アルゴリズムとデータ構造(E)

年度 2010
科目名 アルゴリズムとデータ構造(E)
教員名 関 哲朗
授業概要 ソフトウエアには良いソフトウエアと悪いソフトウエアがあります.現在では,コンピュータ・ハードウエアの性能が向上し,高速なCPU,大容量の記憶装置が出現し,良いソフトウエアの条件は以前とはずいぶん変わってきました.一方で,プログラムを美しく書くためのアルゴリズムの必要性は,以前から全く変わっていません.本講義では,コンピュータの基本的な演算の考え方から,プログラミングの基礎となる計算手順やデータの扱いについて学習を進めていきます.この授業は学習の一部にHIPLUSによるe-lerningを使用します.各回のe-lerninngによる関連学習は,それぞれの対面学習開始以前に完了していなければなりません.e-lerningによる学習分は対面授業(通常の教室における講義)を休講にすることで振り替えます.振替休講については,授業中及びHIPLUSのお知らせ機能(メール同時発信)で予め周知します.対面授業とe-lerningを合わせた総学習(授業)時間は15回×90分で,対面授業のみの場合と同じです.
授業計画 ガイダンス(対面のみ)
この講義の計画と概要をお話しします.
※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れたり,変更になることがあ ります.
構造化定理と構造化プログラミング(対面のみ)
この講義はプログラミングの授業ではありません.一方で,アルゴリズムを何らかの方法で実現し,その動作を確認することは大切なことです.本講義では,「順次」,「反復」,「分岐」といった,基本的な仕組みによってアルゴリズムをシンプルに表現することの基本として構造化の概念を学び,その実現手段としてExcel VBAの必要最小限の機能を学びます.
構造化とアルゴリズム記述の練習 その1(対面のみ)
Excel VBAを用いて基本的なアルゴリズムを記述する練習をします.
練習のために「数当てゲーム」を作ってみましょう.
構造化とアルゴリズム記述の練習 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
構造化を意識しながら,数当てゲームのアルゴリズムを完成させましょう.
n進数の考え方 その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
10進数以外のn進数の考え方と,相互の変換の仕方を学びます.あわせて,2進数がコンピュータで採用されている意味を考えましょう.
n進数の考え方 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
n進数を10進数に変換するアルゴリズムを完成させましょう.
数式の表現方法とスタック その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
電卓やコンピュータで用いられる数式の表現方法である逆ポーランド記法を学びます.また,あわせてスタックの考え方について概説します.
数式の表現方法とスタック その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
逆ポーランド記法で記述された式を計算するアルゴリズムを完成させましょう.
並べ替えの方法(ソート) その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
バブルソートなどの基本的な並べ替えの方法を学びます.
並べ替えの方法(ソート) その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
簡単な並べ替えのアルゴリズムを完成させましょう.
再帰の考え方 その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
関数を導入し再帰の考え方を学びます.
再帰の考え方 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
再帰構造を用いた簡単なアルゴリズムを完成させましょう.
評価方法 出席点については以下のように計算し,総得点33ポイントの2/3以上を取得することが評価(AA,A, B,C,D)の要件です.これを満たさない者の成績は評価される資格のないFとなります. 1)毎回の授業で授業開始時の簡単なテストと終了時の課題提出を行い,合格の場合はそれぞれ1ポイント,2)e-lerningについては,各単元の確認テストに合格(70%以上の正当)することで1ポイントを与えます.評価の要件を満たした者については,出席ポイント,各回対面授業でのテストやe-lerningの単元テスト,演習の回答状況を考慮して成績を付与します.状況に応じて,最終課題を課し,成績の評価に含めることがあります.
教科書
参考書
メッセージ 本講義の内容はとてもオーソドックスなものです.ソフトウエアを勉強したと言う人であれば,誰でもが取り組んだことのある内容ではないかと思います.プログラミングやデータベースなど,計算やデータ操作に関連のある科目を履修していたほうが,具体的なイメージがわきやすいのではないかと思いますが,事前知識が無くても大丈夫ではないかと思います.
カテゴリー: 2010

EIC II(A)

