CALL I(B)

年度 2010
科目名 CALL I(B)
教員名 小林 ひろみ
授業概要 CALLの機能を使ってリスニングとリーディングの訓練を行います。トピックはニュース記事から選びますが、全文の英文和訳は実施しません。リーディングでも音声を伴わなければ、ほんとうに使える英語になりません。教材を聞き取ることから始め、次に意味内容の確認をします。その際、トピックの内容によっては辞書だけでは適切な情報が得られずインターネットの利用が必要になるでしょう。最後に直読直解のための英語の質問に答えていきます。
授業計画 授業計画の基本は以下の通りです。
1) まず教材の一部を穴埋めする問題が出ます。音声による理解は、意味がどこで切れるのかなど内容の理解と重要な関連があるからです。辞書は自由に使ってください。解答はその場で行いますので、授業に遅れないようにしてください。
2) 完全な教材ができあがったところで、本文の意味のチェックを全員で話し合いながら行います。
3) 英語による質問に英語で答えるComprehension Checkの課題が宿題として出されます。本文を参照して答えてください。この課題の正解については次の週にコメントを入れながら実施します。
4) 後半ではComprehension Checkの代わりに要約を課すこともあります。
5)トピックの内容は、皆さんのニーズにこたえるために、多様な分野から用意します。希望がある場合は提案してください。
6)音声の穴埋め問題は第1回以降は宿題にし、授業開始後すぐに解答のチェックを実施する予定です。本文の意味の確認はその後になりますが、リスニングの宿題をしてきた人は内容把握がしやすくなるため、その後のComprehension Checkの課題の成績があがることが過去のデータから確認されています。
5)課題として読んだ教材を適切に理解できているかを最終チェックするために授業中に2回テストを実施します。なお、授業中にしたワークや返却されたペーパーは、確認が必要になる場合があるので、学期終了持まで必ず保存しておいてください。
<その他のポイント>
1)課題の保存のために授業には必ずUSBを持ってきてください。
2)課題は必ず自分で訂正してください。そうすることで英語を覚えます。
3)欠席する場合は、publicにあげてある宿題を自分でして翌週提出すれば100%評価とします。
4)入院などの特定の理由がない限り課題提出の1週間以上の遅れは認めません。
評価方法 出席率および授業参加態度20%、通常タスクの平均点50%、最終テスト30%として評価します。平均点は提出されたタスクの総合点を授業日数で割ります。忌引き等の理由を除き、欠席が3分の1以上の場合は評価対象としません。遅刻は授業開始後20分以内までとし、それ以上は欠席扱いです。ただし授業内に提出した課題は100%評価とします。遅刻3回は欠席1回となりますので、注意してください。
教科書
参考書
メッセージ リーディングの上達には読む量が大きく影響するので、できる限りたくさんの量を読みたいと思います。でも内容が分からないままどんどん進むのでは不安になることでしょう。疑問のある時は授業を中断してよいので質問してください。どんな質問でも大歓迎です。読みたい記事などがある場合は、提案してくれれば授業で採用します。