10年以上勤め、世界各国から来日した番組出演者の日本に対する気づき等を、例にしながらわかりやすく語っています。

最近は個性が大事とも言われていますが、集団の中であまり目立つと浮いてしまいます。他人の視線を気にしながら、本当の自分を押さえつける必要があるのでしょうか?またSNSやインターネットを使い人とつながることで、世の中は非常に便利になりました。しかしそれが重荷や苦痛になっていることはありませんか?

「この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう。もっと自分らしく、伸び伸びと生きていきたい!」 そんなあなたに「生き苦しさ」のヒミツを教えます。

他にも貸し出し可能な本がたくさんあります。

ぜひ支援室にいらしてください。

 

12月20日(水)時間管理力育成ワークショップのお知らせ

 今年も残り少なくなりまもなく冬季休業。秋学期試験を控えた休業中はともすると生活のリズムが乱れがちになります。こんな時に必要なのが「時間管理力」です。
そこで、学生支援室では「時間管理力育成ワークショップ」を年末年始にも企画しました。

 時間管理のためのノウハウは知っていても・・・・一人ではなかなか続きません。継続するにはサポートが必要です。簡単なノウハウを伝えるととともに維持するためのサポートするのがワークショップの目的です。一緒に参加する人と学生支援室のスタッフと励まし支えながら、時間管理力を高めていきましょう!是非、ご参加ください。過去の参加者も大歓迎です。

★第1回 2023年12月20日(水) 昼休み12:30~12:55
                 ※延長可能な方は13:30まで
 会場:学生支援室(要:パソコン持参)またはGoogle meetで
                 ※食事しながらでも大丈夫です。

 <全3回>
第2回   1月10日(水)昼休み 取り組みの振り返り・あとまわし癖対策について
第3回   1月24日(水)昼休み 取り組みの振り返り・目標設定シート
                                  を予定。

★事前予約制:メールで [アドレス:sgakuseisien@stf.bunkyo.ac.jp]
                        締切:12月18日(月)
①学部学科   ②学籍番号  ③お名前  ④参加方法(『対面』or『オンライン』)を
 お伝えください。

◆参加者には、返信メールで 会議コード(URL)等をお知らせします。
 学生支援室で、対面での参加者も、当日はパソコンをお持ちください。


2023年度12月 ワークショップの案内

申請しましたか? 国民年金の学生納付特例制度 ~6割以上の学生が利用しています~

20歳になると毎月16,250円の支払い義務が発生

「国民年金」はまだまだ先と思っているかもしれませんが、20歳になると支払う義務が発生します。20歳になってしばらくすると国民年金加入のお知らせが届きます。学生でも、毎月16,520円(令和5年度)を支払わなければなりません。国民年金は、日本に在住する20歳以上60歳未満の人に支払う義務があります。

納付が難しい場合は、国民年金の学生納付特例制度の申請を

自分で支払ったり、親に支払ってもらえればよいのですが、難しい場合は「国民年金の学生納付特例制度」を申請しましょう。
そもそも年金を受給するには10年以上の保険料納付済期間等(免除・猶予期間含む)が必要で、この特例を申請すれば納付していなくても加入期間に換算されます。また、万一病気やけがで障害を負った場合、学生納付特例制度を申請していれば、納付していなくとも「障害年金」を受給できます。もちろん、申請していないと加入期間が不足となり受給できない可能性があります。そのリスクを考えると早めの申請が必要です。

注意: 特例制度の申請は「免除ではなく未納」 → 申請による受給額の減額分は、「追納制度」で補う

申請期間中は、「支払いの免除期間」ではなく「支払いが猶予された期間」となり、猶予期間終了後に支払いを行わないと、年金の受給額はその分減額されます。就職して支払えるようになったら、追納制度を利用して猶予期間の減額分を補い、満額に近づけるといいでしょう。
追納制度は、学生納付特例の期間について10年以内であれば遡って保険料を納付(追納)できる制度になります。また、学生納付特例の対象期間の翌年度から起算して、3年度以降は加算額がプラスされるため、可能なら2年度以内の支払いを目標とすると良いでしょう。

これからでもまだ間に合う学生納付特例制度の申請

うっかりして、年金を未納のままでも対象月から2年1か月以内なら申請できます。まだの方はできるだけ早く申請しましょう。手続きについては、日本年金機構のホームページにある国民年金保険料の学生納付特例制度を参照するか、お住まいの市町村の役所に問い合わせてください。

国民年金を納付できる場合には、メリットも

申請せず納付できるに越したことはありません。納付する場合、支払った保険料の全額は年末調整、または確定申告で、「社会保険料控除」として控除することができ税金が安くなります。さらに、前納すると納付金額が安くなります。納付できるなら、将来追納するよりもメリットがあります。

以下の情報も参考にしてください
参照1学生の我が子が20歳に 国民年金保険料、お得な納付は – 日本経済新聞 (nikkei.com) 

参照2【年金】8割が知らない…「学生納付特例」を使っても“年金を減らさない方法” (ゴールドオンライン) 
参照3 年金は学生バイト(所得)がいくらだと猶予になる?免除との違いは? | ママのおしゃべりブログ (kiki-kiki-kitchen.com)

 

支援室所蔵「大学生が狙われる50の危険」

今年度の大学生活も2ヶ月以上過ぎ、少し余裕が出てきた頃でしょうか?

今回は支援室所蔵の本を紹介します。題名は「大学生が狙われる50の危険」(青春出版社)です。

カルト的団体や詐欺・悪質商法・SNSトラブル・薬物・ブラックバイトや闇バイト・ストーカー‥‥‥新聞やニュースで、このような言葉を毎日のように目や耳にしますが、自分は大丈夫!と思っていませんか?その心のスキが狙われます。

この本は大学生活を有意義に過ごすための、学生と親のための安心・安全マニュアルです。大学生が実際に陥っているさまざまな危険と、その予防策・対応策を紹介しています。

 

特に、昨今は友達商法と呼ばれる「モバイルプランナー」が問題になっています。長期インターンと称して営業スキルを学べ、給与も支払われるとして学生を集めているケースが見受けられます。友人に無理に携帯電話を契約させるなど、自分の利益のために交友関係や信頼を提供する商法であることから、結果として友人を裏切る行為になってしまう可能性があります。

 

被害に合わないために情報を持っておくことは自分の身を守る一つの手段です。これは詐欺なのか?と疑問を持ったら学生支援室に足を運んでください。一緒に解決方法を考えましょう。