年度 2010
科目名 EIC II(A)
教員名 D.スウィナトン
授業概要 This will be a multi-skill course in which students will be required to read, write, discuss, and make speeches as well as to develop critical thinking skills. Students may expect to work in pairs, do group projects and make presentations and academic writing Skills to be taught will be:Writing, Grammar,Reading,Discussion techniques (how to lead discussions and inquire about topics),Presentation and speech making,Critical thinking,Intercultural communication problems
授業計画 Lesson One: Self-introductions and short conversations designed to have students make friends and so that they will work together better in groups and as a class. A reading topic will be given for homework.
Lesson Two: The homework will be read and discussed in groups. Students will learn to ask questions correct discussion English technique. Individuals will be assigned short speeches for next lesson.
Lesson Three: Each student will make his/her short speech and the other students will use listening sheets and make questions (all in English).
Lesson Four: In groups students will review each other’s written speeches and make corrections and exchange information about the vocabulary and discuss each others point of view.
Lesson Five: The students will design a project that will give each member of their group a chance to speak 2-3 minuets on one topic. They will mind-map the topic and divide the topic into equal shares of research and speech making. Each person will have to write on his/her topic as well as deliver it. Both the written report and the speech will be graded.
Lesson Six: The students will review their topics and practice among themselves with the teacher coaching them.
Lesson Seven: The students will begin to make their presentations:
Lesson Eight: Presentations should be finished this week and vocabulary used in the presentations will be handed out.
Lesson Nine: Students will review their presentations and ways to improve. They will also so start to plan their own presentation about an international issue or problem.
Lesson Ten: Students will discuss their own ideas in their groups and/or practice them with their group.
Lesson Eleven: Individual presentations will begin.
Lesson Twelve: Personal presentations will be given with questions asked after each one.
Lesson thirteen: personal presentations continues and oral exam in class.
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 The students will be graded on attendance (10%), their class work and attitude they show toward their class work (30%) as well as the evaluation of their presentations and formal dialogue skits performed in class (40%) and classes quizzes and final oral evaluation(20%).
教科書
参考書
メッセージ Enthusiastic participation is very important in this class. You must be willing to use English in the pair and group speaking activities.
カテゴリー: 2010

西洋思想と文化

年度 2010
科目名 西洋思想と文化
教員名 山崎 裕子
授業概要 本年度は、西欧文化の基礎としての「余暇」について考える。「余暇」は本来的には、私たちが連想するであろう単なる「お休み」という意味ではなく、文化と密接に関わるものである。余暇とともに労働の意味についても考察することによって、人間らしく生きるとはどのようなことかを問うてみたい。人数によっては、一部の受講生に発表してもらうことを考えている。
授業計画 「余暇」の語源上の意味
絶対化された労働
精神的労働
リベラル・アーツ
真の教養と職能人
怠惰
余暇の喪失
余暇することの本質
コンテンプラチオ(観想)
人間らしく生きるとはどのようなことか
受講生による発表
評価方法 毎回出席をとり、通算して3分の2以上出席している受講生のみ、レポートを提出する資格がある(ただし、出席点はない)。評価は、発表、授業への貢献度、レポートにより行う。
教科書
参考書
メッセージ 余暇について考えることは、私たちが毎日を過ごす上での新たな発見をもたらすことでしょう。この少し変わったテーマは、今年度だけ取り上げる予定です。
カテゴリー: 2010

経営情報演習A

年度 2010
科目名 経営情報演習A
教員名 堀田 敬介
授業概要 経営情報学科3年次生には,1~2年次に学んだことを基礎に,専門的な研究を行うための「ゼミナール」と「経営情報演習」が用意されている.「経営情報演習」は各「ゼミナール」では扱えない,横断的な内容の実習・演習を行う.自らの手と頭を動かすことによって知識・技術を確かなものとし,他人との議論によって新しい考えに触れることを目的とする.その中でも本演習では,3つの履修モデルの一つである「ITプランナーコース」に即した話題を中心に扱う.具体的には,オペレーションズ・リサーチ(=OR,オー・アール)に関連した話題を主に取り扱う.自分の研究室以外の学生と議論を戦わせて実習・演習をする醍醐味を味わって欲しい.
授業計画 ゲームでOR
ゲーム理論実験:協調するか,裏切るか…
パズルを解こう:数独?ペグソリティア?ノノグラム?
データでOR
アンケートを作ろう
集計して分析しよう
似たもの同士を見つけよう
傾向予測でOR
シミュレーションをしてみよう
投資でOR
デリバティブ(オプション)投資ゲーム
評価方法 演習への参加状況とレポートにより評価する.
教科書
参考書
メッセージ 「竹田ゼミ」「根本ゼミ」「堀田ゼミ」所属の学生は必ず履修しましょう.それ以外のゼミナール所属の学生も大歓迎です.「e-ビジネス」「ファイナンス情報」などを主に勉強・研究している学生も,他分野の演習を受けて,自分の頭と手を使う訓練をすることで,自分の知識・考え方に広がりを持たせましょう.前提としてPCは使えること(特にWord・Excel・PowerPointの基本操作は必須).
カテゴリー: 2010

