デジタルクリエイション

年度 2010
科目名 デジタルクリエイション
教員名 近藤 隆史
授業概要 この授業は、全体の授業を、【映像のデジタル処理(全7回)】と【音楽のデジタル処理(全8回)】の2つの情報メディアに分けて、マルチメディア表現の方法を学ぶ。【映像のデジタル処理】では、コンピュータ上での図形と動画像の処理/編集を体験し、DTV(DeskTop Video)の便利な点と問題点を理解する。【音楽のデジタル処理】では、コンピュータを利用した音楽制作(MIDIを中心)の実習をとおして、音楽の設計と表現に関する知識と技術を習得することを目的とする
授業計画 動画データの特徴(デジタルビデオ編集の至便性と背景技術の概観)
簡単な映像編集(使用ソフトウェアの紹介と基本機能の理解)
エフェクトとトランジションの付加(効果的な場面展開の工夫)
音声の付加(タイミングの合わせ方)
絵コンテの制作と動画像の撮影実習
動画作成実習(1)(撮影画像の効果的な編集,自由制作)
動画作成実習(2)(撮影画像の効果的な編集,自由制作,圧縮ファイルの生成)
コンピュータを利用した音・音楽作りの概要/使用するハードウェアとソフトウェアの説明
音・音楽データのフォーマット(アナログ/デジタル、サンプリング、量子化、MIDI形式)
音楽編集ソフトを使った実習(1)(サンプル曲の演奏と編集、録音方法)
音楽編集ソフトを使った実習(2)(音楽表現とソフトウェアの操作方法)
映像と音楽効果(シーンにあわせた音楽のデザイン、効果音のタイミングと選択)
音楽制作実習(1)(シーンにあわせた音楽、効果音の制作)
音楽制作実習(2)(シーンにあわせた音楽、効果音の制作、映像との統合)
作品紹介と相互評価(総合演習)
※学期授業予定数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 レポートと出席点の総合評価とする。
教科書
参考書
メッセージ 作業を中心とした内容なので、高い参加意識が期待される。「単位のために課題を消化する」のではなく、「自分の納得のために満足できる作品をつくる」という学習姿勢が必要である。具体例を用いて講義、演習を行うので、積極的な参加を期待する。
カテゴリー: 2010

中国語 III

年度 2010
科目名 中国語 III
教員名 何   鳴
授業概要 中国語 III は中級レベルの授業で、中国語 I と中国語 II を終えた学生を対象とする。「所詮第二外国語だから、勉強が終わったらすぐ忘れちゃう」という通念に、中国語 III はチャレンジしてみる。質も量もある訓練を通して、中国語を忘れられない第二外国語にする授業である。素晴らしいテキストは言葉だけでなく、現代中国社会と中国人の生活についても、たくさん教えてくれる。
授業計画 第一課:時間名詞、時間副詞;語順の確認1・2;「一…立刻…」などの新しい表現
第二課:「把」構文、「老是」、「是…的」などの構文;語順の確認3
作文練習
第三課:「好像」、「因為…所以」、「一…就…」等の構文;語順の確認4・5
第四課:「使」、「一下子」、「該…了」などの使い方;語順の確認6・7
翻訳練習
閲読三題
「才…就…」、「如果」、「不…就不」などの構文;程度補語のいろいろ
復習
評価方法 学期末のテストによって評価する。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2010

