プロジェクトマネジメント

年度 2010
科目名 プロジェクトマネジメント
教員名 那須 一貴
授業概要 プロジェクトとは、特定の重要課題を解決するために、期限を決めて様々な専門性を持つ人々が集まって行なわれる特殊な活動である。したがってプロジェクトでは、企業のマネジメントとは全く異なるマネジメント手法が必要になる。多くの企業で、複合的な経営課題に対処するためにプロジェクト形式による課題への取組みが行われている。したがって、プロジェクト・マネジメントの知識は社会人としての基本的な知識の1つとも言えよう。本講義では、プロジェクト・マネジメントと企業のマネジメントの違いを理解するとともに、プロジェクト・マネジャーとしての基礎的能力を育成することを目的とする。
授業計画 「プロジェクトとは何か」を理解した後、プロジェクト管理の具体的な手法、プロジェクトの評価手法とともにプロジェクト・マネジャーの仕事と求められる基礎的能力を学習する。さらに、国際的なプロジェクトにおけるマネジメントについても具体的な事例に基づき説明する。
プロジェクトとは何か
既存組織とプロジェクト組織の違い
プロジェクト・マネジメント手法
テーマの設定、メンバーの選定、計画立案、プロジェクト評価、予算管理
計画管理、プロジェクトの具体例
プロジェクト・マネジャーの仕事
リーダーシップ、コミュニケーション、課題の発見と解決
外国でのプロジェクト事例
具体的事例に基づくケーススタディ
評価方法 出席状況 30% 期末のレポート70%で評価する。
教科書
参考書
メッセージ プロジェクト・マネジメントは、特別なことではありません。例えば、ゼミ合宿、学園祭への参加なども「プロジェクト」の一種です。本講義で学んだ知識を日常の生活の中で活用することにより、学習したことが身につき、実社会で活用することができる「ノウハウ」になります。講義では具体的な事例を示します。「使える知識」を学習しましょう。
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アルゴリズムとデータ構造(S)