フランス語II

年度 2010
科目名 フランス語II
教員名 駿河 昌樹
授業概要 前期のフランス語Ⅰに引き続いて、フランス語の基礎を学ぶ。この段階の学習においては、動詞及びそれらの直接法現在形の学習が毎週多く出てくるようになるため、学習興味が削がれやすい。地道な努力の継続が必要とされるところだが、教科書以外に練習プリントを用意して提出を求めることで、この段階を効果的に超えていく試みを続けたい。なお、詳細については授業内で説明する。
授業計画 ・発音とつづりの復習
・冠詞の復習
・名詞の性と数
・否定文と疑問文
・数字の復習
・大事な動詞の復習
・基本的な単語の復習
確認テスト(1)
・動詞venir
・近い過去の表し方
・命令形
・deと定冠詞の縮約
・第2群動詞(ir動詞)
・非人称構文
・時間の表現
確認テスト(2)
・動詞vouloir
・関係代名詞quiとque
・動詞pouvoir
・比較級と最上級
・動詞faire
・疑問代名詞
確認テスト(3)
・動詞prendre
・人称代名詞
・代名動詞
・過去分詞
・複合過去形
評価方法 外国語には「慣れ」が大事。慣れることが勉強なんです。だから、とにかく出席しましょう。あとは心配なし。確認のためのテストもしますが、イヤな感じのテストはしないつもり。
教科書
参考書
メッセージ せっかくフランスの言葉を学んでいるんですから、フランスのモノをもっと見たり聞いたりしてましょう。フランスはヨーロッパ全体の入口です。そればかりか、アラブやアフリカにもすぐに広がっていきます。日本にはたまたま生まれただけ、今いるだけ。そんな気持ちで、世界にどんどん視野を広げていってください。
カテゴリー: 2010

開発と国際協力

年度 2010
科目名 開発と国際協力
教員名 林  薫
授業概要 本講義では開発と国際協力について学びます。まず、なぜ現在「豊かな国」「貧しい国」の差があるのかについて考えます。大きな歴史的な視野に立って現在の国際システムがどのように形成されてきたかを考えます。次に、「国が豊かになる」あるい「国を豊かにする」ということの意味と、それに対してどのような手段、方法が有効なのかについて考え、内発的な「発展」と外からの働きかけ「開発」の意味の違いを考えます。以上のステップを通じて基礎知識を得たところで、「開発」「発展」のために具体的な方法論を学びます。援助の手法、分野別、課題別の問題点などについて知識を深めます。開発と国際協力に関する基礎的な知識および自ら考えることができるという意味での見識の獲得を達成目標とします。
授業計画 「豊かさ」と「貧しさ」の 指標
国民所得統計・社会指標とその国際比較
歴史的に見た「豊かな国」「貧しい国」
現在の先進国・途上国の格差はどのようにしてできあがったか
産業革命・植民地
植民地の独立とその課題・国の建設をどのように進めるか
戦後経済体制と援助
ブレトンウッズ体制・マーシャルプラン・コロンボプラン
1960年代における援助体制の確立
新興国の独立と開発戦略
1970年代における開発と援助
緑の革命とBHN・冷戦下の援助
1980年代における開発と援助
構造調整 国を豊かにするのは市場か政府か?
1990年代・冷戦の終結と国際関係・援助の意義付けの変化
21世紀の開発と援助
貧困の削減
新しいパラダイム(エンパワーメント/キャパシティ・ディヴェロップメント/内発的成長論/社会関係資本)
日本の開発途上国としての経験
援助の仕組み・手法
無償援助と有償援助、資金協力と技術協力
開発と援助のプレーヤ
政府、NGO、民間企業、ボランティア それぞれの役割
分野別課題・地域別課題
インフラ、保健衛生、教育、産業育成
アフリカ、アジア、中南米
(以上の授業計画は実際の学期授業回数・回次とは必ずしも一致しません)
評価方法 レポートおよび試験で評価します。レポートや試験の実施方法については授業中に指示します。授業への貢献(プラス面=よい質問等、マイナス面=私語等)も考慮します。授業への積極的参加への度合い(出席を含む)および期末のレポートで評価を行う。法論を学びます。援助の手法、分野別、課題別の問題点などについて知識を深めます。開発と国際協力に関する基礎的な知識と見識が獲得できたかどうか評価の基準とします。一応の基準は以下の通り:開発と国際協力に関して必要な知識・見識を習得できた場合AA、見識はまだ努力を有するが知識は習得できた場合A、知識・見識とも多少不足しているが概ね習得できた場合B、一層の努力を要するが今後の発展に期待できる場合C、達成度から見てもう一度履修することが適当と思われる場合D。
教科書
参考書
メッセージ 本授業では開発の基本を学びます。授業は極力客観的なデータを用い、開発援助の実像を明らかにしながら、基礎的な知識・見識の獲得を目指します。ジャーナリズムなどで流されている援助に関する言説から一歩置いたところで、開発ち国際協力あるいは援助とはどういうものか、冷静かつ客観的な目で見て考えてみてください。
カテゴリー: 2010

