| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 情報と倫理B |
| 教員名 | 前納 弘武 |
| 授業概要 | 現代社会は、特に情報化の高度に進展した「高度情報社会」と呼ばれている。近年、IT(情報技術)革命という言葉が氾濫していることからも分かるように、情報技術の革新によりインターネットや携帯電話などの情報メディアの普及が著しく、これまでのマスメディアに加えてマルチメディアの普及した「多メディア社会」になっている。このような「高度情報社会」の何よりの特質は、誰もが自分の思い通りの情報を、一般社会に向かって発信できる点にある。この特質ゆえに、現代の情報社会は、これまでにない新たな課題を背負うことになった。情報発信に関する倫理的な問題がそれである。この「情報と倫理B」の授業では、情報社会論の議論をふまえ、特に、インターネット・コミュニケーションにおける「情報と倫理」を中心にして授業を進めていきたい |
| 授業計画 | 前期の「情報と倫理A」では、マスコミにおける情報倫理を中心に講義するので、この授業では、いわゆるインターネット・コミュニケーションに関する情報倫理について考察する。高度情報社会は、これまでのマスメディアに加えてインターネットや携帯電話・PHSなどマルチメディアの普及の著しい「情報通信ネットワーク社会」となりつつある。この情報通信ネットワーク社会における情報倫理の問題について、いくつかの事例をとりあげながら論じていく。具体的には、情報通信ネットワーク社会における言論・報道の自由、インターネット時代の情報犯罪、情報通信ネットワークのセキュリティ、インターネット時代における法律問題、インターネット時代における情報倫理の課題、パソコン・リテラシーの問題、情報ディバイド(情報格差)の問題、など。 |
| 評価方法 | 期末における試験の成績を中心としますが、この成績にレポートや出席回数の点数を加算して、総合評価を行います。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 出席の回数を平常点として、試験の成績に加えますので、まじめに授業に出席されることを希望します。(なお、テキストは、前期の「情報と倫理A」と同じものを使用します。) |
環境社会学
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 環境社会学 |
| 教員名 | 小坂 勝昭 |
| 授業概要 | 環境問題を見る視点はいろいろある。この講義では環境政策と住民運動に焦点をおいて考察する。環境NPOという言葉を見ることが多くなった。政府や国家の政策の限界が明らかになるにつれ、市民レベルの環境認識が無視できなくなっており、環境団体が輩出し始め、住民運動が異議申し立て運動を政府に突きつけるという場面が今後もますます増えるだろう。この講義では、環境政策、環境運動NPO,エコフェミニズム、環境権思想、などに分析の手をひろめていく。 |
| 授業計画 | 1.環境社会学とは何か。 2.基礎社会学と応用社会学 3.環境破壊の歴史 4.被害の社会構造 5.環境政策と住民運動 6.環境NPOの役割 7.環境問題の社会学的分析 8.環境政策の有効性と実効性 |
| 評価方法 | 平常点(出席点)およびリポート。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 講義への出席を平常点(30%)、リポート(70%)と考えている。 |
ゼミナールⅡ
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | ゼミナールⅡ |
| 教員名 | C・A・デュバル |
| 授業概要 | This course will continue from seminar I. The students will have to make class presentations and discuss issues in class. |
| 授業計画 | The class will include discussions and presentations by the members on various issues. |
| 評価方法 | The main difference between seminar I and seminar II is the length of reports. Each student must write one paper of about 15 pages on a topic they choose themselves and turn it in by December (50%) and classwork (50%). |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | Let’s try to understand other cultures and learn to understand and accept the differences of the human experience. |
文芸演習B
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 文芸演習B |
| 教員名 | 実川 恵子 |
| 授業概要 | 川端康成の『伊豆の踊り子』を読む。この作品は、作者が20歳の時、伊豆の旅で出会った踊り子との淡い恋を題材にしたものである。美しい自然を背景に、孤独に悩む青年の揺れるおもいが切々と描かれている。この魅力的な作品世界をていねいに読み、味わい、そこに描かれる人間の内面世界をとらえたい。 |