年度 2010
科目名 アルゴリズムとデータ構造(S)
教員名 関 哲朗
授業概要 ソフトウエアには良いソフトウエアと悪いソフトウエアがあります.現在では,コンピュータ・ハードウエアの性能が向上し,高速なCPU,大容量の記憶装置が出現し,良いソフトウエアの条件は以前とはずいぶん変わってきました.一方で,プログラムを美しく書くためのアルゴリズムの必要性は,以前から全く変わっていません.本講義では,コンピュータの基本的な演算の考え方から,プログラミングの基礎となる計算手順やデータの扱いについて学習を進めていきます.この授業は学習の一部にHIPLUSによるe-lerningを使用します.各回のe-lerninngによる関連学習は,それぞれの対面学習開始以前に完了していなければなりません.e-lerningによる学習分は対面授業(通常の教室における講義)を休講にすることで振り替えます.振替休講については,授業中及びHIPLUSのお知らせ機能(メール同時発信)で予め周知します.対面授業とe-lerningを合わせた総学習(授業)時間は15回×90分で,対面授業のみの場合と同じです.
授業計画 ガイダンス(対面のみ)
この講義の計画と概要をお話しします.
※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れたり,変更になることがあ ります.
構造化定理と構造化プログラミング(対面のみ)
この講義はプログラミングの授業ではありません.一方で,アルゴリズムを何らかの方法で実現し,その動作を確認することは大切なことです.本講義では,「順次」,「反復」,「分岐」といった,基本的な仕組みによってアルゴリズムをシンプルに表現することの基本として構造化の概念を学び,その実現手段としてExcel VBAの必要最小限の機能を学びます.
構造化とアルゴリズム記述の練習 その1(対面のみ)
Excel VBAを用いて基本的なアルゴリズムを記述する練習をします.
練習のために「数当てゲーム」を作ってみましょう.
構造化とアルゴリズム記述の練習 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
構造化を意識しながら,数当てゲームのアルゴリズムを完成させましょう.
n進数の考え方 その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
10進数以外のn進数の考え方と,相互の変換の仕方を学びます.あわせて,2進数がコンピュータで採用されている意味を考えましょう.
n進数の考え方 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
n進数を10進数に変換するアルゴリズムを完成させましょう.
数式の表現方法とスタック その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
電卓やコンピュータで用いられる数式の表現方法である逆ポーランド記法を学びます.また,あわせてスタックの考え方について概説します.
数式の表現方法とスタック その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
逆ポーランド記法で記述された式を計算するアルゴリズムを完成させましょう.
並べ替えの方法(ソート) その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
バブルソートなどの基本的な並べ替えの方法を学びます.
並べ替えの方法(ソート) その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
簡単な並べ替えのアルゴリズムを完成させましょう.
再帰の考え方 その1(関連学習e-lerning30分+対面90分)
関数を導入し再帰の考え方を学びます.
再帰の考え方 その2(関連学習e-lerning30分+対面90分)
再帰構造を用いた簡単なアルゴリズムを完成させましょう.
評価方法 出席点については以下のように計算し,総得点33ポイントの2/3以上を取得することが評価(AA,A, B,C,D)の要件です.これを満たさない者の成績は評価される資格のないFとなります. 1)毎回の授業で授業開始時の簡単なテストと終了時の課題提出を行い,合格の場合はそれぞれ1ポイント,2)e-lerningについては,各単元の確認テストに合格(70%以上の正当)することで1ポイントを与えます.評価の要件を満たした者については,出席ポイント,各回対面授業でのテストやe-lerningの単元テスト,演習の回答状況を考慮して成績を付与します.状況に応じて,最終課題を課し,成績の評価に含めることがあります.
教科書
参考書
メッセージ 本講義の内容はとてもオーソドックスなものです.ソフトウエアを勉強したと言う人であれば,誰でもが取り組んだことのある内容ではないかと思います.プログラミングやデータベースなど,計算やデータ操作に関連のある科目を履修していたほうが,具体的なイメージがわきやすいのではないかと思いますが,事前知識が無くても大丈夫ではないかと思います.
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スポーツ健康実習B (火3)

年度 2010
科目名 スポーツ健康実習B (火3)
教員名 薗部 正人
授業概要 授業の到達目標1.知識・理解の観点:サッカーに関する実践方法やルール、スキルを説明し、実践する。2.思考・判断の観点:サッカーの動作の特徴を理解し、プレー中の空間認識能力や集団的位置認識能力を身をもって判断する。3.関心・意欲の観点:サッカーに関心を持ち、技術・戦術・実践の修得に意欲的に取り組むことによりパフォーマンスの向上、チームの勝利に寄与する。4.態度の観点:挨拶、教員に対する常識ある言葉使いや態度、他の学生との協調(コミュニケーション)を主眼とし、積極的な授業参加を求める。5.技術・表現の観点:サッカーに関して有効に身体が使用できること。ゲーム中、自らの技術を発揮し、チームを勝利に導くこと。授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。
授業計画 この授業は、サッカーのゲームを中心に行う。ゲームのルール説明、基礎練習は、授業時間前半を使って行います。長時間、ゲームができるよう準備・片付け・チーム決め等は、積極的に協力すること。
オリエンテーション(担当教員紹介、授業に出席する際の注意、体ならし等、
初回授業より実技を行います。運動に適した服装・トレーニングシューズ等を用意すること。)
基礎体力トレーニングとボール慣れ(ボールインパクト&トラップ、リフティング等)
個人技能の習得(キック、パス、ドリブル、シュート、フェイント等)
集団技能の習得(ディフェンス、オフェンスのシステム、ハーフコートゲーム、鳥かごゲーム、空間の認識)
ルールおよび審判法の習得 (ミニゲームの中で説明)
サッカーのルールおよび審判法についてのレポート提出
実践ゲーム (チーム分け時には、指示に従い、素早くゲームができるよう協力してください)
まとめ (本授業で体験した事柄について)および出席状況確認
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 1.知識・理解の観点(20%):ゲーム進行方法およびルールの理解度をレポートにて評価 2.思考・判断の観点(0%):評価に加えず。3.関心・意欲の観点(50%):授業への参加度、ゲーム中の審判法の理解度と実践度。4.態度の観点(20%):授業への参加態度、教員に対する態度、他の学生への配慮度。 5.技術・表現の観点(10%):実技試験、授業内でのゲーム(勝敗等)。なお、欠席・遅刻は以下のように「関心・意欲」「態度」から減点する。欠席:-5、-10、-20、不可、遅刻:-3、-6、-12、-24、不可
教科書
参考書
メッセージ 学生による授業評価の主な結果(最近3年間、5段階評価)は、次の通りである。授業満足度:4.5、授業の楽しさ:4.6、受講生との交流:4.3、授業の意義:4.5、となった。サッカーという人気の高いスポーツ種目を取り入れているため満足度が高くなっていると考えられる。この授業は、受講する学生自身が高い参加意欲を持って望めば、更なる運動量の確保とより高い満足度が得られる。
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電子コミュニケーション論