資源と国際協力

年度 2010
科目名 資源と国際協力
教員名 林  薫
授業概要 本講義では資源と国際協力について学びます。資源というと石油や希少金属のような鉱物資源や水資源を思い浮かべることが多いと思いますが、どんな貴重な資源であっても、地下に眠っているだけでは資源としての価値はありません。人々が発見、採掘、精製・加工、販売することによってはじめて、その有用性が利用可能になり、価値をもつようになるのです。ということは、資源の本質は「人々の働きかけ」です。最近資源を「はたらきかけの対象となる可能性の束」(佐藤仁2008)とする考え方も出てきています。この授業では働きかけることができる人々の能力も含めて資源と考えて、資源概念を拡張しながら、人々の生活をよくするためにはどのような方法が考えられるか、それに対する国際的な協力(介入)はいかにあるべきかなどについて考えます。何かが「ない」と不平をいうことは簡単ですが、不平をいうだけでは発展の可能性は閉ざされてしまいます。むしろ、何かが「ある」ということを発見することが重要です。「働きかけができる能力の涵養」と「働きかける対象を見出すための気づき」の重要性を理解できることをこの授業の達成目標とします。
授業計画 第1部 資源と開発
資源は人々を幸せにするか? 資源の罠
東ティモールの独立と国際政治
オランダ病
資源をめぐる国際政治
大国の石油戦略
資源に翻弄される国々
産油国の興亡
資源国の開発課題
開発と資源制約
化石燃料依存をどのように脱するか
枯渇する水資源
第2部 資源としての人々の力
東アジアの成長からの教訓
人的資源の重要性
地域資源の維持とコミュニティー
共有資源の管理とコミュニティーの役割
地域資源の発見
「気づき」はどのようにして起こるか
外部者の役割・「風の人」と「土」の人
第3部 援助の新しいパラダイムを目指して
参加型開発とエンパワメント
戦後日本の「生活改善アプローチ」に学ぶ
日常生活からはじまる資源の発見、はたらきかけ、保全
援助を行う場合に留意すべきこと
(上記授業計画は実際の学期授業回数・回次とは一致していません)
評価方法 レポートおよび試験の平均点で評価します。レポートや試験の実施方法については授業中に指示します。授業への貢献(プラス面=よい質問等、マイナス面=私語等)も考慮します。資源と開発、国際協力に関して、授業の目標とする知識・知見を習得したかどうかを評価の基準とします。一応の基準は以下の通り:資源と開発・国際協力に関して必要な知識・自ら考える能力を習得できた場合AA、能力はまだ努力を有するが知識は習得できた場合A、知識・能力とも多少不足しているが概ね習得できた場合B、一層の努力を要するが今後の発展に期待できる場合C、達成度から見てもう一度履修することが適当と思われる場合D。
教科書
参考書
メッセージ この授業の内容は難しいかも知れません。しかし、「資源」の概念を拡張することさえ理解できれば応用範囲が広がります。みなさんは「自分には○○がない、△△もない・・」と「ないないづくし」をしていませんか。この授業のメッセージは「自分には□□がある、××もある」と「あるあるづくし」に転換できるようになることです。これによって自分の可能性が大きく広がります。自分の資源(リソース)に気づき、これを発展させることによって元気になりましょう!」
カテゴリー: 2010