文化施設マネジメント

年度 2010
科目名 文化施設マネジメント
教員名 野呂田 純一
授業概要 日本において文化領域においてマネジメントの重要性が叫ばれるようになったのは1990年代からである。背景として、地方において美術館・博物館の建設ラッシュが一段落し、どのように美術や歴史を市民に公開していくかという問題意識が、学芸員等関係者に共有されはじめてきたこと、また、(社)メセナ協議会が1990年に設立され、各企業に「メセナ」概念が浸透するとともに、メセナ活動が活発化しはじめたこと、更に文化芸術振興基本法が2001年に成立したこと等が挙げられる。本講義ではアートをつなぐ相手がいかなる人たちであり、提供するアートがいかなるものであるのかを丁寧に見ていくこと、そして、客観的数値に基いた経営的手法が企画内容やパブリシティの決定の必要条件であることを学ぶ。
授業計画 1、政府・企業による芸術政策・支援の歴史
(1) 明治政府による文化政策
(2) 百貨店美術部とギャラリーの成立 明治末期~大正期
(3) 新聞社による大型展と地方の文化化 戦後~1970年代
(4) 企業によるメセナ活動・芸術文化振興基本法~1980年代後半~現在
2、アートの社会化
(1) 医療・福祉とアート
(2) こどもとアート
(3) 街づくりとアート
(4) 見学
3、アートマネジメントの実務
(1) 展覧会のマネジメント
(2) 美術館・博物館の運営マネジメント
(3) アーツマーケティング
評価方法 プレゼンテーション
教科書
参考書
メッセージ 音楽・絵画・舞踊等自分自身もアートをこよなく愛し、そして、それを社会につなげていきたいと考えている人の参加を期待します。
カテゴリー: 2010

異文化理解演習A

年度 2010
科目名 異文化理解演習A
教員名 塩沢 泰子
授業概要 この授業は、3セメスターの短期留学に参加する学生が、より充実した留学生活を送ることができるよう知識・実践両面から準備を進めることを目的としています。文教大学の短期留学プログラムは、以下のような学習目標を掲げています。(1)英語運用能力の向上(読解・文法・聴解・会話)(2)異文化コミュニケーションの理論学習とケーススタディによる理解(3)現地における米国・豪州地域研究的知識の獲得。 以上の目標を達成するために、留学先大学側では総合的かつ複合的カリキュラムを編成してくれています。また、米国の場合は学生寮での生活、豪州の場合はホームステイを経験することによって、実生活における英語での総合的コミュニケーション能力を高めることが期待されています。コミュニケーション能力には、異文化理解だけでなく自分および自文化についての理解が不可欠です。授業は、具体的な課題にグループないしは個人で取り組む参加型で進めます。
授業計画 短期留学の目標と概要の確認
異文化コミュニケーションと自己開示
自己紹介アルバムの作成
日本文化紹介のために(1)プレゼンテーション
日本文化紹介のために(2)資料作成
米国・豪州地域研究課題(1)レクチャー
米国・豪州地域研究課題(2)レポート提出
危機管理のための英語コミュニケーション
カルチャーショックとは何か
留学にかかわる諸手続き
短期留学帰国生との合同授業
評価方法 授業参加度(コメントペーパーなどから判断)、課題およびプレゼンテーションを総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 多文化環境におけるコミュニケーション能力を高めるための準備を日本でどれだけ行ったかによって、留学生活で身につけることができるものが左右されます。実り多き留学生活をおくるために貧欲に授業にとりくんでもらいたいと思います。
カテゴリー: 2010

経営情報概論

年度 2010
科目名 経営情報概論
教員名 根本 俊男
授業概要 大学に入学すると多くのことが新鮮に映ることでしょう.また同時に戸惑いもあると思います.それは,大学での学び方が高校までの学び方と様々な点で異なっていることが原因の一つといわれています.加えて,経営情報学科に限れば,経営情報という学問は高校までに学ぶ機会が大変少ないので,学問自体への不慣れにより戸惑うからかもしれません.そこでこの講義では,大学に入ったばかりのみなさんにあらためて考えてほしい「学ぶ・働く・生きる」という基本的なテーマを扱ってから,「大学で学ぶ」ためのさまざまなツールを紹介し,同じ経営情報学科で学ぶ仲間とともに,大学に慣れるためのトレーニングを行います.そして,経営情報に関するいくつかのテーマに取り組みながら経営情報への興味をはぐくみ,文教大学の経営情報学科で経営情報という学問に楽しむために必要な姿勢を身につけます.大学生活のスムーズなスタートにうまくつなげるよう本講義を有効に利用してください.
授業計画 学ぶ・働く・生きる(1)
学ぶ・働く・生きる(2)
経営情報を現場で体験しよう(1)
経営情報を現場で体験しよう(2)
学ぶ・働く・生きる(3)
UP講演会(1)人間力に触れてみよう
情報リテラシ講座(1)文教大学の誇る情報環境の楽しみ方
情報リテラシ講座(2)基本的なネットマナーを身につけよう
図書館をコアにした情報との出会い方
社会への巣立ちを考えるためのツール
経営情報を覗いてみよう
経営情報学に接近しよう
UP講演会(2)OB/OGを通じて自分の将来をイメージしてみよう
経営情報学科の歩き方
評価方法 出席状況と毎回の講義で課す小テストや課題への取り組み方から評価を行います.
教科書
参考書
メッセージ この科目は,経営情報学科で最初に履修する科目です.全てに出席することはもちろんですが,出席するだけではなく,それぞれの講義で同じ経営情報を学ぶ友人を見つけながら,レポートの書き方,課題のやり方,グループワークの上手い運営の仕方などを身に付けましょう.大学について何でも知る機会です.わからないことは,遠慮なく質問しましょう.
カテゴリー: 2010

