支援室所蔵「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 

聳塔祭も無事終わり、自然豊かな湘南キャンパスでは、

秋の深まりを一層感じられるようになりました。

「読書」の秋でもありますね。

 

今回は学生支援室の蔵書「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本」

HSP専門カウンセラー武田友紀HSP(著) 飛鳥新社を紹介します。

 HSP(Highly Sensitive Person)という言葉をご存知でしょうか。日本語に訳すと「とても繊細な人」で、人口の5人に1人いるといわれています。90年代後半に、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱しました。最近はマスメディアで取り上げられたり、芸能人が自身をHSPだと公表したり、書店でもHSPに関する本を多く目にしたりと、日本でもHSPという言葉自体が浸透してきています。

HSPは病名でも診断名でもありません。心理学の研究で使われている言葉で、その人が生まれ持った気質を指します。この言葉がいま若い世代を中心に注目されている背景には、現代社会が情報にあふれているためにストレスを感じ、過敏になり、生きづらさを感じる人が多くなっていることがあると考えられます。

この本は、「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」を書いた本です。ご自身がHSPでカウンセラーでもある作者が、600名を超える相談の中で見つけ出した「繊細さんが元気に生きる技術」を紹介しています。技術だから練習すれば誰にでもできるし、上達すれば、どんどん元気になっていくのです。

60万部突破のベストセラーでもあります。

ぜひ一度学生支援室で手に取ってみてください。

参考 NHKきょうの健康 ニュース「HSP(とても繊細な人)ってなに?」