About Me

 文教大学 情報学部 メディア表現学科(@湘南キャンパス)の教員として、実証的な社会調査の方法を用いた、社会学的アプローチによる、マス・コミュニケーション論、メディア及びメディア文化論、社会調査論の領域における研究を行っております。

 専門は「メディアの内容分析の方法論」の探求です。

 本サイトには、これまでの著作や研究発表の成果の紹介、授業やゼミの紹介、関連文献の紹介などがあります。

 本サイトを研究・教育、そして市民社会の発展のためにご利用いただければ幸いです。また、お気軽にご意見・ご感想を、フィードバック欄やメールなどにいただければ幸いです。リンクはフリーです。ご利用の際は御一報ください。

Contact Details

Akihiko HIYOSHI
1100 Namegaya, Chigasaki-city
Kanagawa , JAPAN

Bunkyo University
hiyoshi☆bunkyo.ac.jp
(☆を@に変えてください)

文教大学 情報学部 メディア表現学科 教授

Professor Faculty of Information and Communications

 私が所属する文教大学の情報学部メディア表現学科は、海のある街・茅ヶ崎の湘南キャンパスにあります。赤レンガ作りの校舎は、中世ヨーロッパの古城をイメージした美しい建築。 古くからの谷戸が残る、自然豊かな環境に囲まれた研究室は、また、多くのコンピューターと本格映像スタジオを備えるメディア塔(横)に位置しています。

担当科目:
 「メディア社会学」「社会学概論」「プレゼミナールB」
 「社会調査論」「メディア調査研究法C(総合演習)
 「メディア効果論」「情報学序論」
 「メディアの内容分析」
 「ゼミナールA・B」「卒業研究A・B」
 「文教大学への招待 ~担当:研究倫理について」

 

文教大学大学院 情報学研究科 教授

Professor Graduate School of Information and Communications

 大学院修士課程を担当しています。
 メディアの内容分析研究を究めたい方、ベトナムからの留学生もWelcomeです。

担当科目:
 「質的調査特論」
 「情報学特別演習Ⅰ・Ⅱ」

Research



これまで執筆・発表した

 ・著書
 ・学術論文
 ・学会発表
 ・報告書等
 ・講座講演
 ・研究会発表
 ・その他
 ・メディア露出
 ・社会活動

 ↑
これまでの一覧はコチラ

フォーカス・グループ・インタビューー・スタジオ:設計・施行

日吉 昭彦 06,May. 2023 - 設計・施行

 大学内にフォーカス・グループ・インタビュー・スタジオを設置しました。広告代理店仕様のスタジオで、本格的な質的調査研究を進めることができます。4か所の定点カメラや360度カメラでミラールームからインタビューの模様が観察できる他、高性能マイクによる自動文字起こしや映像資料制作等にも対応し、研究アウトプットまでワンストップです。空き教室の活用企画で、日吉が設計し、機材の選定から施工まで(予算がないので日吉がDIYで)行いました。電動ドライバー持参で床下こじ開けて真っ黒になって配線。カーペットまで敷きました(;'∀') もはや業績にしてほいいレベル?!ww
                                                                          

東京オリンピック開催期間における日本のテレビニュース報道
​~北京・ロンドン・リオオリンピック開催期間におけるテレビニュース報道との比較を通して~

中 正樹、日吉 昭彦、小林 直美 著 March. 2023 - 科研費報告書

 令和元年~4年度・科学研究費補助金・基盤研究(C)「五輪報道における多様性の検証とその変遷に関する研究:北京五輪から東京五輪へ(研究代表者:中正樹)」の研究成果報告書です。2021年の東京オリンピック(TOKYO 2020)開催期間中に地上波で放映された夜のテレビニュース番組(NHKニュース7(NHK)、news zero(日本テレビ)、news 23(TBS)、Live News α(フジテレビ)、報道ステーション(テレビ朝日))の内容分析調査で、北京、ロンドン、リオオリンピックの際に同様に行われた内容分析調査の結果との比較を行ったものです。日吉の担当は以下の3本の論文です。

1. 「東京五輪をめぐる報道の背景(pp11-32)」
2. 「東京五輪のニュース報道にまつわる諸問題について(pp125-174)」
3. 「新聞記事内容からみた東京五輪をめぐる社会的なできごとについて(pp175-198)

CCFC:茅ヶ崎・藤沢の地域活性化

2022年度 日吉ゼミナール 受講生 31, Mar. 2023 - 報告書

 ゼミナールで行った共同研究の成果報告です。「茅ヶ崎と藤沢の地域活性化」をテーマとして行った3年ゼミの研究成果の報告書です。2022年 学生作品

 茅ヶ崎編:
 映画人の宿として名高い「茅ヶ崎館」の館長から、湘南の別荘文化の保全のための努力や茅ヶ崎と映画関係についてお話を伺いました。また、茅ヶ崎の海側にオフィスを映したIT企業の地方移住や、地元のパン屋さんの移住経験等、学生へのグルイン調査の結果等、さまざまな取材記録が掲載されています。