年度 2010
科目名 電子コミュニケーション論
教員名 佐久間 勲
授業概要 インターネット、携帯電話、ゲームなどの新しい情報メディアを取り上げ、それらのメディアの利用、利用についての意識、ならびに利用することが人々や社会に及ぼす影響について、心理学ならびに社会心理学の研究知見に基づいて解説をします。
授業計画 ガイダンス
インターネット中毒
インターネット・パラドックス
インターネットと匿名性
インターネットと自己表現
インターネットにおけるコミュニケーションの特徴
フレーミング
デジタルデバイド
インターネットと情報伝播
インターネットと世論
携帯電話のコミュニケーションの特徴
携帯電話と人間関係
テレビゲームが及ぼす影響(1)
テレビゲームが及ぼす影響(2)
まとめ
評価方法 2回のレポートをもとに評価します。1回目のレポートは学期途中に、2回目のレポートは学期末に提出してもらいます。なお学期末に提出するレポートについては、授業に関連する内容について各自で問題を設定してもらい、比較的に長いものを作成してもらいます。
教科書
参考書
メッセージ ●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講希望者は1回目の講義に必ず出席して下さい。1回目の講義に出席しない学生は原則として受講を認めません。特別な事情があって1回目の講義に欠席した学生は必ず2回目の講義の前までに担当教員にメールで連絡して下さい。●本講義は社会心理学概論の知識を前提として授業を進めていきます。本講義の受講条件ではありませんが、社会心理学概論の単位を取得している対象にした講義と考えてください。単位を取得していない人は受講を勧めませんのでご注意ください。
カテゴリー: 2010