| 授業計画 | 授業についてのガイダンス 演習の進め方と受け方 川端康成 人と作品 『伊豆の踊り子』1章を読む 『伊豆の踊り子』2章を読む 『伊豆の踊り子』3章を読む 『伊豆の踊り子』4章を読む 『伊豆の踊り子』5章を読む 『伊豆の踊り子』6章を読む 『伊豆の踊り子』7章を読む まとめ『伊豆の踊り子』に描かれたもの 川端文学の特質と魅力 |
| 評価方法 | 試験、発表の取り組み。出席点で総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | ことばで表現された作品世界とじっくり向きあい、考え、理解しながらさまざまな視点から作品を味わってみましょう。それには作品をきちんと読み、積極的に授業に参加し、自分の意見や疑問点を大いに持つことです。文学を読む楽しさを一緒に味わってゆきましょう。 |
日本の伝統文化
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 日本の伝統文化 |
| 教員名 | 廣瀬 芳子 |
| 授業概要 | 日本の伝統文化を分野別にわけて、その内容や変遷を知り、実技を通して理解を深めます。日本語ではなかなかはっきりわからなかったことが、英語にしてみるとわかり易くなったということがよくあります。ちがう言語で表現しようとする努力の中で、文化のちがいに気付き、それをどのように受け入れるかを学びます。日本人としてのアイデンティティを考えるきっかけになると思います。 |
| 授業計画 | 一回ずつちがったテーマを取り上げていますが、実は互いに関連しているものばかりです。毎回問題意識を持って授業に参加して下さい。デモンストレーションと実技は、クラスの人数によって変更する場合があります。 伝統文化とは?外国人からの質問に答えられますか 着物の歴史とTPO・ゆかたの着付デモンストレーションと実技 茶道の歴史・略盆点のデモンストレーションと実技(茶筅でお茶を点てる) 日本料理・和菓子・季節感 茶室と茶庭・世界遺産の建造物 華道の歴史と流派・デモンストレーション(盛花と投入)と実技 伝統芸能(能・狂言・歌舞伎・文楽・他) 伝統工芸(漆器・陶器・紙・竹細工・他) 礼儀作法・茶会での客の作法 宗教(仏教・神道)・武術 書道の歴史・デモンストレーション(楷書・行書・草書)と実技(筆ペン) 総合芸術としての茶道 まとめ・文化史年表の作製 |
| 評価方法 | テスト・上記の中から選んだテーマに関するレポート及びプレゼンテーション・授業参加態度などにより評価します。講義だけでなく実技やデモンストレーションも行なうので、出席点を重く考慮します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 外国人から質問されても答に困らないですむように、日本文化を一覧しましょう。実技を含めた毎回の授業を積み重ねてはじめてまとまった知識となるのですから、全回出席を切に望みます。参考書はどれも日英両語で書かれていますから、留学やホームスティの際にも大変役に立ちます。 |
コンピュータ・グラフィックスⅠ
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | コンピュータ・グラフィックスⅠ |
| 教員名 | 川合 康央 |
| 授業概要 | 3次元コンピュータグラフィクス(CG)において、代表的なレンダリングアルゴリズムである、レイトレーシング(光線追跡法)の原理と、リアルな画像を得る為の基本的な技法について講義する。 |
| 授業計画 | デジタル画像について 数学的準備(ベクトル) レイトレーシングの原理 平行投影像と透視投影像 陰影をつける ハイライトをつける 鏡面にする 透明感をつける 模様をつける 組み合わせによる物体定義 物体同士の和、積、差 視点の位置 |
| 評価方法 | 出席、レポート及び学期末テスト |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | コンピュータの進歩は早く、表面的な知識を追いかけるだけでは、すぐに取り残されてしまう。コンピュータの本質的な部分についての深い知識を得ることで、高度に複雑化したコンピュータシステムの理解に繋がることを目指す。 |
ゼミナールⅡ
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | ゼミナールⅡ |
| 教員名 | 中村 緋紗子 |
| 授業概要 | 3年次において選んだトピックに従って、卒業論文を作成する。本年度は在日外国人ムスリムの直面する問題を取り上げる。 |
| 授業計画 | ゼミ生による卒論構想の発表 参考文献の選定 参考文献の講読および討議 卒業論文の書き方 個人指導による卒業論文の作成 論文提出 |
| 評価方法 | 発表、論文、出席等を総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | なし |
| メッセージ |
国際環境協力論B
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 国際環境協力論B |
| 教員名 | 都筑 良明 |
| 授業概要 | 日本の環境分野の国際協力について、プロジェクトの性格に対応した計画的評価、計画時点での支援プロジェクトの費用対効果、支援の成果といったプロジェクト評価の手法を学習する。経済開発論についても学習する。 |
| 授業計画 | セメスター授業計画説明と発表者の決定 発展途上国の環境問題 持続可能な開発 日本の国際環境協力 環境分野におけるプロジェクト方式技術協力 プロジェクト方式技術協力の意義と仕組み 環境分野におけるプロジェクト方式技術協力 プロジェクト方式技術協力の費用対効果 プロジェクトの評価とPDM 経済開発論 市民として企業人(公務員)としてどのように国際環境協力と関わっていくのか |