ライセンス英語A

年度 2010
科目名 ライセンス英語A
教員名 原田 慎一
授業概要 この授業の目的は、TOEICのPartごとの頻出問題の傾向を把握し、問題演習で頻出パターンを定着させ、中級レベルのスコアを取得するための基礎力を身につけることです。具体的には、受講者が500点以上のスコアを取得することを目標とします。大卒新入社員の平均が465点といわれていますので、500点以上のスコアは就職活動の際に有利な材料となります。また、TOEIC対策の勉強を通して、ビジネスで必要な英語力を養うことができ、入社後にも役に立ちます。授業では、ListeningとReadingにおける頻出項目について学び、問題演習とその解説により、頻出パターンの定着をはかります。特に短期間でスコアアップが見込めるPart2(応答問題)とPart5(文法問題)に重点を置きます。さらに、TOEICに必要な語彙・文法を身につけるために、適宜、小テストを実施します。
授業計画 1. ガイダンス、TOEICミニテスト
2. リスニング:Part1 写真描写問題(人物一人、複数);リーディング:Part5 文法問題(品詞、動詞形)
3. リスニング:Part2 応答問題(疑問詞疑問文、提案表現);リーディング:Part5 文法問題(代名詞、前置詞)
4. リスニング:Part2 応答問題(Yes/No疑問文、選択疑問文);リーディング:Part5 文法問題(接続詞、語彙)
5. リスニング:Part2 頻出問題演習;リーディング:Part5 頻出問題演習
6. リスニング:Part3 会話問題(場所、職業);リーディング:Part6 長文穴埋め問題(品詞、代名詞、時制)
7. リスニング:Part3 会話問題(話題、理由);リーディング:Part6 長文穴埋め問題(語彙、接続詞)
8. リスニング:Part4 説明文問題(電話、ツアー);リーディング:Part7 読解問題(手紙、メール、メモ)
9. リスニング:Part4 説明文問題(スピーチ、アナウンス);リーディング:Part7 読解問題(広告)
10. リスニング:Part4 説明文問題(広告);リーディング:Part7 読解問題(フォーム)
11. リスニング:Part3,4 頻出問題演習;リーディング:Part7 読解問題(ダブル・パッセージ)
12. リスニング:頻出問題演習;リーディング:頻出問題演習
13. 定期試験
14. 結果返却・解説、TOEICミニテスト
評価方法 1. TOEIC型式の試験(学期末実施) 40%、2. 出席・授業態度 30%、3. 単語・文法小テスト(数回実施)30%、以上の3点に基づき評価します。学期中にTOEIC(公開テスト・IPテスト)で500点以上のスコアを取得し、所定日数を出席した場合は、有資格者として成績評価に反映します。
教科書
参考書
メッセージ 現在の英語力は問いません。「就職活動や英語力向上のためにTOEICスコアを絶対アップさせよう!」というやる気のある人でしたら誰でも大歓迎です。目標とするスコアを取得するために、予習・復習は欠かさずしましょう。毎日の努力の積み重ねが大幅なスコアアップにつながります。TOEIC満点(990点)取得者の意地にかけて、みなさんが楽しみながらスコアを伸ばすことができる授業を目指しますので、一緒にがんばりましょう。
カテゴリー: 2010