藤沢編:
 湘南を舞台としたライトノベルを多数執筆している小説家・鴨志田一先生が、なんと学生のインタビューに協力してくださいました。インタビューから作り手が考える"聖地巡礼"について考察しています。また、鴨志田先生原作の名作アニメ「青春ブタ野郎」で描かれている湘南のイメージを分析。さらに、湘南藤沢フィルムコミッションで湘南におけるメディア・コンテンツ誘致についての取材を行いました。
                                                                          

内容分析でみるテレビCMと社会情勢の関連
​~ダイバーシティ・レポート2021~

2021年度 日吉ゼミナール 受講生 22, Nov. 2022 - Web報告書

 ゼミナールで行った共同研究の成果報告です。2021年に延期されて行われたTOKYO2020。五輪開催期間中(開催期間の前後を含む)に、ゴールデンタイムの時間帯で放映されたテレビCMを内容分析したものです。五輪期間中のテレビCMを通じて、スポーツのイメージはどのように伝わったのか、特に五輪のオフィシャル・スポンサーとなった企業のCMはどうだったでしょうか。また、五輪のコンセプトとして「多様性と調和」が用いられていたように、時代のキーワードは「ダイバーシティ」でした。しかし、テレビCMにこうした時代の価値観は反映していたとえいるでしょうか。さらに、新型コロナウイルス感染症の蔓延のなか、私たちの日常生活は激変しました。一方、テレビCMの中の世界はどうだったのでしょうか。五輪、ダイバーシティ、コロナ禍をテーマに、テレビCMの現実性を問う「文教版ダイバーシティ・レポート」。14名のゼミ生が、分担して4,715本のCMとそこに登場した11,307人の登場人物を分析しています。

SURVEY RESEARCH

2021年度 メディア調査研究法C 受講生著、日吉研究室編 31, Mar. 2022 - 報告書

3年次の授業「メディア調査研究法C(総合演習)」の受講生によるレポート集です。社会調査士という資格を認定するための最後の関門の授業で、社会調査の企画から、実施、集計・分析、報告書作成までの全ての過程を経験する授業の最終報告書になります。







五輪開催期間におけるニュース番組の開催国報道
 ~リオ五輪を事例として

中 正樹、日吉 昭彦、小林 直美 著
ジャーナリズム&メディア、第15号、2020年10月、pp.45-58

国際テレビニュース研究会(現在:中、小林、日吉がメンバー)によって実施された、2016年のリオオリンピック期間中に地上波で放映された夜のテレビニュース番組(NHKニュース7(NHK)、NEWS ZERO(日本テレビ)、NEWS 23(TBS)、ユアタイム(フジテレビ)、報道ステーション(テレビ朝日))の内容分析調査です。リオ五輪に関するデータ部分を中心に論文として報告しています。





  ↑  
これまで執筆した論文、出版物、発表の記録等の一覧はコチラ

administrative


 - 過去の委員等

学部の事務や委員会などの紹介です。

 教育研究推進センター 次長 2018~
 留学生委員会 副委員長 2022~
 メディア表現学科 学生満足度向上委員会「キラキラ☆プロジェクト」 委員 2018~
 など・・・他にもあります。

日吉研究室の目玉!
フォーカス・グループ・インタビュー・スタジオを学内に設置しました!

まるで銀座にあるかのような本格的な代理店仕様のスタジオ!

日吉が DIYで設計から施工まで、半年かけて作った教室です。
ミラールームは調査後10分で文字起こしまで全自動でグルインも楽々。
本気で質的調査に取り組める環境が用意されています。

日吉研究室のオンライン授業
できれば本当の教室のように・・・

でもオンラインでしかできないことにも挑戦してきました。

Vtuberも登場!ゲスト学生とニコ動みたいに・・・
今は通常授業はみな対面です。

NOTE TO TONE

  • 偽物を本物から区別したり、実在をその人為的復活から区分する最後の審判も存在しない。なぜならすべては、すでに死に絶え、前もって蘇っているからだ

    J・ボ-ドリヤ-ル 「シミュレ-ションとシミュラ-クル」より
  • 別に音楽一筋に生きるつもりはない。かと言って詩や絵、ファッションに没頭する気もない。その時に強い印象を与えてくれるものをやりたいんだ

    トーマス・ドルビー 「Sound & Recording Magazine」誌 インタビューより
SNS