社会調査Ⅱ

年度 2004
科目名 社会調査Ⅱ
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 この授業は社会調査の演習で、実際に調査を行い、報告を作成します。受講には社会調査Ⅰの履修が不可欠です。 パソコンを利用することにより、社会調査を個人レベルで実施することが出来るようになったが、社会調査の理論の学習だけでは、まだその能力は不足する。そこで社会調査Ⅰの学習を踏まえて、実際に調査を実施・体験して、調査実施の方法とノウハウを修得する。なお調査結果の集計にはパソコンソフトのSPSSを利用する。この利用法を修得するのが「調査集計法Ⅰ」である。「社会調査Ⅰ」、「調査集計法Ⅰ」、「社会調査Ⅱ」の演習の3科目で、一定水準の調査に必要な能力を修得できる組み立てとなっている。 授業ではグループを作り、グループ毎にテーマを決めて、具体的な調査項目を決め、それを把握するための設問を作成し、調査票にまとめる。次に実査を行い、回収した調査票のデータをコンピュータに入力して、集計・分析を行う。その結果をグループ毎の報告会で報告し、さらに個人レポートで報告する。創意工夫に努力した学生諸君は、データが語りかけてくる色々な事実に、心を躍らせることであろう。そうなれば受講は成功である。
授業計画 適当な人数のグループに分かれ、各グループごとに、次の順序で作業を進めていく。
授業ガイダンス
グループと調査テーマの決定
調査テーマ/仮説の検討
調査項目、質問文と回答選択肢の作成
調査票の作成
調査の実施、回答の回収
調査票の点検とデータ入力
調査結果の分析
報告会
評価方法 筆記試験は行わない。1.授業や作業への取組状況(含む出欠)、2.報告会発表、3.個人レポートにより評価する。
教科書
参考書
メッセージ 1.グループ作業で進め、かつ積み上げ式の能力修得であるので、出席は特に重要である。グループ活動に前向きに取り組んで欲しい。2.授業時間以外の取組が必要となることを前提に受講すること。
カテゴリー: 2004

有機化学概論

年度 2004
科目名 有機化学概論
教員名 秋山 武夫
授業概要 授業の目的:本講では、有機化合物の構造、分子の中の電子の動きから始まり有機反応の基本である脂肪族求核置換反応、付加反応と脱離反応を学んだのち、アルコール類、ケトンなどのカルボニル化合物およびカルボン酸類の反応、アミンの反応、芳香族化合物の反応について学ぶ。
到達目標:まず、有機化合物の基礎である分子の形の表示、立体異性体を理解させることを目標にする。次に分子の中の電子分布の偏りが化合物の反応性を決めることを理解させる。これらをふまえて、有機反応として付加反応と脱離反応を学ぶ。有機反応に慣れたところで代表的な有機化合物であるアルコール、カルボニル化合物およびカルボン酸類、アミン、芳香族化合物についてそれらの反応性について理解させる。講義の中では生物化学で今後学ぶ分子の話にも少し触れる予定。
授業計画 有機化合物分子の形の表し方(3回)
1-1 表示法、アルカンの命名法と構造異性体
1-2 分子の立体構造と立体異性体
1-3 光学異性体の立体配置、ジアステレオマー、ラセミ体の光学分割
有機分子中の電子の偏り(2回)
2-1 分子の極性、官能基の極性、I効果とM効果
2-2 有機化合物の酸性とアルカリ性、分子の極性と相互作用
有機反応の基本(4回)
3-1 有機反応の基本
3-2 脂肪族求核置換反応
3-3 付加反応と脱離反応
有機化合物の反応(5回)
4-1 アルコール類の反応
4-2 カルボニル化合物およびカルボン酸類の反応
4-3 アミンの反応
4-4 芳香族化合物の反応
以上講義は14週で第15週目に学期末試験を行う
評価方法 レポート(40%)(14回目に提出)学期末試験(60%)
教科書
参考書
メッセージ 履修前の準備:高校化学
カテゴリー: 2004