CALL I(B)

年度 2010
科目名 CALL I(B)
教員名 小林 ひろみ
授業概要 CALLの機能を使ってリスニングとリーディングの訓練を行います。トピックはニュース記事から選びますが、全文の英文和訳は実施しません。リーディングでも音声を伴わなければ、ほんとうに使える英語になりません。教材を聞き取ることから始め、次に意味内容の確認をします。その際、トピックの内容によっては辞書だけでは適切な情報が得られずインターネットの利用が必要になるでしょう。最後に直読直解のための英語の質問に答えていきます。
授業計画 授業計画の基本は以下の通りです。
1) まず教材の一部を穴埋めする問題が出ます。音声による理解は、意味がどこで切れるのかなど内容の理解と重要な関連があるからです。辞書は自由に使ってください。解答はその場で行いますので、授業に遅れないようにしてください。
2) 完全な教材ができあがったところで、本文の意味のチェックを全員で話し合いながら行います。
3) 英語による質問に英語で答えるComprehension Checkの課題が宿題として出されます。本文を参照して答えてください。この課題の正解については次の週にコメントを入れながら実施します。
4) 後半ではComprehension Checkの代わりに要約を課すこともあります。
5)トピックの内容は、皆さんのニーズにこたえるために、多様な分野から用意します。希望がある場合は提案してください。
6)音声の穴埋め問題は第1回以降は宿題にし、授業開始後すぐに解答のチェックを実施する予定です。本文の意味の確認はその後になりますが、リスニングの宿題をしてきた人は内容把握がしやすくなるため、その後のComprehension Checkの課題の成績があがることが過去のデータから確認されています。
5)課題として読んだ教材を適切に理解できているかを最終チェックするために授業中に2回テストを実施します。なお、授業中にしたワークや返却されたペーパーは、確認が必要になる場合があるので、学期終了持まで必ず保存しておいてください。
<その他のポイント>
1)課題の保存のために授業には必ずUSBを持ってきてください。
2)課題は必ず自分で訂正してください。そうすることで英語を覚えます。
3)欠席する場合は、publicにあげてある宿題を自分でして翌週提出すれば100%評価とします。
4)入院などの特定の理由がない限り課題提出の1週間以上の遅れは認めません。
評価方法 出席率および授業参加態度20%、通常タスクの平均点50%、最終テスト30%として評価します。平均点は提出されたタスクの総合点を授業日数で割ります。忌引き等の理由を除き、欠席が3分の1以上の場合は評価対象としません。遅刻は授業開始後20分以内までとし、それ以上は欠席扱いです。ただし授業内に提出した課題は100%評価とします。遅刻3回は欠席1回となりますので、注意してください。
教科書
参考書
メッセージ リーディングの上達には読む量が大きく影響するので、できる限りたくさんの量を読みたいと思います。でも内容が分からないままどんどん進むのでは不安になることでしょう。疑問のある時は授業を中断してよいので質問してください。どんな質問でも大歓迎です。読みたい記事などがある場合は、提案してくれれば授業で採用します。
カテゴリー: 2010

データモデリング(S)