ゼミナール I

年度 2010
科目名 ゼミナール I
教員名 岩本 純
授業概要 諸君の多くは、企業をはじめとする経営体に就職することになる。40年近くにわたるサラリーマン生活の入り口(採用)から出口(定年退職)までに出会うさまざまな問題を、社会学的な視点から取り組む。その対象となるテーマの範囲は、企業と社会、日本型生産システムと企業間関係、キャリア形成と能力開発・教育訓練、昇進と賃金管理、職業の性別隔離(男の仕事、女の仕事)、労働者の働く意欲、労使関係など幅広い。1990年代半ばから、企業およびサラリーマンの環境は、IT化および長期的不況により、大きく変化している。とくに、年功制から能力・成果主義へ、ピラミッド型組織からフラット型組織へ、人と業務のアウトソーシングの拡大などとして現れている。このような現実とその背景を理解・把握し、分析する能力を養う。
授業計画 全員の共通関心を深め、関心領域を確定するために、新聞記事をはじめ、基本的文献を輪読する。ゼミの形式、進め方、参考文献などは、参加者と相談の上で決めていくが、参加者の自主的かつ自律的な報告にもとづく企画・討論が中心となる。また、学習・研究の対象を中心に、論文の書き方、プレゼンテーション・討論の方法、リーダーシップ機能の獲得なども学んでいく。
1年間のゼミにおける自己の目標を自分自身で管理するために、理解力、要約力、分析力、表現力等の自己採点および目標値を4月初めに提出する。半年毎に、どれだけ成長したかを検証する。
評価方法 出席点30%、報告・発表の準備30%、報告・発表回数40%の割合で評価。成績評価の基準は、次の通り。AA)欠席がなく、準備を怠りなく、報告も積極的である、A)出席、準備、報告に、多少の不足はあるが、努力の形跡が見て取れる、B)A)に比べて、更に不足している、C)出席回数は、充足しているが、努力の形跡が見て取れない、D)出席不足。
教科書 岩本純・吉井博明『「情報」の商品化と消費』学文社、熊沢誠『能力主義と企業社会』岩波新書、島田晴雄『日本の雇用』ちくま新書など
参考書
メッセージ 責任感、積極性のある学生を求める。「産業社会学」の履修者が望ましい。
カテゴリー: 2010

CALL104(IU3)

年度 2010
科目名 CALL104(IU3)
教員名 高橋 絹子
授業概要 CALL(Computer Assisted Language Learning = コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リ-ディング・ライティングを中心として総合的な英語力向上のための演習を行う。102を発展させ、多くの英語を読み、読むスピードの向上を目指す。複数パラグラフでのパラグラフ・ライティングができるようにする。
授業計画 第1回 オリエンテーション、学習方法ガイダンス
第2回~第13回 ALC Net Academy2 Unit26~50(リーディング)
第7回 中間テスト
第14回 期末テスト
サイトトランスレーション(見ながら即、声に出して訳す練習)
速読練習
レポート作成
その他、CALLシステムを利用した音読、シャドーイング練習
評価方法 毎回の出席を基本とする。最終評価は、小テストの平均点(10%)、レポートなどの提出物(20%)、中間テスト(20%)、期末テスト(30%)、出席回数(10%)、授業態度(10%)を点数化して、総合的に判断する。遅刻は20分まで。それ以上の遅刻は欠席扱い。遅刻は3回で欠席1回とみなす。
教科書
参考書
メッセージ 本講座では、前期で学習したことをふまえて学習を続けます。英語を読むスピードが上がるように、また短時間でたくさんのものが英語で書けるようになることを目標とします。そのためには授業での学習はもとより、授業以外に英語で書いたり読んだりする習慣を身につけてください。興味のあることをたくさん読んだり書いたりすると同時に、英語学習を通じて、広く世界の出来事や時事問題も学ぶことができればと思っています。学期終了時には、そのような問題に関して読んで、レポートが書けるようになることを期待しています。興味を持って学習することが一番大切ですので、みなさんの興味が広がることを望んでいます。
カテゴリー: 2010