調査集計法Ⅰ

年度 2004
科目名 調査集計法Ⅰ
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 この授業は、社会調査のデータ集計法の学習である。広報学科では「社会調査Ⅰ」で理論を学び、「社会調査Ⅱ」で理論の実施(演習)を学ぶが、その前段階で調査データの集計法を学び、その後に「社会調査Ⅱ」に行くようになっている。集計にはコンピュータ利用は不可欠で、そのためにこの科目の内容は、集計に便利なソフトウエアの使い方を学ぶことでもある。ソフトウエアとしては世界中で最も広範に利用され、評価を得ているSPSSを使う。統計処理ソフトを利用出来れば、いくらデータが膨大でも、集計分析はいとも簡単に出来る。ここでは熱力学の理論を知らなくても自動車の運転が出来るように、集計の数学理論を知らなくても、目的とする様々な数値を簡単に出せるようにすることを意図している。
これに加えて、統計的解釈と議論の限界の見方を学ぶ。統計学の学習が先にあるのではなく、調査データの集計と解釈が先にあり、それに必要な範囲で若干統計を並行的に学習する。
この科目だけで、通常の調査データの集計と解釈に必要な方法を修得する。履修した諸君は、データの集計がもたらす自分の能力の拡張に自信を深め、さまざまなデータの集計を試みることであろう。
教室は電算教室を使う。実際に集計しながら授業を進めるので、授業外での課題の実施が必要になる。なお5セメスターの履修科目の「調査集計法Ⅱ」は「調査集計法Ⅰ」を必須の前提としている。
授業計画 統計の学習を極力少なくして、数Ⅰまでの広報学科学生でも調査データの集計が出来るようにすることが、この授業科目設置の狙いである。
講義ガイダンス
データの作成
データの入力と編集
度数分布の集計
グラフの作成
記述統計の集計
クロス集計
多重回答の集計
グループの平均の集計
総合的演習
評価方法 期末テスト重視であるが、途中での宿題・課題の提出物も考慮する。
教科書
参考書
メッセージ 1.社会調査に関心がある人には不可欠な素養です。理論と同時に、実用的な能力として の価値が大きく、授業の成果がすぐに現れることを感じます。
2.方法の履修は積み重ね的に修得されていくので、欠席すると理解不能となり脱落します。
カテゴリー: 2004

生活と化学

年度 2004
科目名 生活と化学
教員名 秋山 武夫
授業概要 授業の目的:本講では、生活に密接な関係を持つ有機化合物について解説する。石鹸やプラスチック、ゴム、染料、炭水化物、脂肪、蛋白質などがどのような化学物質であるかについて学ぶ。さらに食物に含まれる物質についても学ぶ。
到達目標:まず、有機化合物分子をどのように表すかについて理解させることを目標にする。次に分子の中のグループがどのような性質をもつかということを理解させる。これらをふまえて、石鹸等の有機分子について構造の特徴を理解させる。
授業計画 有機化合物分子の形の表し方(4回)
1-1 表示法、アルカン、アルケン、芳香族等の命名法
1-2 ヘテロ環化合物の命名法
1-3 官能基
生活の中の有機化合物(6回)
2-1 石鹸
2-2 色と色素
2-3 ポリマー、プラスチック、ナイロン
2-4 炭化化物、脂質、蛋白質
食物(4回)
3-1 アミノ酸
3-2 デンプン
3-3 ビタミン
以上講義は14週で第15週目に学期末試験を行う
評価方法 レポート(40%)(14回目に提出)学期末試験(60%)
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2004

ゼミナール

年度 2004
科目名 ゼミナール
教員名 幡鎌 博
授業概要 このゼミでは、eビジネスに関して、ビジネス面の事例研究と技術面の学習の両面から学びます。eビジネスの裏側の仕組み(収益モデルなど)の考察や、リアルのビジネスとの関係の分析、戦略分析を通して、どのようなeビジネスが成立しえるかや、今後の見通しなどを考えてゆきます。技術面では、Web活用に関する技術や電子商取引の概要について学習します。
授業計画 事例研究
収益モデルの分析
リアルのビジネスとの関係の分析
戦略分析
eビジネス技術の学習
eビジネスに関するディベート演習
評価方法 授業への取り組み(発表や、議論への参加など)で評価します
教科書
参考書
メッセージ eビジネスの理解や立案のためには、ネット利用のアイデアやIT技術だけでなく、進出業界の事情なども理解する必要があるため、経営学の基礎的なところはしっかり勉強しておいてください。
カテゴリー: 2004

システムアドミニストレータ演習

年度 2004
科目名 システムアドミニストレータ演習
教員名 幡鎌 博
授業概要 初級システムアドミニストレータ試験(情報処理技術者試験)の出題範囲レベルのIT基礎知識を学習する。講義時間外に、学内で利用できるビデオ講座 (オンデマンド) を各自必要に応じて利用し、授業内容を補完する。
授業計画 ハードウェア・ソフトウェアの基礎
ネットワークの基礎
表計算・データベースの概要と活用方法
システムの選定と環境整備
システム運用管理(セキュリティ管理、権利問題など)
業務システムの概要と開発方法
エンドユーザコンピューティングの目的と方法
応用問題(午後問題)対策
評価方法 出席・課題・テスト(2回の予定)によって評価します。
教科書
参考書
メッセージ ほぼ毎週、課題を出す予定ですので、しっかりと取り組んで下さい。この科目の受講後、春の初級システムアドミニストレータ試験の受験を奨励します。
カテゴリー: 2004