異文化コミュニケーション論

年度 2010
科目名 異文化コミュニケーション論
教員名 山脇 千賀子
授業概要 われわれが生活する現代社会においては、さまざまな異なる文化に向かい合わざるをえない状況が出現しています。多くの大衆がこうした事態に巻き込まれることは、歴史的にも例がないことです。それだけに、文化が異なる個人または集団・組織間におけるコミュニケーション上の諸問題に関する研究もはじまったばかりといえるかもしれません。本授業においては、コミュニケーションの前提となる文化―言語を含む記号とその解釈、認知体系、行為体系、社会的文脈など-について、理論的に分析して理解してもらうことを目標としています。同時に、頭の中だけの「理解」にとどまらず、自分自身の「文化」を相対化する「実体験」的エクササイズを活用する予定です。私たちが英語圏として通常思い浮かべる米国や豪州などでも様々な文化的バックグラウンドをもった人々によって成立している社会であることは言うまでもありませんが、こうした多文化環境は英語圏に限らず世界のあらゆるところに存在するのが現代社会です。こうした多文化環境におけるコミュニケーションのあり方について、学生と一緒に考える授業にしたいと思います。また、本授業のテキストについては、知識を吸収するための教科書としてではなく、テキストに表現されている「文化」や「コミュニケーション」概念を批評的に理解する「素材」として扱う予定です。
授業計画 異文化コミュニケーション論で何を学ぶか
コミュニケーション・スタイル分析(1)常識とは
コミュニケーション・スタイル分析(2)文化とは
言語とコミュニケーション(1)コンテキスト
言語とコミュニケーション(2)自己開示
言語とコミュニケーション(3)コンフリクト管理
D.I.E.メソッドの活用
アサーティブ・コミュニケーションとは
非言語コミュニケーション(1)表情&身体
非言語コミュニケーション(2)時間&空間
カルチャーショックとは
文化とアイデンティティと価値観
異文化接触とは何か
観光という異文化コミュニケーション
テーマパークに人は何を求めるのか
食文化にみる異文化コミュニケーション
音楽にみる異文化コミュニケーション
コミュニケーション・スタイルの世代差
障害者からみるコミュニケーション
宗教・自然とコミュニケーション
ジェンダーとコミュニケーション
異なる価値観をもつ人とのコミュニケーション
多文化主義の地平:総合的エクササイズ
総まとめ:コミュニケーションという可能性
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回授業で提出してもらうB6版コメント・カード(50%)、期末レポート(30%)、授業への参加度・貢献度(20%)として、総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は短期留学に参加する皆さんが、より有意義な異文化コミュニケーションができるよう支援することを目的のひとつにしています。短期留学に参加しなくても、将来的に留学することを考えている学生の受講を歓迎します。ただし、この授業は特に学生のみなさんの活発な参加がなければ成り立ちません。本当に授業に出て学びたい、知的刺激にふれたいという意欲のある学生との相互作用のなかでつくっていく授業にしたいと思います。
カテゴリー: 2010

社会科・公民科教育法 I

年度 2010
科目名 社会科・公民科教育法 I
教員名 奥田 孝晴
授業概要 新制中学校の誕生(1947年)と同時期に中学校社会科は発足した。その展開は戦後社会の発展と軌を一にしており、教育実践はすでに半世紀以上を経たこととなる。中学社会科の基本的目標は科学性・総合性を基礎とした平和的国家を希求する公民の育成にあり、その要請に応えるものとして時代に対応して内容を変えてきた。一方、高等学校にあっては社会科の再編が近年進み、「地歴科」・「公民科」への分岐を経験するに至った。本講座では戦後「社会科」の位置づけが社会の変化に応じてどのように変容を遂げてきたかを概括したうえで、現在の中学校社会科(特に「公民分野」)・高等学校公民科カリキュラム内容や構造の分析と、中学・高校における授業実践例、教科教育法の幾つかをケーススタディーとして取り上げ、考察したい。また、対象が国際学部学生であることをふまえ、社会科・公民科教育の国際的比較や、発展途上諸国における、いわゆる「開発教育」の実践例にも言及する予定である。
授業計画 戦後日本の中等社会・公民教育の変遷(1947年~高度成長期まで)
戦後日本の中等社会・公民教育の変遷(1970年代以降~)
中学校社会科「公民分野」カリキュラムの内容と構造
高等学校公民科カリキュラムの内容と構造
教科教育法/授業実践例研究(1)-いわゆる「正統型」の知識伝達指向教育をめぐって
教科教育法/授業実践例研究(1)-いわゆる「正統型」の知識伝達指向教育をめぐって
教科教育法/授業実践例研究(2)-「体験知」を重視する社会科の授業をめぐって
教科教育法/授業実践例研究(2)-「体験知」を重視する社会科の授業をめぐって
教科教育法/授業実践例研究(3)-「参加と情報の創造型」としてのwebbing topic teaching
教科教育法/授業実践例研究(3)-「参加と情報の創造型」としてのwebbing topic teaching
社会科・公民科教育の国際比較研究(1)(欧米)
社会科・公民科教育の国際比較研究(2)(東アジア)
「開発教育」をめぐって(1)-発展途上諸国の社会環境と教育
「開発教育」をめぐって(2)-informal educationとenpowerment を考える
まとめと総括
評価方法 出席、課題発表、期末レポートなどを総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ この講座は中学校や高等学校の教員を真摯に目指す学生諸君のためのものであり、中学「社会」・高校「公民」教員免許を取得するためには“避けては通れない”多くの出会いの機会でもあります。「education」という言葉は、もともと「個々に秘められている能力・個性を引き出すこと」を意味しており、あくまでも個人の主体性を重んじることが教育の原点です。温かく、心優しく、そして冷静な判断力を兼ね備えた教員に育って欲しいとの願いを込めて、また、国際学部学生にふさわしい複眼的思考と、社会的弱者の「痛み」が分かる温かい感性、そして逞しい行動力のある教員に育ってほしいとの期待を込めて、この講座を開きたいと思います。
カテゴリー: 2010