非言語コミュニケーション論

年度 2010
科目名 非言語コミュニケーション論
教員名 佐久間 勲
授業概要 本講義は、対人関係や対人コミュニケーションにおいて非言語コミュニケーション(以下、NVC)がどのような役割を果たしているかについて概説します。特に社会心理学の観点から行われた研究を紹介しながら、その役割について理解を深めます。講義では、できるだけ多くの実験や調査などの実証的研究の結果を紹介したり、映像などを使用したりしながら、非言語コミュニケーションの役割について説明したいと考えています。
授業計画 以下の内容について1回または複数回にわたり講義をおこないます
ガイダンス
対人コミュニケーションとNVC
NVCと情動(表情、姿勢・しぐさ、パラ言語などと情動の関連)
NVCと親密性(視線、対人距離、接触と親密性の関連、親和葛藤理論など)
NVCと印象(顔、体格、化粧、衣服などが印象に及ぼす影響)
NVCと言語
NVCと会話の調整
NVCと欺瞞(欺瞞者の特徴、欺瞞検知の手がかり)
NVCと社会的影響(NVCが説得、応諾、威嚇などに及ぼす影響)
NVCの個人差(個人差と対人関係、社会的スキルなど)
まとめ
評価方法 学期末に行う客観式の筆記試験(約8割)+平常点(小レポートまたは小テスト、約2割)を加算して成績評価をします。原則として、加算した得点が9割以上をAA、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をCとします。
教科書
参考書
メッセージ ●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講希望者は1回目の講義に必ず出席して下さい。●講義計画は学生の理解度に応じて変更する可能性があります。●基本的にテキストをベースに講義を進めます(テキストの内容をそのままは話すわけではありません)。テキストは必ず用意してください。●講義の連絡や課題の提出などにe-learningを使用します
カテゴリー: 2010

インターネット調査演習

年度 2010
科目名 インターネット調査演習
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 近年利用が拡大しつつあるインターネット上でのウェブやメールを利用した社会調査を実施することにより、インターネット調査の方法論を修得するとともに、伝統的な社会調査と比較した調査の特性と適用限界、成功と失敗の要因、実施に際しての課題を学ぶ。まず履修生は調査テーマを持ち、問題意識・仮説を深化させ、調査票を作成する。また調査用のウエブサイトを作成し、電子メールやCGIを利用したインターネット調査を行う。また非インターネットの調査も行い、双方の結果を相互比較する。この比較と、他のインターネット調査の課題・問題点等の知見を集め、インターネット調査の方法論の特性と適用限界を検証する。 なおこの授業では一定の社会調査の知識・素養が必要である。不足する場合にはそれに応じた対応となる。調査はグループで実施することとなる。
授業計画 ガイダンス:授業全体像、文献研究、テーマ/仮説案討論
文献研究1と補足説明
文献研究2と補足説明
テーマ/仮説案討論
テーマ/仮説案討論
テーマ/仮説案、設問案(部品)討論
設問案討論
調査コンセプト討論・調査票1次案討論、調査計画作成、調査環境整備
調査票2次案討論(プリテスト報告後の最終案)、調査環境整備
状況報告・問題点討論:調査実施(紙)、エディティング・入力の実施
Web調査:実施法検討と予定の確認
Web調査:調査システムの完成
集計結果討論
集計結果討論
集計結果討論とレポート課題
評価方法 調査の実施に係わる活動が全部評価対象となります。基本は以下です。作業貢献度(約35%)、担当発表点(約15%)、提出物成果(約50%)を基準とします。評価は共同作業の貢献度と授業内容の目標水準の理解と再現の到達度で決まる。貢献度と、理解と再現の到達度をそれぞれ5段階で評価する。合計が特に高いものをAA、高いものをA、やや低いものをB、低いものをC、かなり低いものをDとする。
教科書
参考書
メッセージ 学部相当の社会調査の知識・素養を前提としているので、その辺が不足する人は、前期に情報学部・広報学科の授業科目「社会調査I」と「調査集計法I」を聴講して欲しい。 普段はわれわれには見えない生活や消費の姿を、調査は見せてくれる。その様な発見は快感と興奮を引き起こすものである。作業はそれなりに大変だが、調査の限界・実施のノウハウとともに、データに基づく自信・確信と快感の片鱗を経験して貰えれば、受講は成功である。
カテゴリー: 2010