年度 2010
科目名 データモデリング(S)
教員名 関 哲朗
授業概要 データベースに基礎をおく情報システムにおいて,開発対象となる業務=現実世界を分析し,そのモデル化,システム化を適切に行うことは,とても重要なことです.本講義では,この中でも特にデータのモデル化に理解の軸足を置きながら学習を進めていきます.「データベース」で学習した内容を一歩進めるとともに,いくつかの事例を見ながら情報システム構築におけるデータモデリングの役割について確認していきます.この授業は学習の一部にHIPLUSによるe-lerningを使用します.各回のe-lerninngによる関連学習は,それぞれの対面学習開始以前に完了していなければなりません.e-lerningによる学習分は対面授業(通常の教室における講義)を休講にすることで振り替えます.振替休講については,授業中及びHIPLUSのお知らせ機能(メール同時発信)で予め周知します.対面授業とe-lerningを合わせた総学習(授業)時間は15回×90分で,対面授業のみの場合と同じです.
授業計画 ガイダンス(対面のみ)
この講義の計画と概要をお話しします.
※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れたり,内容が変更になることがあります
データベースとデータモデル(テキスト第1部第1章)(対面のみ)
データベースの役割を復習するとともに,データモデルの意味,データモデリングとは何をすることか,リレーショナルデータベースとの関係などについて概観します.
正規化の知識(テキスト第1部第2章)(対面のみ)
RDBの利用を前提として,データをモデル化するときに正規化の知識は欠かせません.1年次科目で学んだことを確認しながら,正規化に関する学習を進めましょう.
演習1:正規化(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
テーブルを正規化する手続きを演習で確かめましょう.
ER図の知識(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
エンティティをまとめ,ER図を作成するための知識を確認しましょう.
演習2:ER図の作成(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
テーブルの正規化を行い,ER図を作成する手続きを確かめましょう.
データモデリングの実際(テキスト第1部第3章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
ややアドバンストな内容について触れていきます.
<例題学習>商品管理(テキスト第2部第1章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
この回以降は,テキストに示されている事例をもとに,当該システムの一般的な特徴,性質などを知り,そのデータモデルを作成することを学んで行きます.
理解の状況に応じて,6つの例題の内のいくつかを選択して講義する可能性があります.
<例題学習>在庫管理(テキスト第2部第2章)+販売管理(テキスト第2部第3章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
<例題学習>購買管理(テキスト第2部第4章)+<例題学習>取引先管理(テキスト第2部第5章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
<例題学習>会計管理(テキスト第2部第6章)(関連学習e-lerning30分+対面90分)
演習3:総合演習(関連学習e-lerning30分+対面90分)
これまでの学習を総合して,簡単な業務をモデル化して,ER図を完成させてみましょう.
評価方法 出席点については以下のように計算し,総得点33ポイントの2/3以上を取得することが評価(AA,A, B,C,D)の要件です.これを満たさない者の成績は評価される資格のないFとなります. 1)毎回の授業で授業開始時の簡単なテストと終了時の課題提出を行い,合格の場合はそれぞれ1ポイント 2)演習1,2,3については,適切なレポートを提出することで1)に代えて各回2ポイント 3)e-lerningについては,各単元の確認テストに合格(70%以上の正当)することで1ポイントを与えます.評価の要件を満たした者については,出席ポイント,各回対面授業でのテストやe-lerningの単元テスト,演習の回答状況を考慮して成績を付与します.状況に応じて,最終課題を課し,成績の評価に含めることがあります.
教科書
参考書
メッセージ データベースは多くの情報システムで中核的な役割を果たすようになってきています.データベースの構築に興味がある人はもとより,将来SEとして活躍しようとするひとにとっても,情報システム設計の基礎になるものです.この授業は,「データベース」の受講を前提としています.講義内でも復習を行いながら進めていきますが,ER図の描き方,正規化の方法などについては,事前に復習しておくことと良いでしょう.
カテゴリー: 2010

マルチメディア・コンテンツ特論

年度 2010
科目名 マルチメディア・コンテンツ特論
教員名 岡野 雅雄
授業概要 現在、さまざまなメディアにおいて、バーバル・コミュニケーションとノン・バーバル・コミュニケーションが融合して用いられる例が増加してきている。 本講では、このような複合的なメッセージについて理解を深め、その効果的な応用方法を知るために、コンテンツの分析のしかたを学んでゆく。 具体的には、コンテンツは何を訴求しているのかという「訴求内容分析」と、受け手がどのような評価・印象を抱くのかという「受容内容分析」の2つの面から代表的な研究方法を概観する。 さらに、さまざまな分析事例について演習形式で検討してゆくので、各学生の持つ課題への応用を考えていってほしい。
授業計画 はじめに
訴求内容分析の方法
受容内容分析の方法
訴求内容分析の研究事例
受容内容分析の研究事例
※上記は、学期授業予定回数と一致するものではありません。
評価方法 出席40%,期末課題60%で評価。※期末課題は、次の基準で評価する。(A)内容(論拠と議論の妥当性)(B)講義との関連性(C)形式
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2010