非言語コミュニケーション論

年度 2010
科目名 非言語コミュニケーション論
教員名 佐久間 勲
授業概要 本講義は、対人関係や対人コミュニケーションにおいて非言語コミュニケーション(以下、NVC)がどのような役割を果たしているかについて概説します。特に社会心理学の観点から行われた研究を紹介しながら、その役割について理解を深めます。講義では、できるだけ多くの実験や調査などの実証的研究の結果を紹介したり、映像などを使用したりしながら、非言語コミュニケーションの役割について説明したいと考えています。
授業計画 以下の内容について1回または複数回にわたり講義をおこないます
ガイダンス
対人コミュニケーションとNVC
NVCと情動(表情、姿勢・しぐさ、パラ言語などと情動の関連)
NVCと親密性(視線、対人距離、接触と親密性の関連、親和葛藤理論など)
NVCと印象(顔、体格、化粧、衣服などが印象に及ぼす影響)
NVCと言語
NVCと会話の調整
NVCと欺瞞(欺瞞者の特徴、欺瞞検知の手がかり)
NVCと社会的影響(NVCが説得、応諾、威嚇などに及ぼす影響)
NVCの個人差(個人差と対人関係、社会的スキルなど)
まとめ
評価方法 学期末に行う客観式の筆記試験(約8割)+平常点(小レポートまたは小テスト、約2割)を加算して成績評価をします。原則として、加算した得点が9割以上をAA、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をCとします。
教科書
参考書
メッセージ ●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講希望者は1回目の講義に必ず出席して下さい。●講義計画は学生の理解度に応じて変更する可能性があります。●基本的にテキストをベースに講義を進めます(テキストの内容をそのままは話すわけではありません)。テキストは必ず用意してください。●講義の連絡や課題の提出などにe-learningを使用します