| 評価方法 | 授業への出席状況、発表内容、提出レポートなどを参考に決定する。4年生で就職活動のために出席が全体の3分の2に満たないと予想される学生は、個別に担当者に連絡をとり、相談すること。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 日本の環境分野の国際協力を事例を紹介しながら、どのような考え方で国際環境協力が実施されているのか、実際にどのようなプロジェクトが実施されているのか、プロジェクトの計画策定、評価の手法等を学習する。1セメスター12回程度の授業のうち、7~8回の授業では、講義だけでなく学生の発表と議論の場を設ける予定ですので、このようなテーマに関心のある学生の受講を求めます。 |
オフィス・オートメーション
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | オフィス・オートメーション |
| 教員名 | 宮川 裕之 |
| 授業概要 | オフィス・オートメーションとは、事務的な仕事をコンピュータやネットワークを利用して、効率的に行うことです。また、企業の意思決定に役立つ情報を、コンピュータシステムによって収集し、処理し、伝達することによって、競争力の強化を図る上でも、オフィス・オートメーションは大切な役割を果たすようになってきています。この授業では、実際にコンピュータを利用した実習を行いながら、オフィス・オートメーションの実際について学習します。 |
| 授業計画 | オリエンテーション 組織活動と事務 (事務とは? 例:製造業の活動と事務) 事務改善の進め方 事務を支える情報システム (情報システムの分類、アプリケーションソフト、ネットワーク、データベース) エンドユーザコンピューティングと情報センターの役割 事務組織編成のための理論 (職責・権限・政策の関係、権限の集中化・分権化の考え方、権限委譲の考え方) 情報伝達と情報権 事務システム開発の手順 課題実習 課題実習 まとめ |
| 評価方法 | 授業中に提出するクイズと期末レポートによって評価します。出席点は加点対象とします。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この授業は、ワープロソフト、表計算ソフトなどのオフィス系アプリケーションソフト、ネットワークサービス(電子メール、Webページ)、データベースなどの基礎知識が理解されていることを前提に進めます(これらのソフトウェアなどを全て授業中に利用するという意味ではありません)。 |
専門ゼミナールⅠ
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 専門ゼミナールⅠ |
| 教員名 | 丸山 鋼二 |
| 授業概要 | 「民族からみた国際関係論」がゼミの共通テーマです。現在の国際社会は、経済のボーダーレス化の進展やNGOの活躍にもかかわらず、あるいは地球環境問題といったグローバルな人類共通の課題に直面していながらも、internationalという言葉に示されているように、国家がその中心的な構成要員です。 その国家は、一つの民族が一つの国家を形成することが正統であるという「国民国家」原理によって支えられています。つまり、独自の民族であると認められることは自らの国家をもつ権利(民族自決権)を有するということを意味しているのです。しかしながら、地球には3,000余りの民族に対して国家は200ほどしかありません。民族紛争が絶えず発生するのは当然のことでしょう。 民族について学ぶやり方には、民族紛争・民族問題や「民族と国家の原理」について研究する国際政治学的方向(最近は「民族関係論」という言葉が使用されています)と、民族の生活様式や信仰、伝統・神話伝承、社会形態といった生態から民族そのものに迫っていうとする民族学(文化人類学)的方向とがありますが、どの方向から探っていくかはゼミ生と相談して決めます。どちらにせよ、「民族」がゼミの共通のキーワードです。私は中国研究が専門なので、アジア重視になるかもしれません。 前期は、共通テキストの輪読が中心となります。各ゼミ生が分担し、関連する事柄をテキストとは別に補充調査をしながらテキストの内容を要約してレジュメにまとめ、質疑応答と討論をおこなって理解を深めます。後期は、共通テキストの輪読と並行して、レポート「卒業論文に向けて-私の問題関心」をまとめ、最後のゼミで提出します。これは、ゼミⅡでの卒業論文の準備として、自分の問題関心に基づいてテーマ・方向を定めるものです。ゼミ生の関心がまとまれば、海外調査旅行などにチャレンジしてみたいと考えています。 |
| 授業計画 | 年間スケジュールの設定 共通テキストの選定 共通テキストの講読 関連事項の補充調査 共通テキストの発表 ゼミ生による討論 卒業論文のテーマ設定 ゼミ論文の執筆・提出 |
| 評価方法 | ゼミでの発表やその内容・まとめ方、討論における発言や積極性、レポート、出席など、いわゆる授業参加度で総合的に評価します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 国際社会には日々いろいろな出来事が起こっていますので、授業で教えられなくても、新聞を読むなどして現下の国際情勢や民族問題について知識を仕入れて置いて下さい(新聞を読むのは就職のための最高の準備ともなります)。そして、たまには時の国際問題について意見を語ってみましょう。卒業論文の相談や時事問題の感想など、気軽に研究室に顔を出して下さい。 |