システムアドミニストレータ演習

年度 2004
科目名 システムアドミニストレータ演習
教員名 幡鎌 博
授業概要 初級システムアドミニストレータ試験(情報処理技術者試験)の出題範囲レベルのIT基礎知識を学習する。講義時間外に、学内で利用できるビデオ講座 (オンデマンド) を各自必要に応じて利用し、授業内容を補完する。
授業計画 ハードウェア・ソフトウェアの基礎
ネットワークの基礎
表計算・データベースの概要と活用方法
システムの選定と環境整備
システム運用管理(セキュリティ管理、権利問題など)
業務システムの概要と開発方法
エンドユーザコンピューティングの目的と方法
応用問題(午後問題)対策
評価方法 出席・課題・テスト(2回の予定)によって評価します。
教科書
参考書
メッセージ ほぼ毎週、課題を出す予定ですので、しっかりと取り組んで下さい。この科目の受講後、秋の初級システムアドミニストレータ試験の受験を奨励します。
カテゴリー: 2004

国際観光文化論

年度 2004
科目名 国際観光文化論
教員名 横川 潤
授業概要 海外を観光すれば、日本の文化とその国の文化がいかに異なるかを痛感する。それは楽しい発見であり、時にはもどかしい経験ともなる。この「異文化体験」を資料やビジュアル教材により追体験し、講義、ミニレポート作成、プレゼンテーションを通じ、論理的に考えるトレーニングを行う。そのトレーニングは同時に、日本人とは何か、日本文化とは何かを考えることに他ならない。洋食、洋服、外食のように、日本の中にも海外の文化は空気のように存在しており、文化を考える教材となりうる。また各論として世界の文化の縮図といえるニューヨークを中心として、海外の観光文化を紹介し、旅行者として観光する上で、あるいは観光事業に携わる上で、または一般常識として理解すべきポイントを講義する。その際に、二、三人のグループによるプレゼンテーション(研究発表)を実施し、授業の理解を促す。プレゼンテーションの回数は、各グループ一回ずつ。
授業計画 授業ガイダンス
観光とは何か
文化とは何か
観光文化と統制要因
気候と文化
国土と文化
社会と文化
アベセデスマップ
ニューヨークの観光文化
ニューヨークの地理
ニューヨークの食文化
世界の観光文化
イタリア
フランス
中国
韓国
日本の観光文化
プレゼンテーション
評価方法 授業時に毎回ミニレポートを作成/提出(必ずA4のレポート用紙を使用のこと)。ミニレポートは全て講評し、返却する。授業最終回に全返却レポートを再回収し、平常点とする(計50点)。紛失分は欠席とする。二、三名によるプレゼンテーションを実施し、レポートにまとめる(計50点)。
教科書
参考書
メッセージ 毎回授業時の一部をミニレポート作成とそれに関連した質疑応答に当てるが、なるべく身近で書きやすいテーマを提示する。ミニレポートやプレゼンテーションなどにより、活発な双方向型の授業を目指す。
カテゴリー: 2004