通訳入門

年度 2010
科目名 通訳入門
教員名 高橋 絹子
授業概要 日本でも国際会議の機会が増え、英語で会議を運営できる人材、プロの会議通訳者の育成は日本の国際化のために重要な課題です。地域社会においても、国際交流、海外からの教員の受け入れの増大、個人的な仕事や留学などのつながりで、世界中から訪問者を迎える時代になりました。その際、英語が共通の言語としてコミュニケーションをはかるための役割を担うことが多いと言われます。現実に、日本語を話さない訪問者たちの多くは、英語を通して色々な情報を得て日本で生活をすることができます。例えば、2002年のワールドカップの選手たちのアテンドや案内などのボランティア通訳もほとんどが英語によるものでした。この授業では、日本語と英語のプロの通訳者を目指したい人から、自分の英語力を高めたい人まで、通訳訓練をうけながら、英語を使って仕事をする体験学習をしていきたいと思います。主としてシャドウイング訓練をしながら、基礎的な通訳の仕方を学びます。耳から入ってくる情報を瞬時に置き換えることができるようになると、あとは自分の英語力を磨くことにより、仕事の可能性は無限大に広がります。学期のおわりには、少なくともボランティア通訳検定試験AまたはB級(1996年より実施)に合格することが目標です。
(この授業は、CASEC550点以上の英語力がある学生を対象とします。)
授業計画 1.「通訳すること」と「翻訳すること」の違い(第1回)
2.逐次通訳と同時通訳(第2~4回)
3.通訳という職業の可能性:ボランティア通訳から会議通訳まで(第5~6回)
4.スピーキング力を高めるためのシャドウイング学習法(第7~11回)
5.通訳者の体験から現場を知る(第12回)
6.日常生活に関するボランティア通訳訓練(第13~16回)
7.ボランティア通訳検定A級、B級の試験対策(第16~19回)
8.国際問題を題材とした通訳訓練(第20~22回)
9.CALLシステムを使っての同時通訳体験(第23~25回)
10.国際会議と英語の役割(第26回)
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 授業出席と毎回の課題 50%
学期末の通訳テストおよびプロジェクト 50%
教科書
参考書
メッセージ 本講座では、「通訳]をするというのがどういうことなのかを理解するとともに、簡単な通訳ができるようにします。また通訳者になるための通訳訓練を活用し英語のコミュニケーション力の強化を図ります。加えて、通訳訓練は、大勢の前で話す訓練や、他者の話にじっくり耳を傾けて聞くよい訓練にもなります。通訳訓練を通じて、世界情勢や時事問題に対する関心を深めるとともに、母語である日本語でのコミニュケーションの重要性に関しても、改めて考える機会として欲しいと思います。授業への出席はもちろんのこと、積極的な授業への参加も期待します。
カテゴリー: 2010