病理学

年度 2004
科目名 病理学
教員名 鈴木 忠義
授業概要 ヒトは1個の細胞から始まり母の胎内で成長しやがて誕生し、さらに成長し老化しついに死に至る。その間に様々な原因で障害を受けたり、死の危険にさらされたりしている。解剖生理学ではヒトの正常な状態での構造や働きについて、栄養学ではヒトの成長の元になり活力を補い、子孫を残す生殖に食物がどのようにして消化、吸収されて役立つかを学ぶ。
病理学は体の構造の異常、細胞の異常、組織の異常がどのようにして起こり、私たちの健康を脅かす様々な状態になっているのかについて学ぶものである。はじめに正常と異常の概念とその差異について、疾病の原因とその機序について、人体の構造の発達障害についての知識を得る。ついで基礎的病変としての循環障害、代謝障害、炎症、腫瘍などを学ぶ。後半は個別臓器ごとの様々な病変を解説し、栄養士として食事を指導し献立をする時に必要な病気についての知識を深めるための予備的な、しかし総合性をもった講義をする。
授業計画 序説:正常と異常 病気とは何か 病因と病理発生 病気の経過
個体の構造:1 個体 1)細胞と組織 2)体制 3)上皮と支持組織 4)臓器の分化
2 遺伝と発生 1)ヒトの発生 2)遺伝 3)突然変異 4)遺伝性疾患 5)周産期の問題
個体の構造(つづき):3 免疫 1)免疫とはなにか 2)アレルギー 3)自己免疫疾患
4 成長、老化、死 1)成長と分化 2)人間の寿命 3)老化 4)個体の死と死後変化
人間の環境:1 寄生と感染 2 環境要因 1)物理作用 2)化学作用
奇形:1 奇形の定義 2 成因 1)発育の抑制と過剰 2)位置の異常 3 種類
循環障害:1 貧血・充血・うっ血 2 血栓症および栓塞症 3 梗塞 4 浮腫 5 副行(傍側)循環 6 ショック
代謝障害:1 壊死 2 萎縮 3 変性 4 蓄積
病的成長:1 肥大と過形成 2 組織の再生・化生 3 創傷治癒
炎症:1 炎症とはなにか 2 炎症の経過 3 炎症細胞 4 炎症の各型 5 感染と炎症
腫瘍:1 腫瘍とはなにか 2 悪性腫瘍と良性腫瘍 3 悪性腫瘍の進展と転移 4 腫瘍の種類 5 悪性腫瘍の原因と病理発生
循環器:1 高血圧 2 動脈硬化症 3 虚血性心疾患
呼吸器:1 気管支の疾患 2 肺気腫 3 肺炎 4 塵肺 5 肺結核症
消化器:1 構造と機能 2 胃かいよう 3 小腸の疾患 4 虫垂炎 5 ウイルス性肝炎 6 肝硬変 7 膵炎 8 胆嚢炎、胆石症 9 消化器のがん
泌尿器:1 腎臓の役割 2 免疫機序と腎臓障害 3 急性腎不全 4 糸球体病変 5 糖尿性腎症 6 膀胱炎 7 腫瘍
性器:1 性器の発生と構成 2 性器の病変 3 睾丸と卵巣の腫瘍 4 乳腺の病変
造血臓器:1 造血臓器の構造と機能 2 貧血 3 白血病と悪性リンパ腫 4 骨髄腫
内分泌臓器:1 内分泌系の意義 2 内分泌腺の病変
中枢神経系:1 脳の起源(構造と機能) 2 脳の循環障害 3 脳・脳膜の炎症 4 脳の変性疾患 5 脳腫瘍
運動器・皮膚
定期試験
評価方法 学期末に試験。その他出席点。授業中の問いに答えることで加減点する。
教科書
参考書
メッセージ 病理学は、自分や身近な人の身体におこった病気についてその原因、体内の変化を知ることであり、自身で観察できるものも少なくない。講義を注意深く聞いてヒトの病変についての知識を深めること。積極的に受講することを勧める。
カテゴリー: 2004

調査統計Ⅱ

年度 2004
科目名 調査統計Ⅱ
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 調査統計Ⅰを履修した学生を対象に、次の段階の調査データの分析方法の修得を目指す。分析方法は多変量解析に属する手法で、数学的取扱はやっかいだが、それらはコンピュータにやらせる。重要なのは、データ処理では何をしているのか、何が出力されるのか、という処理のイメージを理解できることである。自動車の運転に熱力学の原理が不要であることと同様な考えで、方法論学習の授業を進める。多変量解析の利用効果は、われわれには気が付きにくい、データの背後に潜む構造を抽出できることにあり、様々な事例を体験することにより、データの解釈、適用限界等を理解し、利用法を修得して貰う。 方法論の種類を沢山経験するよりも、少ない種類でも確実に適用する能力を育成する方針で授業を行う。この授業のための調査とデータ作成も行い、学生諸君が、データから読みとれる構造に感心するようになれば、授業は成功である。ソフトウエアには調査統計Ⅰで利用したSPSSを使う。SPSSは拡張性に富み、応用範囲が極めて広く、格段に操作しやすいことが理解できる。なお教室は電算教室を使い、実際に処理をしながら授業を進める。授業時間だけでは時間不足で、授業以外に課題の時間が必要となる。
授業計画 数Ⅰ中心の広報学科の学生に調査データの処理を出来るようにさせることが、この授業科目設置の狙いである。複雑な数学抜きでどの程度に目的を達成できるか、これは2回目の授業なので、まだ学生の反応で試行錯誤を積み重ねながら進めます。
講義ガイダンス
統計量の基礎
SPSSの復習
データ作成の企画と実施
相関係数
回帰分析と数量化Ⅰ類
因子分析
判別分析
評価方法 課題の集計・分析を行うレポートを課す。途中での宿題・課題の提出物も考慮する。
教科書
参考書
メッセージ 1.社会調査の集計だけでなく、さらにデータから意味を読みとりたい人向けの授業です。2.方法の履修は積み重ね的に修得されていくので、欠席すると理解不能となります。
カテゴリー: 2004