スポーツ健康実習B (火4)

年度 2010
科目名 スポーツ健康実習B (火4)
教員名 薗部 正人
授業概要 授業の到達目標1.知識・理解の観点:卓球に関する実践方法やルール、スキルを説明し、実践する。2.思考・判断の観点:卓球の動作の特徴を理解し、ゲーム中の空間認識能力や集団的位置認識能力を身をもって判断する。3.関心・意欲の観点:卓球に関心を持ち、技術・戦術・実践の修得に意欲的に取り組むことによりパフォーマンスの向上、ゲームの勝利に寄与する。4.態度の観点:挨拶、教員に対する常識ある言葉使いや態度、他の学生との協調(コミュニケーション)を主眼とし、積極的な授業参加を求める。5.技術・表現の観点:卓球に関して有効に身体が使用できること。ゲーム中、自らの技術を発揮し、ゲームを勝利に導くこと。授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。
授業計画 この授業では、ゲームを中心に行います。ゲームを実際に行うまでのルール説明、基礎練習は、授業時間の前半を使って行います。少しでも長い時間、ゲームができるよう準備・片付け等、協力してください。
オリエンテーション:授業を受けるにあたっての注意点の説明、体慣らし等を行う(初回授業より実技を行います。運動に適した服装および室内シューズを用意すること。)
基礎練習 (ボールになれる。ラケットの種類・使い方の説明 等)
基礎練習 (ストローク、フットワーク等に関する説明および実践)
卓球のルールおよび審判法の習得 (ミニゲームの中で説明)
ストローク、サービス、レシーブの練習、スマッシュの練習
反面ゲーム、ミニゲーム(今まで習得した技術の確認)
シングルス・ゲーム(ラリーを意識したゲーム)
ダブルス・ゲーム(パートナーとの連携を意識したゲーム)
団体戦ゲーム(1チーム5~6人で団体戦をします)
まとめ (本授業で体験した事柄について)
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。(変更の可能性あり)
評価方法 1.知識・理解の観点(20%):ゲーム進行方法およびルールの理解度をレポートにて評価 2.思考・判断の観点(0%):評価に加えず。3.関心・意欲の観点(50%):授業への参加度、ゲーム中の審判法の理解度と実践度。4.態度の観点(20%):授業への参加態度、教員に対する態度、他の学生への配慮度。 5.技術・表現の観点(10%):実技試験、授業内でのゲーム(勝敗等)。なお、欠席・遅刻は以下のように「関心・意欲」「態度」から減点する。欠席:-5、-10、-20、不可、遅刻:-3、-6、-12、-24、不可
教科書
参考書
メッセージ 学生による授業評価の主な結果(最近3年間、5段階評価)は、次の通りである。授業満足度:4.4、授業の楽しさ:4.2、受講生との交流:4.2、授業の意義:4.3、となった。卓球という親しみやすいスポーツ種目を取り入れているため満足度が高くなっていると考えられる。この授業は、受講する学生自身が高い参加意欲を持って望めば、更なる運動量の確保とより高い満足度が得られる。
カテゴリー: 2010

英語表現B

年度 2010
科目名 英語表現B
教員名 関口 幸代
授業概要 このクラスは、『英語表現A』に引き続き、「英語で書く」「英語で発表する」ということを実践的に練習していくクラスです。グループでトピックを選び、調査を行い、調査の結果を英文でまとめ、webpage等の媒体で発表します。トピックはみなさんの関心のあること、英語で語ってみたいことならなんでも構いません。対象となるオーディエンスは英語圏の学生です。完成したwebsiteを見てもらい、フィードバックをもらいます。『英語表現A』では情報を集めることが中心でしたが、このクラスでは、アカデミック・リサーチの方法を学び、『リサーチ』を実践します。
この活動を通してみなさんは、オーディエンスを意識し、英語で情報を発信・共有します。自分の考えをわかりやすく提示する英文パラグラフの書き方を習得することも目指します。クラスはコンピュタ教室で行ないます。クラス内では、コンテンツを英語でまとめ、様々なメディアを使用し、英語の基礎力アップをはかります。
また、クラス内では調査したことを英語で発信する練習をしながら、コミュニケーション能力習得を目指します。クラス内外でリサーチテーマに合わせ資料を収集し、自分たちの意見をまとめます。最終週にはプレゼンテーションを行ないます。動画、写真、音声 などマルチメディアを使用し、実社会で必要なプレゼンテーショ ンスキルを養うことを目指します。
注1)website以外の媒体で発表も可。相談してください。
注2)webpageを作ったことがない人でも大丈夫。クラス内で練習しますし、簡単なソフトを使用しますからすぐできるようになります。
授業計画 14週の授業計画は下記のスケジュールで行ないます。最初の授業で授業概要、到達目標、成績評価方法、コースツール、コンピュタの活用について説明します。
Week 1-2 グループの形成・トピックの決定 リサーチプラン作成
Week 3-5 リサーチ・英文コンテンツ作成開始 調査研究方法概要
Week 6 中間発表のための準備 プレゼンテーションの練習
Week 7 中間発表
Week 8 -10 リサーチ・英文コンテンツ作成 最終発表のための準備
Week 11-12英文コンテンツ校正 websiteの完成
Week 13-14 最終発表
評価方法 授業への参加・貢献(出席、クラス・グループ活動への参加・貢献度)、毎週の課題 中間・最終発表 Websiteコンテンツ
教科書
参考書
メッセージ 「英語で書く」「英語で発表する」ことに苦手意識を持っている人も多いと思いますが、このwebpage作成活動を通して、様々なメディアを利用して、自分の発信したいことを英語にしてみる練習を始めてみましょう。
カテゴリー: 2010

専門ゼミナール I

年度 2010
科目名 専門ゼミナール I
教員名 那須 一貴
授業概要 このゼミナールでは、経営学に関する基礎知識を学ぶとともに、その知識を活用して経営課題を発見・解決し、新規事業や新規サービスを企画・開発できる能力を育成することを目的とする。学生自身が興味を持つ企業や産業を選択し、その企業や産業の研究を通じて経営学を学び、現実の企業経営に関する理解を深め、卒業論文のテーマを見つけていく。専門ゼミナールIでは、企業研究・産業研究を行なうための基礎的能力の育成を目的とし、受講生による発表や討論を中心に展開していく。また専門ゼミナールIでは、学生自身が興味を持つ企業や業界について、各々の視点で事前調査を行い発表することとする。この事前調査は既存情報や文献調査を中心とする。この調査結果を元に、専門ゼミナールIIのフィールド調査へつなげていくこととする。また、本ゼミでは受講生各自のプレゼンテーション能力の向上に向けた指導も実施していく。
授業計画 ガイダンス
専門ゼミナールIの進め方、目的について
企業経営について考える
・ 組織と人材のマネジメント
・ 製造・物流のマネジメント
・ 財務マネジメント
・ 経営戦略の考え方
企業・業界研究
学生自身が興味を持つ特定の企業や業界について、事前調査を行ない発表 する。
プレゼンテーション技術の習得
評価方法 発表、討論への積極的な参加、事前調査結果の発表内容を総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ このゼミでは、観光産業以外の様々な企業や産業を研究対象とします。また単に経営学に関する知識を覚えるだけではなく、その知識を使って課題を見出し、解決する能力を身につけていきます。受講生の皆様へは、積極的な議論・発表への参加をお願いいたします。また、ゼミ合宿等については受講生の方々と相談の上、決定させていただきます。
カテゴリー: 2010